歩き方なんて教えなくていいんじゃない?など小ネタ3本。

この記事は約 4 分で読めます。 投稿から 10年。最終更新から 4年経過。
作成に約 65 分かかりました。
slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
このブログはAmazon他のサービスを通じて収入を得ています。

歩き方をフォローする

まず、ラインの高さの限界

IMG_0806

IMG_0822

どれくらいまでの高さなら自分が飛び降りれるか近所の公園で調べてきました。
それも含めて、スラックラインの小ネタ3本でお送りします。

個人的には2.3mなら怖くないです。ダイレクトに落ちても、特に膝に痛みはなかったです。ラインには普通には乗れません。今回はスリング垂らして足場にして乗りました。逆上がりでも乗れましたが、疲れます(もはやネタ)。

ハイラインのように足をかけて乗ると、逆上がりより格段に楽です。慣れればさほど負担にもならないので普段はこうやって乗ります。ジャンプして手が届くならこの方法がスマートです。

どんだけジャンプしてもラインに手がとどかないなら必然的にスリングや脚立になりますね。

2.5mになると怖いけど、恐怖とまではいかない。まだなんとか平常心。
今のところ頑張って+30㎝の2.8mがなんとか安全に楽しめる限界かな。数をこなせば3m近くは可能な気がするけど、怪我のリスクを考える高さになりますね。この高さでは落ちそうなときにラインを頭から掴みに行きたくなりますが、もしつかめなかったら頭や上半身から地面に激突することになります。これで腕を骨折したひともいるので、足から飛び降りつつラインを掴むのが最も理想的かと思います。うまい人は手で行くのもありだとはおもいますが。

ちなみに、手が届かない2.5m以上になると、ツリーウェア巻くのも大変です。

狂犬?がラインの下にいてラインから降りれない夢のような状況が発生

Bulldog
それから、自分がその高いラインの上にいるとき下にリード無しの黒いフレンチブルドックが来てこっち見ながら真下でグルグル回る場面が発生しました。しかも、ちぎれた鎖が首についています。

狂犬が下にいてラインから降りれないという漫画的な状況でした。構わず歩こうかとも思いましたが、もし落ちて本当に襲われたら嫌なので飼い主の人が来るまで待ってました。自分の持ってきていたコンビニの袋あさりそうなんで、「こーら!ダメ!」といいながら。

離れた隙に降りてみると、狂犬ではなく黒くてかわいいブルドックでした。利口で綺麗な犬。ちぎれた鎖は首輪のアクセサリーでした。面白い商品があるもんだと感心。切れた鎖はよく見たら太いプラスチックでフェイクだとわかるけど、本当に犬が苦手な人はマジでびっくりするかも。

カメラがあればって思った楽しい出来事でした。

4人組女の子登場、自分たちだけで歩けるようになってた

IMG_0829
女の子が走って近づいてきました。
自分が張った高いラインを見て、これでバレーしようとラインをネットに見立ててボールを打ちはじめました。そのあと、高く張ったロングラインにぶら下がって遊ぶ。試し張りで歩くテンションは確保していないので、ぶら下がって体をぼよーん!

ラインに興味津々なので、隣にシンギングロックの1インチラインを張ってあげました。お母さんが一人と、三姉妹と、友達の女の子だったんで、ラインだけ張ってあとは放置。基本的にこういうラインは自分がカバーできないから張らないようにしてるけど、近所の子でお母さんもいたしラインを貸し出したって感じかな。このスタンスはお勧めです。ラインを貸した人が責任を取るのではなく、ラインを借りた人に責任を負ってもらうのです。
※この人達はもし何かあっても責任を負ってくれると思えるかどうかが大事!つまり信頼できるかです。責任を負ってくれないようなら、貸さない方が良いし乗せない方が良い。

低くて6mに届かないくらいなので、コツも注意事項も何にも言わず勝手に遊んでもらいました。サンダルの子には裸足がいいよとは言ったけど、それだけです。あと、どこまで歩いたか競争できる印をラインにつけっぱなしなので、いちばん遠くまで歩いた人はこの印をそこに置いてねと言っておきました。
そしたら、30分後には一番上の女の子が歩いて、次女、友達と3人がクリア。一時間後、一番下の1年生の女の子だけが歩けずに悔しそう。もう帰ろうと、お母さんが言うと嫌だと泣き始める。

でも、帰る間際に一番下の子も歩けました。すごい根性です。見習いたいくらい。歩くコツとか何一つ教えなくても歩けちゃうんですね。「下を見ないで」「手は上に」なんてことは、余計なお世話だろうから今後言わないようにします。だいたい言ったところで、そう簡単に意識できるわけないし。それなら、自分や友達とあれこれ考えたり、自分の体の適応力でどうにかするという瞬間を大事にした方がいいんじゃないでしょうか。「歩けんから教えて!」って事なら話は別かもしれませんけど。

女性グループで競争しながらって環境が良かったのかもしれません。モーチベーションが何よりも大事ってことで、それをいかに引き出すか!長さは6mあるかどうかの短いラインでの出来事ではありますけどね。
片づけ手伝ってもらって終了。

3mから飛び降ちるようなことがあれば、労災認定受けられるらしい。
飛び降りて無傷なギネス記録は8mだそうだ。