映画、ザ・ウォーク

この記事は約 5 分で読めます。 投稿から 9年。最終更新から 5年経過。
作成に約 75 分かかりました。
slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
このブログはAmazon他のサービスを通じて収入を得ています。

歩き方をフォローする
スポンサーリンク

1月23日から公開される綱渡り映画の「ザ・ウォーク」


1月23日から公開される綱渡り映画です。一応、紹介記事書いてみます。
絶対3Dで見た方が良いらしい。だから映画館で見た方が良い。自分も早めに見てみたいです。

1974年、フィリップ・プティPhilippe Petitが完成間近のワールドトレードセンタービル(911テロで崩壊したツインタワー)にワイヤーを渡して40分間の空中散歩を行ったという実話に基づいた映画になります。

プティはフランス人で大道芸人なんですが、今も現役だそうです。2008年、この実話のドキュメンタリー映画も作られてアカデミー賞も受賞しているのですが、その公開の時は日本に来てゲリラ的にパフォーマンスも行っています。

マンオンワイヤーという彼の自伝があってとても素晴らしい本なんですが、その本を映画化したいという話は何度も断っていたそうす。唯一、マンオンワイヤーというドキュメンタリーだけ賛同が得られて映画化が実現しました。それから8年、その本の完全映画化となる映画が今回の「ザ・ウォーク」になります。


映画『ザ・ウォーク』 最新予告 – YouTube


http://www.thewalk-movie.jp/映画『ザ・ウォーク』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

監督その他、映画のもっと詳しいこと

バックトゥザフューチャーやフォレストガンプのロバート・ゼメキスが監督。
日本では2016年1月23日土曜から公開。
下記サイトでとても詳しくザ・ウォークのことが紹介されています。

http://eiga.com/movie/80755/special/ザ・ウォーク 特集: 絶対に体験してほしい《新次元3D映像》がここに誕生 命綱なし! 「この世で最も危険なウォーク」を見届けよ!! – 映画.com

あらすじ

建設中のツインタワー。フランス人の彼がアメリカの一等地のビルにどうやって忍び込んで綱を張るのか?それが最大の問題。落ちたら死んでしまうが、彼はそんなこと特に問題にはしていない。どんなレイアウトで?いつ?アメリカ人の仲間を集めなければ。網も道具も集めなければならない。普通に考えれば実行不能な計画。そして作戦が実行される。

フランス編・アメリカ敗退編・アメリカ準備編・当日潜入・決行という流れ。

原作と完全に同じ?

予告編やそのほかの動画を見る限り、ほぼ忠実。
ワイヤーがガタッとなったり、パパ・ルディがサポート要員?に入ってるところとかが違う。
パパ・ルディの家を訪ねるシーンは凄く見たい。大好きなエピソードです。

メイキングを見てたらプティ自信も現場で指導もしてたし、俳優のジョセフ・ゴードン=レビットは彼の映像を見てコピーすることに一生懸命だったそう。というか顔とかなんか似ている気がする。


Philippe Petit Walks a Tightrope Between the Twin Towers in 1974 – YouTube


マンオンワイヤーの本

とってもお勧めの本。
映画とは無関係に素晴らしい。フランス人で偏屈な彼の性格がにじみ出た文章。最初はとっつきにくくてつまらなく思うかもしれない。でも彼の性格が理解できてくると、面白い。愛くるしくてセンスがある!わがままでは片づけれれない人間性。彼の内面がよく理解?できるので、ぜひ読んでほしい。ただし、スラックラインにヒントになるようなこと、技術的な事は僅かしか含まれないのでそこは期待しないように。

個人的には、映画の前に読んでた方がザ・ウォークをより楽しめるのかも。というのも、ザ・ウォークは圧倒的な3DとCGを楽しむ映画でもあるはずだから。映像を楽しむことに集中できるはず。

アカデミー賞受賞、マンオンワイヤーDVD

301 Moved Permanently

原作を読む時間がないなら、このDVDで予習するのもアリかもしれないし、ナシかもしれない。
アカデミー賞受賞作品。

このドキュメンタリー版マンオンワイヤーの見どころは、貴重な当時の映像。本人や実際の仲間のインタビュー。それに尽きる。それを見れるだけで意味がある。これらの証言が映画をきっかけに世に出た事を思うと、本当に素晴らしいと思う。

自分は100mの綱でトレーニングしているシーンで後ろに日本人の女性ヨーコがちらっと写っているのを発見して興奮してしまった。

ということで

映画館で見るのが楽しみです。

スラックラインのヒントになるようなことは具体的には無いだろうけど、なぜ彼はあの場所に張って渡りたかったのか?がどのように描かれているのかに注目してみようと思います。

ちなみに、ヨーロッパではサーカスや大道芸の綱渡り師はFunambulistといわれます。ローマ時代にはfunambulaといわれていました。