知って安心、マビックミニのLEDシグナルの意味(飛行モードや残量、エラー)を紹介

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歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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本体後方のLEDシグナルの光の意味

光り方には意味がある

マビックミニの後方のLEDは常に何かのシグナルを発しています。基本的には緑は正常で、黄色は注意赤は警告となります。

簡単に言えば、緑はGPS信号による飛行制御が可能な状態黄色はGPSに頼らずビジョンシステムで飛行している状態(室内など)赤はバッテリー関連が多いです。

なにこれという光り方では送信機の信号ロスト(単に送信機の電源を入れてない場合)やコンパスキャリブレーションがあります。このシグナルの意味が分かれば、より安心して飛ばせるのでぜひシグナルの意味を調べて覚えておいてください。

通常シグナル

  • (順番に点滅) 起動自己診断中
  • 黄(4回点滅) ウォーミングアップ中
  • 緑(ゆっくり点滅) PモードGPS
  • 緑(2回点滅) PモードGPS&下方ビジョンシステム
  • 黄(ゆっくり点滅) GPS信号無し、下方ビジョンシステム(ATIモード中)
  • 緑(高速点滅)  急停止中

警告シグナル

  • 黄(素早く点滅) 送信機電波ロスト
  • 赤(ゆっくり点滅) バッテリー残量低下
  • 赤(素早い点滅) 深刻なバッテリー残量低下
  • 赤(点滅) IMU(ジャイロ等)エラー
  • 赤(点灯) 深刻なエラー
  • (交互に点滅) コンパスキャリブレーション必要

本体の裏の四連白色LED

意外とわかりずらいのがバッテリー残量。

このLEDは機体の起動・終了とバッテリー残量を表します。となりの電源ボタンを一回押せばバッテリーの残量が3秒間表示されます。本体の飛行中の時は常に残量が光っていますし、本体にUSBコードをつないで充電しているときも光ります。

電源を入れる時は二回連続で押して二回目を長押し(二秒)すれば本体の電源が入ります。四個のLEDが順に光れば本体が起動しています(お尻のLEDも光る)。電源を切る時も同じく一度押して二度目を2秒長押しすれば電源オフになります。オートオフ機能は有りません。

ちなみに充電中は本体は起動できませんし、起動中にバッテリーを充電することも不可能です。

充電中は表示が少し変わります。何かのトラブルでバッテリーが充電できない場合もLEDで種類が判別可能です。

通常時

電池残量の見方を具体的に紹介します。●が点灯で、★が点滅です。

  1. ●●●● 89%以上
  2. ●●●★ 76~88%
  3. ●●●  64~75%
  4. ●●★  51~63%
  5. ●●   39~50%
  6. ●★   26~38%
  7. ●    14~25%
  8. ★    1~13%

●●●●で約90%以上、●●★で50%、●★で25%以下ということを覚えておきましょう。

●●●●で満タンに見えても満タンではなく90%以上ですので少しでも長く飛ばしたい人は飛ばす前日などに充電した方が良いです。数日たったりしていると最初から90%の時があります。

●の時は25%以下ですから離陸そのものが不可能です。●★では離陸は可能ですが、数十秒でバッテリー警告が出る時もあります。

充電時のLEDの意味

  1. ★★ 0~50%
  2. ★★★ 50~75%
  3. ★★★★ 75%~100%
  4. ●●●● 充電完了

充電エラーの意味

最も発生しそうなのは左から4番目のLEDのエラーかもしれません。どちらも温度が充電に適さないというエラーです。リチウムの特性上、低温だと充電量が低くなります。200回の繰り返し充電まで可能なリチウム電池だそうですが、それ以上になったら廃棄が推奨されています。

2番目LED2回点滅 過電流

2番目LED3回点滅 内部ショート(短絡)

3番目LED2回点滅 過充電

3番目LED3回点滅 高電圧

4番目LED2回点滅 温度が低すぎる

4番目LED3回点滅 温度が高すぎる

以上です!

では楽しいドローンライフを!