ロングラインのサーファーラインSURFER LINE購入

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サーファーライン

さんざん迷った挙句買いました。
そうです。
30mのロングラインであるギボン・サーファーラインです。
ラチェットは基本的に構造は変わりませんが、ハンドルが長くて大いです。おかげで、とにかくギリギリまでテンションが掛けられます。体全体を使ってこれでもかという位にぎちぎちに引っ張ることが可能です。ギアの歯も2重になっていて強度的にアップしていることが目でも見て取れます。全体重量は4.8キロと結構あります。
あとは、特別変わりなし。
マニュアルも他の製品と同じだし、収納袋も御馴染みの頼りないしょぼい奴です。この袋は生地の薄さもさることながら、中にキットを入れて紐を持つとハトメがいとも簡単に外れちゃいます。

ライン自体はジャンプラインよりもさらに薄くなっていて伸縮性が上です(たぶん)。改めてメーカーサイトを見てもそれらしい文章は無いです。まぁ、この長さともなるとどうでもいいことですけど。表面はゴム印字で多少の滑り止め効果があります。

★歩いた感想。
25mで設置しました。最初は難しかったですが、一時間ほどで渡りに成功しました。でも、その後もかなり落ちまくったので、まだまだ練習が必要のようです。にしても、ロングラインはやはり面白いです。あの渡りきるまでのドキドキ感はたまらないです。トリックに挑戦するのとはちがう面白さと奥深さがあります。

また、サーファーラインのラチェットには一段ずつ緩める機能がついています。うちハンドルを引かずに、そのままリリース位置にもっていくと一段緩められますが、失敗する場合もあります。

■追記

伸縮性に関してはジャンプラインより上です。厚みは両方比べると殆ど変わらず誤差の範囲内って気もするのですが自分が測る限り、0.15mm~0.25mm程度の厚みの違いがあります。公式サイトにも書かれていますが、織り目は一緒です。。生地がその分薄くて傷みやすいです。リリースは慎重に。

■追記

自分の買った初期モデルは、ラチェットを一段ずつ緩めるセーフティロックリリース機能がついています。これは一瞬だけギアをフリーにして一段緩める機能なんですが、コツをつかめば結構便利です。上手く緩められない場合は潤滑スプレーなどを稼動部分に吹きかけてさい。現在発売されている後期モデルでは、ラチェットが変わりセーフティロックリリース機能はついておらず、綺麗に巻き取れるガイド付になっています。どっちが良いか、となると微妙な所です。

追記:サーファーラインの開放(リリース)が出来なくなる事態に注意

後期の巻き取りガイドの金色ラチェットの場合は、かならずガイドにラインが接触するようにして巻きとってください。上からラインを通すわけです。もしこれをヤラないと、テンションをかけたライン自体が邪魔をしてリリースできないトラブルになります。初めて使う場合や、慣れない人が使う場合に、テンションが開放できない事態が起きています。注意してください。模試やってしまった場合は、無理やりリリース位置にすると開放できます。でも、すでにギチギチに巻いた場合は難しいです。なんとかしてラインを持ち上げてリリースポジションのじゃまにならないようにしてリリースしてみてください。これでも無理な場合は、もしカラビナやスリングを使っていたらそれらを壊したり切断することになります。シャックルだとネジを回して外すことも出来ないことはないです。それらの方法ができないらなラインを切断するしかありません。歩行ラインのループ近くか、ラチェット側のラチェット近くかで十分注意しながら切ってください。