部屋にゆるゆるのロデオラインを張る話と、アンカーかかる重さを解明

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ロデオラインって?

アンカーの位置を高く取り、ゆるゆるに垂らしたラインをロデオラインといいます。張ると言うよりも、垂らすラインです。歩くというより、ひたすら乗りこなす感じ。最初はぜんぜん乗れなかったのですが、たまに練習しているので距離8mの高さ3mなら1分以上は立てるようになりました。

部屋の梁

なぜか自分の部屋には梁というかなんとうか、天井付近に横に木材が通ってます。

この木の梁は、自分が実験した限りはそこそこ丈夫です。
懸垂とかしてました。SRTの練習もしていました。SRTはシングルロープテクニックという、ロープ一本で登ったり降りたりする技術です。なんちゃってケイバーのお遊びです。でもこれを実際に外でやると尻が痛い。クライミング用のハーネスはぶら下がったときの快適性は無視されているので、暫くぶら下がっていると体に食い込んできます。こういう場合ハーネスはケイビングやワーク・ツリーイング用じゃないと、とにかく体が痛い。

ここにフィンガーボードとかつけたら、ボルダリングの練習できると思ったけど、そんなことするくらいなら近所のボルダリングジムに行ったほうがいいと思い直して、結局そのまま。ま、そっちも行ってないし今後行く事も無い気がする。スラックラインで落ちた時に痛めた親指が、3ヶ月たってもまだ少し痛い。普段は痛くないけど、重いものを手だけで掴んでいると痛くなる。8月に剥がした爪はようやくもう少しで通常に戻る感じ。

支点間距離3m、高さは2m

支点間距離3m、高さは2m。
最初はむずい!って思いましたが、コツが分かると短い分簡単です。ラインの沈み込む角度が大きいので、後ろ足を重心にしつつ、前足を強く踏み込むと立つのが楽になりました。レギュラーだと1分半、グーフィーだと30秒が限界でした。

冬はこれで記録伸ばしでもやろっと。

汚い部屋が映るので、画像はこれが限界。ラインはシンギングロックです。上の画像の奥の天井と壁は複雑なので、クライミングのホールドつけたら面白いだろうなぁっと、いぜんは妄想していました。石膏ボードなんで削りかす出るのが嫌なので、やりませんが。

やってみる?


SlacklineDresden Rodeo.movie on Vimeo


この動画ではアンカーボルト打ち込んでやってますね。強度的には心配ではあるけど、やろうと思えば自宅でも可能な人も多いんじゃないでしょうか。

とうことで、アンカーにどれほど重さがかかるか試算してみました。通常ラインのようにテンションをかけないので、数字的にはだいぶ少なくなります。角度から片方の地点にかかる重さが割り出せます。数値は余裕を見て100kgの静荷重と仮定します。これはラインの真ん中の一番沈むところに、体重100kgの人がたった時という意味です。

※壁に埋め込んだアンカーにかかる重さです。自分がやったように天井の梁だと、その梁には体重分だけがかかり、梁が接続された壁付近にこの数値がかかります。もし今回の3m高さ2mで壁に埋め込んでいた場合、片方のアンカーには62kgです。

  • 距離と高さが同じの場合、つまり距離2m・高さ2mなどの場合、片方のアンカーには55kg。
  • 距離4mと高さ2mなどの場合、片方のアンカーには70kg。
  • 距離4mで高さ1.15mの場合、片方のアンカーに100kg。

参考1:等角Yビレイの開き角とアンカーへの荷重の関係
参考2:二等辺三角形

補足

距離4mで沈み込み1.15m(つまり、沈んだ場所の角度が120度)で、アンカーにかかる重さはちょうど片方に100kgになります。つまりこれ以上、高さが無くなり通常のスラックラインに近くなるわけで、とどんどんアンカーにかかる重さが増えます。距離4m沈み込み53cm(角度150度)の場合は片方に193kgで、この時点で100kgの体重の2倍近くの重さ(力)を生み出していることになります。こうなると、ロデオのように吊り下げているわけはないので、重さというよりも、力の強さkN(キロニュートン)で表すべ領域に入っていきます。

つまり、何が言いたいか?というとゆるゆるラインでこの重さですから、普通のスラックラインはかなりアンカーにかかる力が大きいということです。バウンストリック用の高テンションラインは設置段階で恐ろしい数字です。例えば4mで10cmしか沈まないなら、体重の10倍の力が片方にかかります。つまり、片方のアンカーに1000kg。ラインにも同じく1000kg。1トンですよ1トン!

4mで10cmの場合、ライン(アンカーの片方)には体重の10倍という数値は覚えておいたら、いつか役に立つかも。スラックライナーには知っていて欲しい数値です。角度が基準なので8mで20cmでも同じです(角度は3度です)。ロングだと40mなら1m、80mなら2mです。単純明快。

注意:静荷重での数値です。バウンストリックの場合は体重の方を加速度というか衝撃とラインの吸収の度合いが加わるので、計算はできなくなりますが、さらに数倍になるはずです。

計算フォームもあるよ

こちらのページでの計算は、ラインにかかる力の量を計算します。厳密には重さでは無いですし、上記で示したようなロデオの数字や計算とは違う算出方式ですので、混同しないでください。要するに、ロデオと通常ラインじゃ力のかかり具合が全く違うし、計算も違うということです。でも、応用範囲が広いのはロデオの式です。短い距離からロングまで対応できます(この関係性が自分には理解できません)。

ロデオの式:片方のアンカーにかかる力(テンション)=体重/(2*cos(中間地点の沈み込み角度/2)
下の計算ページの式:片方のアンカーにかかる力(テンション)=(ラインの長さ×体重)÷(沈む込み距離)×4

この2つの式は全く計算が違いますが、なぜかある一定の長さを境に全く同じような数値が出るんですけど、その仕組が理解できません。奥が深いです。

通常ラインのテンションに興味がある人は以前作ったフォームがあるので計算してみて下さい。
こちらの計算は角度を利用しない簡易的な計算式で割り出します。
主にロングラインでのラインにかかるテンションslackline tensionの強さ予測計算+早見表
https://slackline.jp/tension/

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