高低差が測れるレーザー距離計を使ってみる
ニコンの550ASという高低差が測れるレーザー距離計です。
旧モデルですが外部モニターがあるのでスラックラインには便利です。画面撮って記録できるから。
ヤフオク等で1.1万から1.5万程度で買えます。海外モデルはたぶん黄色。
現行モデルはクールショット40iか80iになります。
新型はスコープ内に距離と高さが同時に表示されるのでゴルフでは便利と思います。あと、電池持ちも外部モニターが無い分優れているはずです。
今回計測するラインはこちら
凹形状の公園に張った33mライン。
なだらかな形状を生かして緩めて乗りますが、これはどのくらいの高さかという事でテンションをかけてみました。
計測方法
一番楽に測れるであろう方法です。
直線距離だけでなく水平距離が計測できる機能を使います。
その機能で中間地点の高さを測る。
- アンカー地点から水平距離と高低差を計測
- 地面を計測して中間の水平距離地点を探す
- 中間地点の数字から最初に測った高低差の半分を引く
直線距離33m、水平距離33m、高低差1.2m(中間地点0.6m)、角度2°
だいたいの中間地点の高さが4.8m。
直線距離じゃなく水平距離をみる。
4.8m-06m=4.2m
つまり、水平距離33mで高さ4.2mのラインが張れた。
これをそのまま歩くと落ちたらやばいので、緩めてギリギリ地面につかないようにする。
高さ:4.2m
サグ:4m
高低:1.2m
ポイントラインの沈み込みの量をSag(サグ)という。高さとは意味が違う。
直線距離はダイレクトにレーザーで測るから正確です。
電柱やビルの高さ、木の高さも測れます。楽しい。木の高さが測れるから自然観察にも使えますが、木の種類によっては数値が出ませんでした。
また、地面を測る方法は窪地のような形状でしか通用しないので通常のロングラインでラインの高さを測るにはあまり適さない。
以前張った場所も計測
高さ:4.6m
サグ:4.4m
高低:0.4m
まとめ
通常は直線距離が測れるレーザー距離計で十分です。
おススメはニコンのゴルフ用距離計のクールショット。
中国メーカーのも買いましたが、液晶が一部壊れて数字が読みにくくなりました。
この症状になった人を3人知っていますので、ニコンや有名ゴルフメーカーの製品をお勧めします。
特殊地形に張りたい人は今回使ったような高低差が測れるモデルだと便利です。
ロケハンに大活躍。ハイラインやウォーターでも便利だと思います。歩きやすい水平なラインを張りたい場合にも活躍するはず。
高さに関しては厳密な数字ではないですが、0参考としては十分でしょう。
ハイエンドモデルなので少々高いです。使用頻度は多くはないと思うので、中古でもいいと思います。
↑直線距離 オンリー
↑直線距離、高低差など
月に2個ほど出品されます。1.5万以下を狙いましょう。タイミング合えば1.1万くらいです。
ほぼ新品なら2万円近くで落札される場合があります。