初めて一人で体験ラインも張るとエレファントのウィング3.5

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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ひとりで初めて体験用にラインを張ってみる


いままで、自分が乗っているラインに乗せたことはあっても、初めての人用にラインを張って乗ってもらうことはありませんでした。だいたい、自分が一人で公園に行く目的はロングかトリックだから、別にさらにもう一本ラインを用意する余裕なんて無い感じ。
でも、ここに一本低くて短いラインがあればもっと乗せてあげれるのにと、思ったことは何度もあります。

そんなわけで今回は、体験メインで張れそうだったらロングというスタンス。

午前中は人がいない

朝九時過ぎに公園につく。連休最後で晴れなので、人が多いかなと思ったけど、少ない。やっぱり12月も近くなり、気温も下がってきてから朝から公園へ行く人が減っているんだろう。とりあえず、体験用のプリミティブ6mとトリック用10mを張る。トリック用とはいっても、ダブルでやるような気分でもないので、10mでシングルラチェットで張る。高さは股下でバットやチェストで地面につかないくらい。

広場でグランドゴルフされる気配も無いので、一旦、短いのはやめてロングを張ることにする。2つのラインはテンションを外しておく。急いで65mを張って、チャレンジ。すぐ65m歩行に成功。その後も落ちる嫌な気配がない(落ちたけど)。ランドクルージングのホワイトマジックって歩きやすい。安いし軽いし、歩きやすいし傑作ラインだと実感。ちょっと張るのに労力いるけどね。そんで、人が増える前に撤収して車に積み込む。

午後は二本体制


体験用は6mのエフアールのプリミティブキット。サブマットあり。男の大人だと真ん中が下につく高さ。午後を過ぎると人がすこしずつ増える。親子連れが多くて、乗ってもらう。基本すべての人に乗り方を説明して乗ってもらう。保護者が近くにいない子共は親を呼んできてもらう。そしたら、またそのお母さんが他の家族呼んでって感じで人が増える。

なかには簡単に歩けると思っているお母さんがいて、「すぐ落ちちゃダメよ!」「コラ、落ちちゃダメって言ってるじゃない」って、わざと落ちてると思ったらしい。いやいや、歩けませんて。30分くらいで10歩行った子供がいたけど、彼はすごい。
隣の10mでたまにはトリックもやる。高さはそんなに高くないので、大人の男性とかは試しにこっちにも乗ってもらう。

エレファントのウイング3.5

短いで長さでのんびりトリックやりたい時はダブルで張る気はしない。そういう時は最近は7月に手に入れたこのラインを使う。エレファントのウイング3.5。
すごく良いラインだとは思うけど設置に気を使うライン。33mmの1.5インチの細ラインは特にラチェット(33mm用のスペーサー付き)と組み合わせると斜めになりやすくて、ラチェットが歪みまくり。強く巻くとギアの片効きも毎回のようになってしまう(ラチェットが歪んでしまっているのかも)。エレファントの幅5cmタイプとは違い伸びやすい部類のラインなんで、巻きとり量が大きいというのもその理由のひとつ。15mタイプなのでラチェット側のラインは幅5cmが付いている。このラインの25mのタイプはスリングとシャックル方式。

強く巻くと斜めになるんので、あの手この手で、綺麗に巻いていく作業がいるんだけど、これが意外と楽しいいんです。ひとつのラチェットでどんだけ巻けるかって感じ。ラインの初期伸びをとってリリースして、巻いて、裏返して、巻いて、乗って、リリースしてのを繰り返して、10mで気持よくバットバウンスができるテンションが確保できる。しかも、自分限定の利点ですが、幅が狭いと股関節にやさしい。

※ダブルラチェットで張るならこの作業は軽減できます。

子供がラインにぶつかる

そのトリック用のラインに座って、子どもと話してたら、いきなり現れた4歳くらいのの男の子がラインに引っかかる。公園外から走って追いかけっこしていて、最初の子が下をくぐっていったかと思うと、次の子供がラインにヒット。首あたり?でもかすり傷一つ無くて(体重が軽いからだろうか)、びっくりして泣いている感じ。2mほど目の前で起きた出来事。

小さい子はいきなり現れるから、こういうシュチュエーションは怖い。追いかけっこしている子供とスラックラインの組み合わせは危険度MAX。周りにトラロープ張るくらいしか予防策が思いつかないけど、そこまですると専有面積増えちゃうし。うーん。これは困ったぞ。とりあえずは怪我なくて一安心。あちらのお父さんには平謝りすることになり、無言で睨まれれて終わり。スラックライン熱が一気にDOWN。

小さい子供ならいつ突っ込んできてもおかしくないので、どこの公園のどの場所がって話でもないのかも。いや、通りすがりの子供に怪我させてしまうことを考えると、確率的にもなるべくそういう子どもが来ない場所がいい。やっぱり、狙うは公園のデッドスペース。

海外では放置されたスラックラインに自転車が突っ込んで、意識不明になったって事例もあるから、気をつけないといけない。最低限、ラインのそばを離れる時はテンションをリリースして地面においておくことは面倒でも絶対実行したほうがいい。

今後,一人の場合

確かに、いろんな人に乗ってもらえるのは楽しい。子どもと遊ぶと笑えるし。コミュニケーションも勝手に弾むのですごく楽しめると思う。
でも、自分的には一人で同時に二本以上張って体験とかは、もうやらないと思う。適当に自分の休憩している合間にその一本のラインで手をつないであげて、歩かせるくらいが自分には精一杯かもしれない。