脱却できない失って気づくパターン。切り倒された公園の木。

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ロングラインを張っている公園は自宅から車で五分の距離。
初めてスラックライン張ったのもこの公園。
公園だけどそもそもは治水のための堤防だった。


数年前には豪雨災害で中が滅茶苦茶。
だけど、江戸時代に治水のために何千本も植えられたクスノキや先人の人の知恵のおかげで決壊はしなかった。
ここを作り上げた田尻相馬の数々の逸話をもとに小説も書かれたことがある歴史ある史跡、建造物でもある。
そんな場所も洪水の後は土砂置き場となり、トラックが土砂を運び込んだ。
1年間立ち入り禁止となりスラックラインは張れなかった。

その間、清掃の人も入らなくなり公園はゴミゴミゴミ
洪水のごみが残っているのは当然にしても、上の車道から投げ込まれるゴミがどれほどに多いか。

弁当や空き缶、家電製品。

普段公園を利用しない人にはゴミを投げ込む場所。

流れ着いたゴミや土砂により荒れた雰囲気が漂えば、たちまちそんな人が増える。
豪雨から守ってくれた公園に対して余りにも酷い追い討ちだ。

以前、国定公園のボランティアガイドしているときも思った。
わざわざ山までゴミを捨てに来る人種がいる。観察センターの人は車で登ってくるときに車道脇に置かれた家電ゴミを回収し、下るときも新たなゴミを回収。
道なき道を歩くと、昔のゴミ、ボロボロ廃車など。タイムスリップしたかと錯覚するほど。

ゴミ処理に金が要る?それならドライブがてら捨てに行こう。

慣れた人は、回収が恐ろしく困難な深い谷を狙って捨てていた。愉快犯的な側面もあるだろう。

常習犯は捕まえらる場合もあるが、レアケース。
不法投棄で検挙。
情けない犯罪だ。

話がそれてしまった。

今回は切り倒された木

公園の木が切り倒されていた

公園の木が切り倒されるのは、珍しいことじゃない。

遊具を置くため、広場を広くするため、トイレを立てるため、バリアフリーのため、などなど。

他の公園でも経験した。あれれ、以前張ったはずの木がない。ここも。あそこも。
シンボルツリーのような大木もあっさり切り倒されてしまう。

今回、切れれた区域にはスラックラインを張った木もあった。
思いつく限りでは4本。
中には102m区間も含まれる。
ずっと森の中の102mなんてそうそう張れないはずだけど、区間が消滅してしまった。
あとは17mと20mのパラレルと40m。
巨木クラスもバッサリ。
そこらじゅうに落ちているクスの実だけど、実を落としたはずの木が立っていない。


↑この手前のアンカーの木がある区域。


102mのアンカー。大木の森の中を歩けた(過去形)。


中ほどの杉の木数本と左のクス、そして手前のアンカーとしている幹回り3mの巨木も。
とってもショッキング。

ハンモックの奥の区間がごっそり。あと右側の川辺も。

ありがとう。

切り株


この公園では貴重な杉。適度な太さで張りやすい。
同じような杉がこのあたりに密集していたのが切られていたのだが、堤防が公園化された時に植えられた木かもしれない。


クスノキ、周囲長2mくらいだった。


周囲長3mで巨木。江戸時代に治水のために植えられた。
この公園では珍しくはないのだが、他の公園ではシンボルツリーとるほど存在感があるはず。


桜の老木。

スラックラインと公園は一期一会

先月来た時に測量跡があったのでもしかして切られるかもな予感はあった。
しかし、いざ目にするとショッキング。せめて木材として有効利用してほしいと願うばかり。

3mの巨木はどのようにして切り倒されたのか。
おそらく、巨大クレーンで枝という枝を落とされて。その後は想像するだけでも無残。

こんなことになるなら測量を知ってすぐカッコいいライン張ってあげておけばよかった。
公園が分断された事で、270mと316mを張ることが不可能になったのはほぼ確実。

そんな長さをまともに乗れるかどうかはべつにして、張れる時にさっさと張っておけばよかったと後悔。道具と場所あるなら。

なぜ、切られたのか。
たぶん、水門か何かを作るためではないだろうか。治水か農業用

公園とスラックライナーは一期一会の精神で。

張らせてもらえた一回一回を有り難く思い、どうせなら木が喜ぶような、応援したくなるようなクールなスラックラインとそこに乗る人をそこに。

スラックラインは正しく張れば木を傷つける行為じゃない。
強度が心配なら。緩く垂らせばいい。信頼できる加減。

スラックラインは木と親しくなる行為だ。
木は動けない。きっと退屈している。

身勝手なこじつけじゃないか?
うん。そうかもしれない。
アホたれという人も確かにいるはずだ。

あの巨木は幸せだったか?
この木は今、幸せだろうか?
人と樹木で信頼と呼吸という仕草合わせ。

スラックラインの繋がり。
こんなところにもあったんだ。

おおきな木

  • 著者/訳者:シェル・シルヴァスタイン Shel Silverstein
  • 出版社:あすなろ書房( 2010-09-02 )
  • ハードカバー:60 ページ
  • 販売価格:¥ 1,296
  • USED価格:¥ 250

公園でスラックラインが禁止されても、またいつか張れる日が来る。本気ならやれることは沢山あるはずだ。時間が解決、誤魔化してくれることもあるだろう。でも、木が倒された場所はもう張れない。あの木、区間は消滅した。

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