コンパクトな4人家族キャンプの道具リストと紹介

この記事は約 11 分で読めます。 投稿から 4年。最終更新から 2年経過。
作成に約 185 分かかりました。
slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
このブログはAmazon他のサービスを通じて収入を得ています。

歩き方をフォローする
スポンサーリンク

先日菊池高原ファミリーキャンプ場に行ってきました

菊池高原ファミリーキャンプ場は三回目。広大なフリーオートで料金安め、さらにインとアウトが余裕があるのでお気に入り。インが10:00、アウトが14:00と奇跡のようなキャンプ場です。午前中に到着し昼食食べて、次の日の昼食食べて帰るってのは一度経験すると癖になります。菊池は自宅からも程よい時間だし、道中に道の駅なども多いから利用しやすい。それに、無茶苦茶広いから連休中でも余裕があります。

今回は4人(大人2、中学生1、小学生1)。最近のブームはコンパクトなキャンプ道具。以前はトヨタシエンタに後ろが見えないくらい道具満載だったのが、半分くらいに減りました。

とにかく余計なものは持って行かない。

これでキャンプ道具全部。遊び道具は座席下。食材や着替えは載せていない。以前は席の方まで荷物満載だったが、もう置かなくていい。オシャレキャンパーは収納用品もこだわって、グリズリーが襲っても壊れない箱などを重ねて車で運ぶそうだが、ホームセンターの収納ボックスで問題なし。
  • シュラフ寝具類-巨大エコバック(昔、石井スポーツで買った?)
  • 食器類-釣り用のソフトバケツ。ネットで蓋ができ、適当に洗って入れてひっくり返して水を抜く。
  • 椅子など-肌色のエコバックの中
  • コンロや細かい道具-衣装ケースの中
  • 焚火台や焼き網、汚れ物-ノースフェースのトートバック
  • その他焚火グッズなどー黒いバックの中
  • テント、テーブル、焚火ハンガーは上記袋の下に敷かれて見えない。
食材や個人の着替えなどを乗せるとこうなる。ドローンも二台載っている。

以前は、天井近くまで食材などが載ってましたが、だいぶすっきりしました。薪はキャンプ場で購入。

食材はソフトクーラーエコバックサイズのソフトクーラー二個で十分です。しっかり冷えた保冷材を使えば十分冷えます。クーラーボックスはデカいですからね。

この日の使用キャンプ道具リスト

特に小さくなった道具はテントとタープです。4人用の山岳テントと、1人用のタープを使います。テーブルも嵩張ったしっかりした物から、華奢なタイプに変更。

焚火セットは軽量なメッシュのモノを使おうとしたのですが炭と網で肉を焼きたかったのでユニフレームのファイアグリルをチョイス。ガス調理はお湯を沸かすだけなのでソロ用のもので十分。

このエントリー下部に道具チェックリストを作っています。

テント関係

山岳テントは軽くて小さい。
  • モンベルクロノスドーム4 グランドシート テントマット ペグ
  • スノーピーク ペンタシールド 180㎝ポール ソリッドステーク ペグハンマー
  • シュラフ*4
  • サーマレスト*3 、イーグルクリークのロング

テントのモンベルクロノスドーム4は大人四人でも泊まれる。ただ2.1m×2.4mなので背が高い人がいると、寝る方向を変える必要があり、そうなると大人3人。重さ3.36kgだし収納サイズも小さい。一応山岳テントでもある。オールシーズン使える。


タープのペンタシールドは1~2人用タープという位置づけ。ポール1本だと荷物置きや目隠し、風よけとしての利用になるのだが、ポールを2本使うと日除けとしても使える。軽量で小さく、収納すれば500mlペットボトルくらいの大きさ。ポールは180㎝かもう少し高いくらいがイイだろう。

スリーピングマットはサーマレストのエアーで膨らますタイプ。山岳用なのでとても小さくなるし、寝心地もとても良い。買って損しないし、キャンプの寝心地に不満がある人は買ってみてほしい。


シュラフはダウンが良い。子供は暑がりなので夏用ダウンで3シーズン問題なし。軽くて小さい。

テーブル関係

テーブルが小さく見えるかもしれないが、サブテーブルがあれば大して問題じゃない(逆に言えば、軽量テーブルを使うなら安定したサブテーブルはぜひ欲しい)。
  • モンベル マルチフォールディングテーブル 
  • コールマン ヒーリングチェア*2
  • ヘリノックス チェアワン*2
  • ロゴス ネットテーブル、スノーピークガビングフレーム
  • キャプテンスタッグ ローテーブル

