風が強い日の101m

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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急いで張る

急遽午前中に時間が出来たので、一人で河川敷の公園へGO!
時間は3時間しかないので、急いで張る。
この前のイベントの時ちゃんとプーリーセットを展開しやすいように片づけていたので、今日は楽。
といっても歩けるようになるまで40分はかかった。

向かい風で歩くと疲れる

テンションをかける前からラインの唸りが大きいので、ウィンドバンパーをつける。とりあえず、3か所。嘘のようにラインの震えが止まる。だけどそれでは足りずにあとで5本にした。

テンションをかけはじめて歩くけど、7割の所で落下。落下不安がよぎるほど難しくはないけど気が抜けていつの間にか落ちる感じ。向かい風だと歩くのに時間がかかり、知らず知らずに体力と集中力が下がっているんだろう。

時折吹く突風が前の森を揺らして落ち葉を舞い上げる。そしてそれがどんどん自分の方に近づいてくる。ラインと体が容赦なく揺らされるのでグッと我慢して耐える。突風が来ない時も常に風に対応させながらラインに立ち続けて歩く。ふと気が抜けると落ちてしまう。

逆側から歩くと追い風なので楽ちん。
あー楽しい。
時間がもったいないので休みなしにひたすら乗り続ける。
およそ1時間半がっつり。
名残惜しかったけど、明らかに不用意落下が連続する状態になったので撤収開始。怪我したら嫌だし。

道具


ブレーキ周りはこんな感じ。
メイン6倍のサブ5倍。アッセンダーひとつ。メインはロープのねじれが気にならないように、右から左ではなくツイストさせる方法です。

CMCのMPDは便利!

さすがマルチパーパスデバイス。ロックエキゾチカが作ってます。ブレーキとして使うわけですが、引くときはプーリーに早変わりするのが凄いんです。
余計な摩擦もないおかげで一人でも比較的短時間でクタクタにならずに張れます。

そういえば145m張ったときに傷んだ箇所がこちら


ラインロッカーに3回回す2ラップで方式ロックしたんだけど、ラインロッカーの中で傷んでた。それがこの部分。

通常のセッティングでは、傷むのは最初にラインがカーブしてダイレクトに負荷がかかる箇所。傷みやすいホワイトマジックなどは強く張るとよく切れている。このムーンウォークはさらに薄くてカーブでは負荷が大きいはずなので、それを考えてラインロッカーを大型にして3回回してたのに、一番中の取り外し可能なピンの部分で傷んだ(たぶん)。

この程度は問題ない範囲だけど、傷むと「うーむ」となってしまう。リスクやラインの消耗や費用を考えると100m以上と100m以下(70mくらい)のラインの二本体制がいいと思う。

■ラインなど
エフアールのムーンウォーク
ランクルの大型ラインロッカー2
WLL3.25シャックル2
ラウンドスリング
■プーリー
3インチダブルプーリー2、シャックル、ツイストシャックル、起点クィックリンク
2インチシングル、ツイストシャックル
MPD、クィックリンク
スターリンHTPスタティック11mm 50m