スラックラインに引っかかって成人男性が意識不明で救急搬送された件

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年明け早々、Gappai選手がスラックラインの安全設置に関する書き込みをされていたので、何かあったのかなと調べてみました。すると、孫&母&爺ちゃんの3世代で公園に来ていたお爺ちゃんがラインに引っかかって意識不明で救急搬送されたとのツイートがありました。
他にもいくつか反応があり、連盟の方からもこれを受けてかは不明ですけど注意喚起的な動きもありました。

ですが、なんだか子供が引っかかったと勘違いされているような気も少しだけ感じた(というか自分が勘違いしてた)ので、いまさらですが今回まとめ記事を作ってみました。

以下、それらのやり取りをツイ主さんには勝手ながら引用・貼りつけさせてもらいます。
それに対する反応や、自分の思ったことと続きます。

やりとり

まとめると

2016年1月4日?神奈川県・湘南の公園で、グループが3本のラインを張っていた。その一本に、3世代家族で来ていたお爺ちゃんの首元が引っかかり後頭部から転倒してしまう。意識不明で救急車で搬送された。
その後は不明。

成人男性の首にラインに引っかかっているのだから、ロングライン?特に長い事には触れられていないから30mくらいかも(例えばサーファーラインをシングルで張るとその位の高さになります)。
他の2本のスラックラインに人が乗っていて、ロングに人が乗っていない場合、乗っている方の短いライン+お孫さんに気を取られロングに気がつかなかったのかもしれません。この可能性は高いと思います。

大きな怪我・後遺症がないことを願うばかりです。被害者のお爺ちゃんや家族はどんな気持ちなんだろうかと思うと、いまさらでも切ない気持ちになります。

反応

ネットで拝見した情報なので詳しくは分かりませんが、公園に遊びに来た方がスラックラインに気付かずに、喉元に引っかかり転倒し、後頭部を打ち病院に運ばれた方が居られたそうです。被害に遭われた方の無事を祈るばかりです。これからスラックライン…

Posted by 大杉 徹 on 2016年1月4日

私が告知して人を集めてスラックラインを張る一番の理由は、一人でラインを張るのが怖いからです。他の公園利用者の方々に対して配る目を増やしたいからです。一人だとせっかく張ったラインをそのままにしてトイレに行くこともできません。無人のスラッ…

Posted by 猪鹿野 真一 on 2016年1月4日


20160111安全性向上ビデオ – YouTube
タケさんが作成された動画。子どもや自転車目線だとラインが見えないことが説明され、ラインを目立たせる方法が紹介されています。


スラックライン連盟が規定に文章を追加→「スラックラインに乗る時は、1人でするのを極力控えて2人以上でされる事をお勧めします。万が一大きな怪我した場合に対応しやすくなります。 」。他にも子供についてや最後まで責任をもって乗せること、ライン解除についても書かれています。
さらに設置マニュアルも公開。

一般社団法人 日本スラックライン連盟,スポーツ,スラックライン,slackline,JSFED,JSFed,東京

つまり?

Gappai選手は安全な設置に関して、イカノさんは複数人で集まって皆で突発的な危機回避を心がけるのが望ましいとの趣旨。連盟は設置マニュアルの公開と複数人管理の呼びかけ。タケさん動画はラインの見え難さを解説。

スラックラインを公園でする人は、すべて読みましょう・見ましょう。

思うこと・回答


設置・複数人管理・ラインが見えにくい事については、まさにその通りと感じました。自分も改めて安全性について再認識させられました。

ですが、まだ少しばかり違和感を感じます。

その違和感は何か?
それは、ツイート主が感じた「冬休みの公園はほぼ家族連ればっかよ?」「時と場所考えてやるべきだよ」「しかもグループでしにきてて高さ長さ変えて3方向にロープ張ってんだもん。あれはねー…」 「やるなとは言わんが場所考えてほしい」の回答があまり含まれていないという点です。

要するに普通に公園に居合わせた人の目が当日の公園の状況とスラックラインの設置状況を見て、「あれは危ない」「非常識」な印象があったという事ではないでしょうか。場所と本数の問題。そして、出だしの「スラックラインとか一部で流行ってんの?」を深読みすれば、”こんな危ないスポーツ流行らせて大丈夫なの?”ってことになると思います。

