ウクライナのスラックラインスポットや画像を紹介。SLACKMAPで調べてみました。
キエフは人口が多くスラックライナーも多いようです。クリミア半島は岩山が多く世界でも有数のハイラインスポットかもしれません。
![](https://slackmap.com/images/ogimage.png)
キエフ市内
Wild beach (дикий пляж)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p017469046e11aa51c6f721d2a4e91f9954b9b44ae.jpg)
86mハイライン
ドニエブル川の西岸にあるワイルドビーチ裏の崖の上に張れるハイライン。両側のアンカーは木を利用する。ドローンがあれば設置しやすく、キエフのシンボルドニエブル川の眺めも最高。
ドニエプル川はウクライナを東西に分ける川で黒海にそそいでおり、上流にはチェルノブイリ発電所もある。古くからダムが作られ水力発電がおこなわれている。
マイダンチェックスポーツ広場のロングライン
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/2022-03-05_23h35_53.jpg)
Муромець ムーロメツ、ウォーターライン
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/2022-03-05_23h44_16-800x499.jpg)
自然が多く森の都と呼ばれるキエフでもアウトドア派が集まるムーロメツ広域公園である。ムーロメツとは11世紀ごろのキエフの英雄の名である。彼はモンゴル帝国を追い払う時に活躍したそうだ。
中心部にはムーロツの銅像もあるので是非訪れてほしい。ドニエブル川とディセンカ川の中州でサイクリングや散策、カヌー、釣りなどが楽しめる。その一角にある池にウォーターラインが張れ、何本かのパークラインも張れる。
近くにはカフェもあり、一日中スラックラインが楽しめるスペースとなっている。ちなみに駐車料金は1時間10UAH(フリヴニャ)で、日本円で40円ほどである。
バビヤール虐殺記念碑、キエフテレビ塔横のサグライン
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p020573b3e951c1f73f43cb1fe9360d5b3ae141cec-800x600.jpg)
キエフのテレビ塔からわずか300mしか離れていない場所に窪地のあるバビヤール公園があり、スラックライナーにとってはご機嫌なサグラインスポットとなっている。ご機嫌なスラックスポットだが、ドイツ軍の侵攻時1941年にユダヤ人が虐殺された第二次世界大戦で屈指の悲劇と言えるバビヤール虐殺の追悼施設で現場の一角である。渓谷自体はこの北東側にそれらしき地形がある。累々と裸の死体がつまれたその光景それはもうショッキング。裸にして女性も子供も次々と銃殺して埋めたという。その数が二日で3万3771人というから、信じられない。勉強して知っておくべき。
![](https://mf.b37mrtl.ru/rbthmedia/images/2021.06/article/60cc9d0d15e9f92fa50b7a86.jpg)
すぐ横にあるキエフのテレビ塔は高さ385m。自立型の鉄塔としては東京スカイツリーに次ぐ世界二位の高さを誇る(塔の高さは世界で11番目)。その建築方法は独特で先端部分から作り、下部部分を次々とつぎ足す工法で徐々に高さを伸ばしていった。
しかしこの塔はミサイル攻撃を2022年に受けている。
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/2022-03-05_23h58_27-800x583.jpg)
廃マンションのハイライン
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/2022-03-06_00h54_42-800x552.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0f07cf43befd4b1b1dfe35ed32d6ac5b213681372-800x600.jpg)
階段を使ってアプローチできる。アンカーは柱にスパンセットを使って設置。
Kievスラックラインファミリーの人が設置。インスタのストーリーでこの場所の様子が見れる。
コスティシェフ
コスティシェフはキエフの西側にある渓谷の一部である。冬は凍ってしまう。
以下、ウクライナで行われたハイライン画像
以下、画像だけだが紹介。勝手ながらすべてスラックマップより転載。
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p08bd69f05e4fc659427a908dad4899674ed560fa7-800x534.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p09b527dd02cc3b15887bbbe30e21001322e267d9b-800x534.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0f01e8709a8e06421818f9db7aa10eb48267e84ec-800x450.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0ea2b8c2f8b629d600222172e63aa01e17cad56dd-800x600.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p03744d030144b094e2c1e7b4a4c2a0769a102e742.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0a4eff2a1b34b9b546cf535d30caac68d94b36f90-800x711.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p00a4d631b5b94bcaa6520df4908e5b9eac1ad6026-800x450.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0fa363b2b2cf2f0c5ff9b471920535423c4773430.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p047bb876d3607acd3258fa722be9e44c23164d9d4.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p03de62072a844f065ee4c28f5e07c97eedf361b41-800x480.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0eab1c94eb15b56e2a89708c3632fde84c6d295fe-800x534.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0b8eac2e127cf00c3bc31e7c4156c399411e4d72c-800x534.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p006959789ac1872d759b5aa69ec91cdb3863959d3-800x534.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0eece48f090d5bc46c7057a93dc9d8a7c8f014f73-800x577.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p08ae0f6e5f11527ae8fd70eef1499bd74267d466b-800x590.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0766666bacee123aefb626004aa08d61688a5ebf4-800x600.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p05406dbc5b76d62ac5f0ebd40ed88376ce349aba3-800x603.jpg)
![](https://slackline.jp/wp-content/uploads/images/2022/03/p0563d1e226dc8739abe5ade7bbdeaf06267c89d02-800x532.jpg)
ウクライナを身近に感じてほしくて
ウクライナにもロシアにもスラックラインを楽しんでいる人がいます。少しでも身近に感じてほしく書きました。
戦争というのは人間の能力の範疇を超えています。悲劇しか生まない。
ウクライナはその地理的要因から何度も戦争に巻き込まれています。ある時代に生きたウクライナ人の回顧によると生きているうちに14回キエフが違う勢力に占領されたそうです。
そのたびに苦しんだ人々は戦争が終わればどんな幸せな日が訪れるんだろうかと想像していました。
つらい思いをした人々は、お互いをいたわりあう、それはもう違う人々になるんだね。という希望。そのことを疑わなかった。
まさか21世紀にこんなことがおこるなんて想像もしていないでしょう。
数年前に発売されたある本には、ロシアとウクライナはお互い殺し足りていないとも書かれていました。仮に殺し足りたとして、今度こそ何か進歩が訪れるのでしょうか。