大きな森でスラックライン。あと、インラインエイトノット。

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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始まりの場所



「そのスラックラインとかいう面白そうなのを張ってくれないかい。江戸時代とかいう時代に植えられてから一歩も動いてない。要するに退屈なんじゃよ。」

以下、ロングラインやインラインエイトノット、プルージックについて。

梅雨の晴れ間にロングラインを張ってきました。
ここは自分がはじめて50m以上のラインを張った場所。

その同じ場所に張ってみました。
52mです。

あいかわらず樹木環境が素晴らしいです。大きな木がスラックラインを張ってくれと訴えてきます。って、ご都合主義?
小学校の時はこの公園に遠足できていました。

今は利用者の少ない公園です。というのも駐車場が遠いから。遊具も無くなってしまいました。今の季節は対岸に立派な公園があって温泉も売店もあるのでそっちに行く人が多いです。
夏になると、こちらのエリアの方が木がたくさんあって川が近いので少し人が増えます。

芝生の広場もあります。
張ってもいいんですけど、たまに運動している人もいるので芝生の方は一度しか張ったことありません。
久々に裸足で乗りたいなとも思ったり。

インラインエイトノットで引く


ということで、キャリアに道具一式を乗せて森の中のロングラインポイントまで移動。
階段もあってしんどいけど我慢。

52mの区間なんだけど中心区間の地面が盛り上がってるのに、いつもの感じで張ってしまいました。
地面につくので、強く張る必要があります。
でも、道具最小限なのでハンドアッセンダーがない。

こういう時は悪あがきでインラインエイトノット。
本来なら複数人でロープを引く時に使う結び方です。通常の結び方とは違い、後ろにロープが出せるのが特徴。
ロープ途中にループを作る結び方としてバラフライノットが有名ですが、こちらの方が引くのに適した形になります。

結び目を作らない時は手に巻いたりして引きますが、これだと腰を入れて体全体で引けるのでほぼハンドアッセンダーと同じように引けます。結び目の移動は一度解く必要があるので、めんどいので後半固くなってから使うといい感じ。

これもって引くぞって雰囲気が個人的には好き。
結び方はエイトノットが結べる人なら、何度かやれば身に付くでしょう。簡単です。


ロングラインでインラインエイトノットで力を入れやすく – YouTube


これがハンドアッセンダー。アッセンダーとしてもハンドル付のアッセンダーとしても使える。これがない場合は上の方法で。

プルージックでダブルマルチプライヤー

アッセンダーを持ってきていないのでプルージックでやりました。通常は結び目をずらしますが、区間のロスが出ないようにするにはかぶせた方が素早くできます。まだ余裕があるのでもう一回巻くか長さを調節したらロスが減り、動かかす回数が減ります。
これはエーデルワイスのプルージックロープ7mmでやりました。

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これがアッセンダー。
ロープを掴む道具。一方には動くが、一方には動かない。

それにしても難しい


52mラインです。
ここで初めて50m台を歩いたのですが、ちょうど4年くらい前。同じラインを今回張りました。
4年間で上達しているつもりでしたが、うーむ。
もちろん歩けましたが、なんとか渡り切った感じも無きにしも非ず。
ライン自体の難易度は変わってないというか。
なんだか不思議な感覚。
どう説明したらいいんだろう。
まさにこれぞロングの面白さかなって思います。

色々道具必要だけど、ロングラインやりましょ~。