モンベルのマルチフォールディングテーブルはとても軽くて小さい。持ってるのは小さいタイプで2~4人用。4~6人用もある。薄く長いので車の隙間に入る(細く長いは神)。このテーブルは軽量なPVCターポリンを採用したモデルだが、天板が固いモデルもある。多少重くなってもいいなら、しっかりした方がいいと思う。この日は椅子を動かすタイミングで次男が飲み物をこぼした。公式サイトでは天板のしっかりしたタイプが人気でいつも欠品。


サブテーブルはロゴスのネットの3段収納が付いたテーブル。収納すれば薄いので嵩張らない。ネットなので濡れた食器なども乾かせるし、食材を入れておけばスッキリする。安定性が高いので調理をこの上でやる。これにスノーピークのごみ袋をひっかけるやつを接続してゴミステーションになる。

椅子はコールマンのヒーリングチェアとヘリノックスのチェアワン。コールマンの方がワンタッチで開くしスチールで丈夫でがたつかない。一方、ヘリノックスは軽量で小さいが風で飛ぶし、安定性は無い(ペグで固定したりぶら下げた収納袋に石でも詰め込めば少しマシかも)。公園とかスラックライン中の休憩で使いたいなら、気軽に持ち出せるヘリノックスがイイと思う。キャンプで収納や重さが許せるならスチールでしっかりした方が総合点では上かもしれない。

ローテーブルも使っている。キャプテンスタッグのやつ。焚火回りの物置として。なぜかアマゾンではプレミアがついて転売されている。ホームセンターでは普通に売っている。

https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=4803000

調理・焚火関係

ユニフレームの焚火ポットハンガー(廃番品)。複数吊るせるし、細長収納で荷物にならないので持っていきやすい。幼稚園児が逆上がりしてもブラつかない剛性を持つ。
  • ユニフレーム ファイアグリル
  • ユニフレーム ツールハンガー
  • プリムス ステンレス鍋セット(鍋2、フライパン1)
  • ペトロマックス ホットサンドメーカー
  • 食器類 ナイフやお玉
  • 水ポリ ソフトウォータージャグ
  • ソフトクーラーボックス2
  • プリムス イータエクスプレス ソロ用のコンロコッフェルセット
  • マックスブート火吹き棒、火ばさみ用のトング、焚き火用のごとく(ほとんど使わず)、ライター
  • カトラリーはライトマイファイアのチタン(プラスチックは収納雑だと折れる)。まぁ、割りばし最強。なんでもいい。
  • お玉とかはMSR
  • スポンジと洗剤

調理はまず、熱源を何にするかで考えよう。全て焚火でもできるし、すべで炭火でもできる、すべてガスでもok。ガスがメインならガス用の人数用の大きめのアルミのコッフェルセット、焚火メインならアルミかステンレス、炭火がメインなら高温になるのでステンレスが安心。

焚き火台はおなじみユニフレームのファイアグリル。20年くらい前に買った気がするが、特別壊れそうな箇所もなく永遠に使えそう。焚火も炭火BBQもどちらもできるのが便利。家の庭BBQでも何度も使った。しっかりしていて安定性が高いから、適当にホットサンドメーカーを突っ込んでも大丈夫。芝生も傷めないし、耐火シートもいらん。他の焚火台を使うとわかるのだけど、燃焼効率がちょうどよく、一晩で薪一束でちょうどいい。

鍋を吊るすユニフレームの焚火ポッドハンガーは便利商品。細長いから車に積んでも場所を取らない。重くしっかりしているからダッチオーブン二つでも全く問題ない。火ばさみその他も置ける(火ばさみは料理では使いにくいが、トングなら両方いけるぞ!!!)。S字フック追加で他のもの吊るせる(お玉とか)。だがしかし廃番商品。メルカリなどではプレミア価格で取引されている。これの小さいタイプもあり、軽量焚火台の場合はそっちを使う。ツールハンガーとかそういう名称。

ホットサンドメーカーは鋳鉄のロングタイプ。焚火では究極の炒め道具。使ったらわかる。適当な食材とマヨネーズで完結する。ハンドルは絶対に長い方がイイ。短いのはお家用ですよ坊や。ホットサンドはほとんど作らないが、適当に作っても美味しくできるので手軽な選択肢として食パンはやっぱり持っていきたい。自分が持っているペトロマックスのはホットサンドメーカーとしては厚みがあり、パン二枚と具少々では全くプレスが足りない。具はたっぷり山盛り入れる必要がある(ホットサンドメーカとしてはいまいち)。

鍋セットはプリムスのステンレスセット。日本では売っていない。可もなく不可もなく。USアマゾンから個人輸入した。小さい鍋も吊るせれば完璧なんだけどハンドルタイプなのが残念。使い勝手ではアルミの焚火缶の方が優れてるかなともう。

