145m往復の話題

5 分で読めます。投稿から 2年。最終更新から 8か月経過。
この記事の作成に約 71 分かかりました。

自己記録となる145mのロングライン


去年の春から夏に二度張って半分は越えたものの、設置で腰を痛めて保留になっていた145mの区間を歩いてきました。このクラスの長さは日本ではなかなか場所がないのですが、近所の公園に幸運にも張れるので、ぜひとも歩きたかったんです。

いままで120m以上は見積を誤り、ロープ不足で引きたいところまで引けずに後悔していたので万全の準備をして張りました。これまで、中央部がわずかに凹んでいる地形でもう少し低くできそうな感じもあったので、より低くも目指しました(低い方が歩きやすくなるから)。

以下、つなじいさんと張ってきたその時の内容になりますが、持参した一眼レフがメモリーカードを読み込めないという事態で使えませんでしたのであんまりいい画像がありません。

道具の話


※ラインが低く見えるかもしれませんが、それは幹回り5m以上ある大木だから。

まず、ラインをランドクルージングのホワイトマジックからslack.frのムーンウォークに変更。ムーンウォークはダイニーマとポリエステルのハイブリッドラインなのでもう少し伸びにくいです。厳密には引き始めからある程度のテンションまではさほど変わらないのですが、固くなってきたかなってところからが新素材が効いて伸びにくいです。ですが、バランスというか素性の悪い荒削りなラインで、ラインが反り返ります。そう、高テンションの2インチラインのように。なので足元が少し不安な感じ。分かりやすく言うと滑りやすい。

プーリーシステムはこれまでとまったく同じなんですが、あらかじめライングリップで引く方法をやめて、ブレーキからロープを抜いた状態で引き始めました。6:1システムを4:1システムとして最初は引き始める方法です。この方法だとテンショニング区間が50mロープで8m確保していたのが、プラス4mで12mほど確保できます。ハンドアッセンダーをブレーキ代わりにしてプーリーに噛ませながら、本来のブレーキ位置までロープを届かせました。慣れないやり方なので、ふたりでビクビクしながらの作業。ま、長いロープがあるならこんな面倒な作業は必要ない。

それで最終的には6×4×4=96倍力で引きました。ブレーキ以降はダブルプーリーひとつ、シングルみっつ、アッセンダーふたつになっています。
男二人で、あれこれやりながら2時間かかる重労働。
風が出てきたので、ウィンドダンパーは5か所。

よーし歩こう

さすがにこの長さなので、ラインが中盤手前で暴れる感じがあります。ラインそのものが振り子のようにブワンブワンと唸る感じ。
この現象はひたすら小股でショックを小さく歩けば唸りを低減できるので、意識的に小股であせらずゆっくり歩きました。この時点で体力と精神力が持っていかれて真ん中付近のおおきな前後左右の揺れに突入するとになりますが、歩幅を小さくしつつ上下の揺れに軽く乗りながら進みます。

途中で両肩を上げるのに疲れて痛くなって「うわー」となる。これは完全に不必要に緊張して無駄な力がかかっていたから。落ちつけようと呼吸を意識しながら後半に突入。今までの経験上、7割超えれば気を抜かない限り落ちることはないと思い込んで、そのままゴールまで歩いて個人記録更新(ハイブリッドラインにて)。

そして往復。
アンカーに到着して、その上からそのまま往復に挑戦。
余裕が出て少し歩きやすくなったものの、折角なのでひたすら落ちない行きと同じくひたすら落ちない小股で焦らない方法で往復(Full Man)成功。


145m-スラックライン、ロングライン – YouTube


行きは魚眼のウェアブルカメラ据え置きでとっていたけど、小さすぎてなんも写ってないレベル。そのウェアブルカメラつけてこのライン歩くつもりでしたが、事情がありさっさと撤収。

まとめ

IMG_1438
ライン替えたのが大きかった。新素材ハイブリッドはテンションを確保すれば確かに歩きやすい。
個人的には歩きやすいラインの方が好き。だって気持ちいいから。ポリエステルのホワイトマジックでも100m以下で複数人で張れば今回のような歩きやすい感じと同じ気がする。その感じが145mでも再現できたって感じ。
おすすめラインだけど注意点としてはラインロックの方法に気を使う必要があるのと、薄く傷みやすそうな感じなこと。持ち運びが楽なのは助かります。

もっと長いラインも歩いてみたい。ラインの高さが2.5mくらいまでならなんとか伸ばせるはず。しかし、時間や場所の問題となるとこれがまた大変な訳で。。。

最後につなじいさん、朝早くからありがとうございました。

Slack, All about balance. Slackline pour débutants, achat de slackline, longline et jumpline. Infos sur le highline. Slack.fr, la référence slackline.

使用ギア

ライン・アンカー

ラウンドスリング
frムーンウォーク
ランクルZilla 3.0 2
WLL3.25シャックル

プーリー区間

SMCリギングプレート
SMC3インチダブプーリー*2
CMCのMPD
SMC2インチ
クィックリンク
ツイストクィックリンク
ストレートシャックル
ツイストシャックル大
スターリン、HTPスタティック50m

テンショニング

安いダブルプーリー
安いシングルプーリー3
アッセンダー3

状況

アンカー2mと1.9m。
盆地の形状で中心部2.3mの高さ。
推定テンション16kN

スポンサーリンク
レクタングル大