GMクライミングという中国メーカーの8mmロープでロングラインを張った結果

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GMクライミングというメーカーとはどんなの?

メーカーのHPを見ると英語サイトですが、純然たる中国(本社北京)のメーカーです。
サイトは適当に作られていてリンク先なども正常に設定されておらず住所もBeiJing Chinaしか記載されてない怪しい会社。

2014年くらいから徐々に製品が増え始めました。

日本で売ってるのはクライミング用品が主ですが、サイトの商品ラインナップを見るとキャンプ用品も開発しています。開発といってもすべてがどこかで見たことあるようなデザインなのでコピー品なのは明らか。メーカーとしての統一感みたいなのも無いですね。

クライミング用品はラインナップの広さは中々のものです。クライミングからレスキュー、木登りまでに手を広げています。
日本のアマゾンはクライミング用品はもともと弱かったのですが、それが故にマゾンではGMクライミングは目立ってます。

通常ならクライミング用品ってUIAAという国際規格があり一定基準以下はクライミング用としては流通していません。クライミング用と記載するには一定の基準をクリアする必要があるということです。

ところが、アマゾンや通販ではそういう登山業界の慣例すらお構いなしにクライミング用として売られている。
それが現状。

GMクライミングでもUIAA規格を通しているのはあるみたいですが、本来ならクライミング用と称してはいけないのにクライミング用と称している事例があることは注意を払うべきです。

いずれにしても製品を信頼できるかはオウンリスクとしかいえません。
極論を言えばどんなメーカーもそうですし。

世界的な流れとしてはGMクライミングに限らずこういう中国メーカーは増長しており、安ければいいよねという層は確実に存在するので今後もますます存在感が出て他のメーカーとしても無視できない存在になるはずです。

website is under reconstruction

今回の装備

不良品的なところ


GMクライミングの8mmのアクセサリーロープです。
ロープの一部が飛び出ている。

他にも、別の布テープのようなものを巻き込んでいる箇所があった。
コア部分を貫通してロープの間に挟まっていたので明らかな製造ミス。返品しようかと思いつつ布を抜き取ったら見た目は正常に。

品質管理においては三流メーカーなのは確定。

30mを買って20mと10mに分割。

人柱とは言いすぎですが、ロープが切れれたらプーリーシステム一式が壊れる可能性があります。
プーリーシステムがライン方向にすっ飛びます。おそらく数m先で地面に突き刺さるんじゃないかな。
もちろん歩いている人も危ない。

今回張るのは3回目。
今までは特に問題なし。

テンション量は人が乗って5kN程度を想定ということで、ロープには1kNです。つまり100㎏。

計測したところ伸び率は15%でした太さも8mmから7mmに変化
15%伸びていますがダイナミックロープのような感触はなく、セミスタティック相当の性質なのは間違いありません。
ポリエステルの8mmならこんなもん?分類はアクセサリーロープだし。

1kNでこれなんだからMBSの19kNまで引いたらどんだけ伸びるのか気になったり。どのくらいが伸長限界になるんだろーか。

トゥース部分でも傷んでなかった

二時間ほど張って乗りました。
マイクロトラクションの歯が当たってる部分を撮ろうと思ってましたがリリース中に見失いました。

直後に傷んでる箇所探しましたが、それらしき場所は見当たらず。特に弱い印象はありませんね。ポリエステルだけど手触りは柔らかい部類と思いました。もっと固いのがお好みなんですが、通常は柔らかいロープの方が品質が良いとされています。

今回使ったのはこのロープです

直径: 8mm
素材: ポリエステル
構造: ダブルブライド(Double Braid)
強度: 19kN / 1900kg
長さ: 6M / 15M / 30Mカット
メインカラー: オレンジ&ブルー、ブラック&ブルー&グリーン
重量: 50g/M
認証: CE1019 EN564 / UIAA102

格安とは言いつつもそれなりのお値段。
それもそのはず、値付けがおかしくて10mmロープの方が安い。
11.5mmもあまり値段が変わらない。

かと言って、8mmでほかのロープとなると個人輸入なりそうだし。一定のニーズはある。
お勧めかどうかで言うと、お勧めはしません。
安心して使いたい場合は、個人輸入か9mmのセミスタティックをあたりで探すか。太ければ安心感は増えるので10.5がいいのでしょうが、重くなるしオーバースペックといえば、まぁ確かにその通り。何が正解やら。

まとめのめ

テンション量をみて今後も使う予定。
これ以上長いスラックラインに適さないのは明らかだけど軽くて嵩張らない。
8mmだし。
何にしても自己責任(オウンリスク)で。
自己責任でとかいうなら書くなよと思われるかもしれませんが、スラックライン自体がオウンリスク前提。ギボンのクラシックラインですらオウンリスクのタグが縫い付けれています。以下はマニュアルに記載されている一文。

Do not use the slackline unless you accept all risk of injury and/or death
that may result from your use.

怪我や死亡のリスクをすべて受け入れない限り、スラックラインを使用しないでください。

最後に張った結果はどうかというと、まぁこんな感じ。

クスノキの落ち葉とロングなスラックライン

クスノキの落ち葉とロングなスラックライン – YouTube


ついでに、このマイクロダブルプーリー欲しいかも

色的にロックエキゾチカ意識の製品。
181gという軽さ。

もうプーリーはおなかいっぱいなので買いませんが。
人柱として試したい気もする。

トピックロング・ハイ用品
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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年よりスラックライン乗ってます。日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ、登山Ⅲ、山岳Ⅰ)、登山用品店店員(元)、平尾台ボランティアガイド、NACS-J自然観察指導員など。アウトドア好きでキャンプ、洞窟、植物好き。

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