この点を踏まえての回答は、

  • 周りに人が多い環境でのスラックラインは、他の公園利用者に対して予期せぬ怪我を負わせる可能性があります。人が少ない時間帯や安全な場所を選んでください。
  • 複数本張ると、他の公園利用者に対する安全上のリスクが本数以上に激増します。なるべく少ない本数で楽しんでください。
  • 第三者に対する危険性が予想される場合は、ラインにぶつからない為の対策を行ってください。

という感じになると思います。これは問題を整理するため今回の事故の状況からのみ、導き出した回答です。

そう。特に目新しいことはない。普通のことなんです。子ども大人に関わりなく、人・自転車・バイク・車がラインに突っ込む可能性がある。
大雑把にまとめればスラックラインをする公園と場所選びは重要という事。

スラックラインを公園でやるという根本的な問題の話。
安全と自由な公園利用のハザマ。

以上、このエントリーの大切なことは終わり。

自分の経験

自分は小さな子供がラインに引っかかったことがあります。10mで股下くらいの高さ、マットありのラインに座って人と話していたところ、手の届くような2m前を子供がラインの下をくぐっていきました。目には入っていたのですが、とっさに声は出ませんでした。その直後にその子を追いかけてきた子供がラインに気づかずにヒット。倒れるまでいかなかったけど、ビックリして泣き始めました。後ろからお父さんが来てこちらは平謝り。そのお父さんは何も言わず不機嫌に睨む感じで去っていきました。

この一件が起こった直後は、凹みました。スラックライン熱は一瞬にして急下降。
その他にも、子供がらみでウームとなることが多くて、自分が出した結論は「個人的に張る場合はスラックラインと公園の子供の組み合わせは要注意!両者の相性は悪い」ということ。

一人で張る場合も多いので、今では人気のない公園を中心に張っています。遊具などもなく、駐車場が遠かったり・少なかったり、トイレが古くて汚いとかで人がほとんど来ない公園など。

継続して張れる場所・イベント形式

人が多い公園でもスラックラインを張れるようなスペースはあることもあります。例えば、SLACK9で使ってる春日公園。人が多い芝生エリアとはエリアが別でフェンスを背にした森の中という感じ。芝生の方が気持ち良いから、当初は自分もあっちはれたらなあと妄想していました。でも今はあのエリアでしか張れないというのに納得します。

スラックラインを継続的に張って楽しんでいる人たちはホームグラウンド的な公園があると思いますが、それらはいくつかの要因が重なって完全ではないにしても比較的安心できる環境なんだと思います。スラックラインに乗る方も余計な神経を使わずに楽しめる。

では人が集まるような体験メインのイベントは?
体験会的なイベント形式は安全管理への意識は個人的に張る場合と違うと思います。乗ることよりも乗せることが優先ですし、人が多いなら必然的にどうすればいいかを考えて対策することになるはず。保険をどうしようか?受付をどうしようかと考えてくれる人がいます。

ついでに補足

・偶然他にスラックラインをしに来た人がいた場合、誘って一緒に遊ぶ。専有面積を減らし本数減らすため。
・子供は要注意。素早いし、何をするかわかりません。特に幼稚園児くらいの子。
・スラックラインパークやエリアが増えてくれたら嬉しいですね。庭の大改造もありでしょう。

読んでいただき有難うございました。

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コメント

  1. tsunajii より:

    私の場合、公園の端にライン張ってて(しかもすぐ横は急な土手からの小川)子供連れは特に注意してる場所なので、あまり心配してませんでしたが、たまたま視覚障害の方が散歩してあり、引っ掛かりそうになりました。赤いウインドダンパー付けてたので手前で気付かれ事なきを得ましたが、その方曰く、アクセスの良い公園は色んな方が利用するから注意したがいいよとご意見頂きました。確かに時間や場所、目配りの人員など考えながらスラックライフ楽しんでいきたいですね。

    • スラックラインの歩き方 より:

      様々な事例を知って共有できば、より配慮もできるようになるのかもしれませんね。