Aフレームとは?
スタンド、自立スタンド、フレーム、Aフレームなどと言われるラインを嵩上げするアイテムを集めてみました。
基本的には地中アンカーと組み合わせますが、人工物の柱などは下のほうが強度の優れるのでそういう場合に使ったりもします。室内でも活躍するかもしれません。
公園の木が細い場合にも活躍しますが、20m程度のトリックラインでは今現在は積極的に使われている印象があります。
なぜなら、上下の沈み込み反発は大きくしつつも、左右のブレは低減できるという効果があるからです。
バウンストリックがしやすいラインになります。特に20m以上では効果が実感できると思います。
しかしながら、トリックラインの1m~1.5mのAフレームは市販されていません。特注で作るか、自作になります。
今回は主に市販品を紹介します。
- 高さ
- 重さ
- 収納性
- 強度
- デザイン
- 前後に倒れないか
- ラインがズレないか
この辺りがポイントでしょう。
倒れる薄いタイプはロープ等で内側に倒れないよう少し引っ張ることをお勧めします。
ギボンの最新型、スラックフレーム
ギボン製品は一枚板のモデルでしたが、2017最新型は金属製で立体型です。
70cm、50cm、 30cmの高さが選べ、コンパクトに収納できます。
金属性なので耐久性があり、野外での長時間の使用でも劣化しにくい。
つまり、常設にも適しています。
高さはいわゆる初心者ライン向けになり、バウンストリックは厳しいです。
バウンストリックしないならもっともお勧めのAフレームになります。
価格は公式サイトで17800円。
個人輸入も可能ですが、送料が高いのでさほど利点はありませんが、多少安いかも。
スラックラインインダストリーズ
SIのフレームで高さが二種類あります。
Lは120㎝ありますのでバウンストリックもギリギリ可能です。
スライド式ですが、中央にもフレームがあるので丈夫さが上。
スラックフレーム
シンプルなスライド式。
高さは50cmと60㎝で低いです。
高テンションだとスライド式は捻じれながら倒れたりするけど、この高さのテンションなら問題なしでしょう。
自作のヒントにもなる形で、ドリルとノコギリ、ロープがあれば作れます。
自作する?
Aフレームは自作している人も多いですけど、ギボン方式の一枚板型を基本に補強を入れて作っている人が多いみたいです。この一枚板を基本としたフレームの利点は構造がシンプルで、ラインを通す穴を開ければ複数の高さに対応できること(あと、絵もかけます)。組み立て型の利点は、コンパクトに収納ができること。
一枚板型だと前後に傾いたり倒れるので、アンカーと板を結んだらある程度改善できます。トリックをやるとかなりの圧力が板にかかるので、強度に関しては最初から頑丈なものを作るつもりで厚みのある材料で作ったほうがいいと思います。
このような形式の他にも、シンプルなスライド式やパイプで作る方法などもあります。