168m張って歩けなかったのに、無理やり捻り出した「スラックライン(主にロング)はこうやって歩け!!!」

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この日の三本のスラックライン

この前の日曜日にいつもの公園でロングラインなどなど張りました。子どもたちとスラックライン&ピクニック。

ちょっと遠くからや、近所から遊びにきてもらいました。

この日のラインは手前から15mのマンバライン、短いエレファントウィング3.5、そして168mライン。

スラックジャックでマンバを張って遊んでから、昼食をはさみながら子どもの相手をしつつ、つなじいと168mをセッティング。

果たして、久々なのに背伸びして張った長いラインが歩けるのか。

slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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168mライン

準備準備

ロングラインの装備
145mが15年4月、100m台挟みながらの今年5月に130m以来の3桁ライン。

うーむ。ライン不足痛感。

60m地点が越えれませんでした。
何度もトライして安定してきたのは実感しましたが、ゴールが遠い。

長いラインは歩行地点だけではなく、ラインがその重みで特有の振り子の揺れを起こします。それがうまく吸収できない。なんだかチグハグな印象。

Walk the Lineという本によると落ちるイメージは絶対持つなと書いてあったんですが、落ちまくったらそりゃイメージは持ってしまいますよ。

トライ後半になると腰の落し加減と歩幅、歩きながらもラインをコントロールする感じが掴めてきて歩行ペースも上がりました。忘れていた感覚を思い出したような気がしました。あ、この感じ。

この調子なら歩けるかもと思ったりもしましたが、体力的にヘロヘロでトライ終了という定番なパターン。なぜ落ちたかなんて全く説明できません。

スムーズに歩けるようになると心理面では落ちるイメージは徐々に消えてきたのが実感できましたので、それは収穫でした。

今思えば向かい風でトライし続けたので、逆からに拘れば良かったかもとちょっと後悔。反対は毛虫と地面がゴロゴロの石なので少し躊躇してしまった。

145mの時は感じなかったけど、今回はゴールのアンカー地点が見えない。
遠くい上にさらに森に吸い込まれる感じ。
ゴールが遠すぎて見えないってことが、今でのラインとは違うぞ的であり、モンスター級であり、みたいな。

今回のロングラインと装備

168mロングライン

長さは168m。高さは2.5m。テンションは約11kN。
地形的には不整地で薄い盆地。

メイン6倍、サブは最終的に90倍。つなじいさんと二人で綱引き。
30から90にすると圧倒的に軽くなる。楽々引けるけど、引く量が増えてチマチマ引くことになる。引き加減が難しく、度々確認しながらの作業。初めての区間はラインのテンションや高さ、アンカーの具合などなど何かと緊張します。

それからブッシングプーリがキーキー言うので、ベアリング入り欲しいなぁと思ったり。
ロープが足りないので引き始めは4:1以下で引き始めました。50mロープだけど180mまではいけそうです。

ラインロックは薄いラインなので2ラップメソッドで。
ウィンドダンパーは30m間隔。

メイン

ムーンウォークslack.fr
SMC3インチダブル2
SMC2インチ
WLL3.25シャックル2
WLL2シャックル
ランクルゴジラ2
SMCリギングプレート
ツイストクィックリンク
クィックリンク2
スターリンHTPスタティック11mm

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サブテンショニング

ダブルプーリー
シングルプーリー3
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最後に、歩けもしないのに「スラックライン(主にロング)はこうやって歩け!」みたいな?

歩けもしないのにゴメンナサイなんですが、個人的に閃いたこと。

正しいような正しくないような。矛盾点だらけだし。
そもそも、こんなこと考えている時点で歩けませんよ~~;;泣き

なぜ歩けない!?と頭抱えるのもスラックラインですね。

乱さないが大事ではなく、どう整えるか?でも無い。ただ、あるべき姿に戻ろうとするラインの邪魔をしない。

ラインが縦横ゼロの地点に戻ろうとする力を邪魔しないで歩くのが理想の状態。ラインがゼロ地点に戻ろうとしている力を圧力を変えながら保つ。

極力ラインに関わらなければ、勝手にラインがゼロ地点に戻ってくれようとする。故に邪魔をするな。

感情的にもラインに関わらない。

精神は集中じゃない。10分も集中できない。かといって気を抜いてはダメだ。

今はラインを歩いてるんだ程度の認識の状態。

つなじいさんありがとうございました。張るの大変でしたね。写真もありがとうございました。
また張りましょう。