スラックラインをすぐに歩けるようになる人は少数
スラックラインって最初は歩けないです。それがごく普通です。私の場合、運動神経は悪いほうです。球技苦手です。スノボも一回しかしたこと無いです。スポーツといえばたまに登山するくらいです。なので、当然の様に最初は歩けませんでした。
私がライン上の往復ができるまでには2ヶ月かかりました。
一回の練習が2時間として、10回くらいでなんとか歩けあるようになったと思います。
※なんでこれほど時間がかかったのか?それはラインが長かったからです。何も考えず10mで設置していました。
最初はバランス無視で早足で歩いたりして、半分くらい歩けたので意外と楽勝と思った気がしましたが、それは単なる勘違いでした。今でも初めての人はそうやって歩くのを良く見かけます。一歩一歩歩くのでなくて勢いで歩いてるんです。それで、6歩あるけたとか10歩あるけたとか、半分まで行ったとか、私も最初はそうでした。
ストックを使ったり、ほかいろいろな方法で補助
雑誌にストックを使うのも良いと書かれていたので、それも試しました。自慢ではありませんが昔からダブルストックの愛好者で今も家に6本登山用ストックがあります。本当は、あと4本レキのカーボンタイプを買っているのですが、それらは下山口に忘れて紛失してしまいました。ストックに住所氏名のシールを張っておくのお勧めです。。。。登山用品店では頼めばサービスでシールを作ってくれる店もあります。ストックはスラックラインでは役に立たないけど山では非常に頼りになります。できれば二本で使いましょう。慣れればうまく使えるはずです。今はブラックダイヤモンドのトレイルコンパクトを使っています。本当はレキのカーボンが軽いし、アンチショック無しにすれば収納時は短くなるからそれが良いんですけど高いんです。でも、これも安いし使いやすいしコンパクトになるからお勧めです。
って、話がずれてしまいました。
ストックを使って歩くのは、ただ歩けるってだけで上達にはつながらないと思います。最初の感覚をつかむためには良い手段だともいますが、いつまでもコレで練習しても上達しません。
他にも、誰かに肩を貸してもらう、ラインに座って揺れを減少させる、頭の上に別のロープを張ってつかみながら、その頭の上のロープの中に輪っかを通してその輪っかを滑らせながら、綱渡りのように長い棒を持って・・・・などなど。でも一番効果的なのはラインを短く張るです。
自分は教えてくれる人やネットの情報も何もないような時に始めたので、何もわからず10mくらいで張ってしまい、時間がかかってしまいした。さんざん苦労した挙句、そういえば短く張れば格段に楽になることをだいぶ後に気づきました。ということで、とても無理と思ったら短く張りましょう。
踏み台のようなものを木から1mくらいのところのラインの下に置いて、ラインを短く張るのと同じ効果をだすことも可能です。間隔を4~5mくらいに張ってみましょう。ラチェットがじゃまになるなら支点に二回回せるなら二回回すとラチェットが端の方になります。
と、スラックラインの歩きを補助する方法は色々思いつきますが、結局のところ「一歩づつ一歩づつバランスを取りながら歩く」これしかないです。そのためにはまずは、ライン上での片足立ちの練習から始めましょう。
練習すれば必ず歩ける。それがスラックライン。得意なバランスの取り方を見つけよう
※注意:歩くためのステップは多種多様で、決して画一的にまとめられるものでは有りません。というのも、人によってバランスの取り方は千差万別だから。
3mくらいのラックだと1時間で歩けるようになりますが、10mくらいのスラックラインを歩けるぞ!ってレベルに達するには時間がかかります。
普段から運動していたり、他のバランス感覚を使うようなスポーツをしている人なら半日で歩ける場合もあるみたいです。でも、一般人もしくは運動が苦手な人は毎週日曜に練習したとして1ヶ月以上はかかるのが普通だと思います。あと、モーチベーションが有るか無いかも重要な点ですね。
まだ歩けない人はせっかくですから、歩けるレベルまでもう少しがんばってみましょう。少し歩けるようになったよ!って人はさらに練習をしてターンと後ろ歩きができるようになりましょう。そのレベルまで来たら、スラックラインを歩けるぞって公言できるレベルに達していると思います。
スラックラインキット買ったけどまだ歩けないって人や、寒いからスラックラインはお休みってひとは寒い日でも十分楽しめるスポーツですからぜひ、休日にやってみてください。寒くてもTシャツになりたい位暑くなったり、いつの間にか着てたフリースの背中が汗でぐっしょりになるほど熱中できますよ。
ってことでまずは片足立ちの練習からはじめましょう。
まとめ
- 練習すれば誰でも歩けるようになる
- ラインの長さを短くすれば難易度は下がる
- どうしても歩けないなら平地で片足立の練習を
- 歩くことは片足でバランスを取ることを交互に繰り返すということ
- 前歩きと後ろ歩き、ターンができたらスラックラインを歩けると公言できる
Let’s SlackLining