101mラインを張ってきました。
午後から2時間ほどです。一時間くらいしか乗れてないので、もっと乗りたかったなぁというのが正直な感想。
今回の150m装備
ザックの方に150mラインとスリングが入っています。バックの方にテンショニングシステム一式とツリーウェア。
以前はキャリアを使っていたのですが、最近は背中に載せた方が楽だと思い始めました。
ザックの方にはロープバックに入れた150mをそのまま突っ込んでいるのですが、今度から150mラインはこのザックに直接入れようと思っています。
ロングライン道具一式
プーリーシステム | ラウンドスリング | スラックライン |
サブテンショニング用品 | 小物・ウィンドダンパー | ツリーウェア |
プーリーシステム+ラインロッカー
以下を全てセットにしています。いちいちロープを通したりはしません。
テンション量が少なくても張れるハイブリッドラインという事を考慮すると大袈裟すぎる装備なんですけど、とにかく楽に早く張りたい自分にはベストマッチ。
- SMC3インチダブルプーリー*2
- SMC2インチシングルプーリー
- SMCリギングプレート
- CMCMPD
- スターリンロープのHTPスタティック50m 11mm
- ツイストシャックル+ランクルのスペーサー
- ツイストクィックリンク10mm
- クィックリンク10mm
- ランドクルージングのジーラ*2
- WLL2Tシャックル+ランクルのスペーサー
- WLL3.25シャックル
↑SMCのHP
↑CMCのHP
ラウンドスリングとライン
ラウンドスリングやスパンセットといわれるアンカー用の丈夫なスリング。
一本線入ったWLL1トンタイプ(紫)でも強度的には十分にクリアしています。エレファントのトリックラインに付属していたやつです。木に回せばスリングを二重で使っているのと同じ状況となってWLL2トン相当です。歩行テンションは多くても15kN、つまり1.5トンですから運用強度の範疇に入るので問題ないです。さらには破断(MBS)は7トンなので、14トンで切れる計算です。これは約140kNという数値です。30kNから45kNで切れるラインがほとんどですのでその数値の3~4倍ほどになります。
ラインはslack.frのムーンウォーク。ダイニーマとポリエステルのハイブリッドラインです。
サブテンショニング(マルチプライヤー)用の道具
- カラビナ3枚CTスチールカラビナ
- ダブルプーリー
- シングルプーリー
- アッセンダー (ペツルベーシック)
- ハンドアッセンダー
これで3倍で引き、固くなったら5倍で引きます。
テンションの保持とは関係ないので、強度の無いもので大丈夫です。例えばプーリーはノーブランドの安い奴ですし、ハンドアッセンダーも格安メーカーのやつ。
カラビナもスチールである必要はありません。いつもはアルミです。今日は偶然スチール。
ただ、スチールの方が信頼性が上なので、別の箇所で使うなどの応用が効きます。こいつはクライミングテクノロジーの一枚1000円で買ったスチールカラビナ。
小物入れの中にはプライヤーとレザーマンツール、テープなどが入っています。他には距離計など。
ウィンドダンパーとツリーウエア
ウィンドダンパーと切り売りカーペットのツリーウェアと幅広マジックテープ。マジックテープでアンカースリングが落ちないようにします。多めにあると安心。
ロングラインを歩こう
先日のGappaiとユカッチの歩きを思い出しながら、なるべく静かに歩きました。
分かりやすく言えば、小股がいいですね。まぁそれは重々わかってたんだけど、焦っても何もいいことない。小股で歩行のショックを最小限に。
あと、頭の位置かなぁ。そして先手を打つ。
2往復寸前で落ちた。完全に気が抜けてた。普通にリカバリーできそうだったのに。
そのあと歩くと地面にラインがつきはじめたので、もう少し張る。
7回歩いて2回落ちた。
今日は流石に祝日のことだけあり、5人の人に話しかけられました。これまでで最大数です。
なぜか決まってこれは競技会とか大会があるの?と聞かれました。この質問は良く受けるのですが、全員が全員とは珍しい。
そして日も傾き始めてもっと歩きたいなぁと思ってたその時、なんと自分のちょうど前に影がある。
どうやら偶然にも101mラインと日の沈む方角が一致したらしい。101mとピッタリなのは11月3日の文化の日。ほんとにラインのすぐ横だから歩いていて面白い。自分の影に励ましてもらいながら(夜ロングの時はすげー邪魔だけど)、最後のゴール。来年もこの日にこのロングやったら面白いかもね。
読んでいただき有難うございました