※大量に溜まったブログの下書きを眺めていたら公開し忘れを発見。今のうちに公開しておきます。3月3日頃に多分届いたんだと思います。これ買っといてなんですが、最近は方向転換して道具を減らすようにアイテム数の整理中。
スラックラインブラザーズはただ今プライスダウン期間2013-05-10。
■追記:2014年9月現在はもっともよく使うプーリーセットです。最も手間がかからない道具。
http://www.slacklinebrothers.com/
以下、軽くレビュー
お買物ブログらしく、道具仲間が増えました。消えかけたアイテムの逆転復活ってことなら、このプーリーを買うしかないでしょう。直送できないっぽかったので、転送させてやっと数日前に手元に。発送されて10日かかっていないけど、注文は去年のことなんで長かったです。
開けたらアメリカの荷物特有の匂いがしました。アメリカに住んでいる姉が送ってくれる荷物もアメリカの匂いがしますが、これは一体何???謎です。
赤い箱(黒い箱も有るらしい)のなかにはサイン入りでシリアルナンバー30番のプレートがついてきました(プレオーダーの特典)。これは!と思ってしまう手作りの袋付き。プレート付きはアンディ・ルイス本人が組み立てて検査しているんだそうです。検査は目視じゃなくて、実際にロープを通してテンションをかけているんだと思います。微妙な使用感が有りました。レスキュー用品などは実際に負荷をかけてテストしたあとが残っていることが、隠れたウリになっていたりしますが、それと同じです。
早速、試し張りしようと思ったけど、雨なんでやめ。ブレーキはレバーでロープを挟み込むことで行う構造で、棘棘カムはロックする時とリリースするときに少し引っ掛けるだけ(レバーを動かすため)なのは、良い意味で違いました。ハイラインの元祖の人たちが考えた製品はさすがで、スラックライン専用としてよく考えられていています。この微妙な加減のレバーの金型作った人は天才!ペツルのトラクションプーリーとは似ているんだろうけど、押し付ける方向が違います。こっちはリリースもできるし。鉄製ですが、ブレーキ内蔵と考えると重い感じはしません。
ロングの推奨距離は70m。これでブッシングじゃなくてベアリングだったら、効率良さそうだけど、メンテナンス性が落ちちゃうからやっぱこっちのほうが好みの人もいると思います。試しに実際にナット外して分解もしてみました。
実際の感触
昨日庭でエレファントスラックラインズのウィング3.5と組みわせて使ってみました。ブレーキレバーは何も考えなくてもちゃんと作動しました。でも、テンション量が多くなると、レバーが動く際に流れてしまってロスがでる。10.5mmのロープだからでしょうか。
あと、アタッチメントホールが小さくてほとんどのシャックルの本体側が通らない。シャックルのピン側は中小なら通る。でもピンだと斜めになるから、一番いいのはクィックリンク。テンション的には大型のスチールカラビナでもいけます。
ロープは11mmを是非用意したほうがいいかもです。もしハイラインだったら、組み合わせ的にライングリップを使うとシンプルにまとめられます。
※ロック時に滑らせるとロープを削ります。リギング時に引いた時は、止める時は止めるって感じでメリハリをつけたほうがすべりません。あと、一定テンションを超えると一気に固くなります。引き込みにプーリーを追加してもすぐ動かなくなります。どうやらテンションで歪みが出てサイドプレートと滑車自体が擦れてしまうようです。ガチガチに張りたい人は満足できないと思う。
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追記:11mmロープにすると歪みが無くなりました。すべりもほぼ無くなりました。
追記20140925
組み合わせるロープはとにかく11mmでやってください。10.5mmとは雲泥の差で強く張れます。10.5mmは滑りやすいけど、11mmなら滑りません。ロープを変えてから一気にメインシステムになりました。とわいえ、100mに近いような長さでは満足できるテンションは得られないです。