ガス調理はプリムスのイータエクスプレス。お湯を沸かすだけならソロ用で問題ない。朝食の時に使った。風防がセットになっており、ジェットボイルみたいなヒートエクスチェンジャーがついていてすぐ湯が沸く。焚火で調理しない場合はイーターパワーを使う(液出しできるから冬でも火力落ちない)。これも廃番品(別に廃番と言いたいわけじゃない)

折り紙にヒントを得て開発されたフラッタブルウェア(廃番品)。他にまな板や水切り籠もある。

食器類は適当。今回、チタンのシェラカップに穴が開いた。軽量省スペースという意味では一枚のシートを立体的に折り紙のように折るフラッタブルウェアに勝るものはない。が、ファミリーキャンプでは雰囲気はあまりない。

焚火グッツとしては火吹き棒は確かにまぁ面白い。だが、全然無くていいし、あれどこ行った?となりやすいから正直イラン。今回、長らく行方不明だったがキャンプ準備中に発掘された。

クーラーボックスってソフトで十分じゃない?重要なのは良く冷える保冷剤を家の冷蔵庫で3日前から最強の強さで冷やすこと。ソフトでも食材凍るのにハードとか高級品使った日にはもう(今回も野菜凍ってた。卵が凍るのは勘弁)。複数日ならハードもアリだけど、自分なら買い出しに行く。シアトルスポーツは耐久性高いから良いですよ(保冷能力が頼りないなら保冷剤ダブルで)。保冷材はロゴスの良く冷えるやつ(3日前から・・・)。

水ポリはソフトで吊るせるやつがいいんだけど。。。あんま良いのが今は売っていない。以前はロゴスにちょうどいいのがあった。

お玉はMSR。自分が持っているのはお玉とフライ返し、水切りフライ返しみたいなのがセットのやつ。調べたけど見つからず廃番のようだ。ファミリーキャンプでもこういうのはソロ用の軽くて小さいので問題なし。計量メモリも便利だったりする。

まな板は我が家では使っていない。適当な物の上で切る。開いた乾かした牛乳パックでもいい。焚火の焚き付けにもなる。

灯り関係

  • ヘッドランプ
  • LEDランタン

ヘッドランプを一人一つ準備できるならランタンはいらない。とわいえ、ランタンは一つあった方が便利。よくキャンプに行く人は充電式を買うべき。電池の管理が面倒だから。

その他

ハンモックは椅子代わりにもなる。キャンプ場では真っ先に木を確保したい。
  • ハンモック ハンモックストラップ
  • フリスビー
  • スラックライン

スラックラインは張らんかった。

4人コンパクトキャンプの道具チェックリスト

道具名必要性チェック
テント(ポール・ペグ)
ペグハンマー
タープ(ポールやペグも)
テントマット
テントのグランドシート
人数分のシュラフ(寝袋)
人数分のスリーピングマット
テーブル
椅子(お座敷スタイルならいらない)
シート(荷物・座るため)
収納棚みたいな
焚火台(火ばさみorグローブ・着火剤)
炭火か薪
ナタ・斧・ノコギリ×
焼き網など
ガス調理器具(+ガス缶)
ライター
鍋(大・小)
ケトル (お湯沸かすの)
スキレット、ホットサンドメーカー等
包丁・ナイフ
まな板(牛乳パック広げたものとか)
おたま的な道具
食器類(1人2枚)
コップ類
お箸・スプーン
水ポリ(2リッター程度)
保温水筒
クーラーバック(ボックス)
ビニール袋類
大きなビニール袋(ゴミや濡れたテント入れ)
スポンジと洗剤
台拭き、掃除用ウェットティッシュ
トイレットペーパー
アルミホイル
食料
飲料
嗜好品
調味料
ヘッドランプ
ランタン
ランタンハンガー
細いロープ
遊び道具
歯ブラシ
着替え
防寒具
スマホ
カメラ
財布

まとめ

あえて言わせてください。いかがでしたか?え!?廃番品多いじゃないかって?ご安心を、ほとんどの場合はもっと優れたものが見つかるはずです。探しましょう。

コンパクトなキャンプを目指す場合細くて長い、もしくは薄っぺらい道具は神。なるべく道具点数は減らしたいですね。キャンプで何を重視するかにもよりますが。

ファミリーキャンプでもミニマムなら他の遊びができます。釣りやガサガサ、カヌー、登山。しかしまぁ、ご自由にってのが究極ですね。だってキャンプって食って寝るだけでしょ。一般生活とあんまり変わんない。そこに何をプラスして楽しむか。

菊池高原ファミリーキャンプ場は思いっきり遊べる九州屈指のフリーオートキャンプ場
混雑知らずの広大なキャンプ場、その名は菊池高原ファミリーキャンプ場今年のゴールデンウィークは何しようかね。どこか行きたいけど子供二人の計四人になれば旅館やホテルは高い。かと言って日...