近所の堤防公園へ
天気がよさそうだったのでいつもの場所で張ってきました。子ども2人連れていたけど、兄弟で仲良く遊ぶだろうとロングのセットを持っていきました。いつものごとく、休日なのに誰もいない。駐車場に暇つぶしの車があるだけ。
着いたら早速、駐車場近くで子供用のテントのセッティング。
その後、ロングラインのセッティングを始めました。ラインはムーンウォークでプーリーはSBプーリーです。エノキとクスノキで支点間距離は72m。ふと、その奥に張れそうな木を発見。計測してみると117mでした。わーお。森の中にこんな長さが張れるとは。いつか張ってみたい。両側に木が迫って楽しそう。
以下、セッティングや道具、歩きのことに続きます。
72mをスラックラインブラザーズプーリで張る
4:1システムのSBプーリーセットを使用。
ロープは20mしかないのですが、伸びにくいラインなので張れました。
サブにはダブルプーリーとシングルプーリーを使ってメイン4:1のサブ5:1の20:1システムとなります。これにハンドアッセンダーを取り付けて、ロープの限界まで引きました。
サブテンショニングようプーリーは安いのでok
ロープを掴むアッセンダーはちゃんとしたクライミング用が良いですが、プーリーやハンドアッセンダーは安物でokです。大きな力はかからないし、テンション保持の役割も無いので適当なものでも構いません。
自分が使ってるのはワーク用のショップで買った3500円の2・3/8インチのダブルプーリーと1700円のシングルプーリーです。ベアリングの入っていないやつ。
ラインロッカーにクリックダブルという方法で通す
クィックダブルラップと勝手に命名したラインロックの方法。ムーンウォークは通常の方法が推奨されていません。frのサイトではダブルラップと表記(動画)されていますが、3回回すダブルラップもあるのでクィックダブルと呼ぶことにします。
通常のロック方法と同様にたるみが引けますが、チューブラーや厚みのあるライン、ダイバー他や角度の大きいラインロッカーは引きにくいです。今回の組み合わせは調整可。
複数回すことで滑りやすいハイブリッドラインでも滑らなくなります。薄いラインや滑りやすい素材のラインはこういった方法でロックすることが推奨されている場合があります。新素材ラインを使う場合やとっても高テンションで使う場合に適しています。
クィックダブルだと、素早く通せます。4種類ラインロッカーの通し方があるのですが、普通の通し方とこの通し方でほぼ事足りるはずです。もっと巨力なテンションで張る場合や絶対緩ませたくない場合は、もっとラインに優しくしたいなら、3回回しのダブルラップ方式があります。
4種類とは、「通常の1回まわす1ラップ方式」、「2回まわす1.5ラップ方式」、「3回まわすダブル方式」、「二重で折り返して回すクィックダブルラップ方式」になります。←ランクルの説明書に書いてありました。なぜ2回回しが1.5ラップなのか?自分は理由は知りません。
1ラップとクリックダブルはたるみが引けないので、ロープに余裕が必要です。余裕がない場合はブレーキからロープを抜いて伸ばしてから通すと解決できます。実際問題は無いけど、たるみが引けないとちょいと手間が増えます。見積もりを誤ると張り直しになります。
色々書きマシたが、通常の方法でほとんどの場合は事足りますね。興味がある方は試してみてください。
自分の場合はムーンウォーク使う場合はクリックダブルですけど、超強力なテンションと自覚する場合は2ラップで張っています。
■使用道具リスト
ライン、ムーンウォーク
ラインロッカー、スラックプロ*2
デルタクィックリンク
オタフクシャックル
SBプーリーセット
11mmクィックリンク
ペツルベーシック、ダブルプーリー、シングルプーリー、ハンドアッセンダー、カラビナ2
肝心の歩き
何度か歩いている場所ですけど、普通に落ちる;;
一度歩いてしまうまでの、緊張感が楽しいというか。嫌というか。早く端まで歩いてこの感覚から解放されたい。
歩けるとひと安心して、サクサク歩が進む。
だけど、気が抜けているから何時の間にかあっけなく落下。
ゴール近くになると緊張感が増すので、落ちることは無い。アンカーの木が斜めでも特に問題なし。
今日は6割の地点で回数多く落ちた気がする。
中間越えたら気が緩んでるから。
カモメと話す余裕なんてなかった。カモメは飛んでなかったけど。←ザ・ウォークまだ見てません