6日連続のスラックラインで緩いラインのコツが少し。夕暮れサグラインと夜ロング

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仕事終わりに連日スラックラインを張りました。乗った時間は30分から1時間。

slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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1日目はノーテンションサグライン

緩いスラックライン
33mのサグ4m。ノーテンションなので道具は両側ラインロッカー直結。

ラインはスラックプロの39g/1mアンカーテープ。
本来は歩行用ではないけど、これがまた良いラインなのです。BCのフェザーとほぼ同じコンセプト。

色々試すけど結論としてノーテンションのラインではほぼ最高に歩きやすい。
ノーテンションでロデオとも言っても差し支えないセッティングなのですが、このラインなら中心部でも上下に揺れてくれます。

中心部は体重負荷が前後に分散されてラインが伸びにくく、上下に動きにくい。
薄くて伸びるこのラインは僅かに体重で上下してくれます。これがシビアなバランスに余裕を持たせてくれる。

この日は中心部は越えても登りの急坂が越えれず。
真ん中から立って歩けばほぼ急坂は登れるので、このラインの完歩が見えてきました。

道具
スラックプロアンカーテープ40m
シンギングロック可変スリング
8mmツイストシャックル
inovのラインロッカー

2日目もノーテンションサグライン

スラックライン

前日と同じセッティング。
目論見通り、早い段階で歩行区間が歩けました。

その後は急坂を如何に最後まで歩けるかチャレンジ。アンカーに近いと乗る時はラインの傾斜が急すぎてマウントできませんが、歩行状態ならもっと歩けます。

やっぱり歩けたら気がらくになって色々試せる。

これでやっとfreefall準備号に書かれていた、ハイラインやロングラインは通常は道具が必要だが、緩く張れば道具は如何様にでもなるという理論を体現できる。

理論通り、ほぼラインだけという最小限の道具でセットしたラインが歩けました。33mですが。。。

ラインロッカー使ってますが、テンション無いからカラビナに直接結べば良いのでロッカーは不要なんです。

歩き方のコツとしては、腰は落とすけど上体は帆を張って歩くイメージ。つまり上にも伸び左右にも体を広げる感じ。
下半身は常に前に進むイメージ。一歩、一歩とリズムをとるのではなく、一定速度で体を前に進めてそれに合わせて歩を進める。

道具
スラックプロアンカーテープ40m
シンギングロック可変スリング
8mmツイストシャックル
inovのラインロッカー

3日目はノーテンションだと頼りないホワイトマジック


同じ場所に違うラインを垂らす。
いつも使っているホワイトマジックを張ってみました。

中心部が難しい。理由はラインが伸びないから。

何だこのラインと文句言いたそうになるくらい難しい。今までさんざんホワイトマジックラブだったのでグッと文句を飲み込みました。手加減してワイヤーかよ鎖かよと一人突っ込み。

区間にして10歩がロデオの真ん中状態。難しいといえるかどうか微妙なところですが、とにかく一度体勢が崩れるとそのまま落下。いかにもロデオの落ち方。
ノーテンションのラインだからこそ、ラインの素性がよーくわかる。

道具
ランクル、ホワイトマジック60m
シンギングロック可変スリング
8mmツイストシャックル
inovのラインロッカー

4日目はナイロンサグライン

33mのライン。サグ4m。

窪地のスラックライン

窪地ゆえに伸びるライン使えばこの高さでも歩けちゃうのだ。

セルフタイマーに立つのがまわに合わん。
ライン下ろすの手間だから、ひもぶらすると良さそう。

同じ場所にナイロンのマンバを張ります。
垂らす方法だと人が乗ったら地面についてしまうのでスラックジャックでテンションをかけます。
テンションをかけたたらもうロデオとは言えません。これぞサグライン。ラインの長さと高さ、サグが同じなのに名称変わるんですね。

乗る場所でラインに手が届かないので、アンカーでつかんで立てる位置まで移動。
難しいかなとドキドキで乗るけど意外に普通に歩ける。
しかし、ラインの上下が大きいのでとにかく必死。

精一杯なので歩きが続かず落ちる。
落ちると盛大にラインが跳ね上がる。それこそ足元から一気に5mくらいボヨーン。
久々にナッツショットくらった。

本当におもろい。
これ自在に歩いてターンしたり揺らしたりしたら楽しいんだろうな。
ただし、乗るもの落ちるのも疲れる。反動が大きいラインを扱うから体がどっと疲れる。

恐らくこの窪地公園33m区間の最も有効活用。

道具
スパイダー、マンバ60m
シンギングロック可変スリング
8mmツイストシャックル
カラビナ
スラックジャック
inovのラインロッカー

5日目は夜ロングセッティング失敗

夜のスラックライン

家から徒歩5分。車で一分のお馴染みの夜のスポット。
街灯が明るくて夜ロングというのもそぐわない位に明るい。

スラックジャックでムーンウォークなら張れるだろうと組み合わせて持ち出す。
確かに間違いなく張れる。
46mライン。

だがしかし、本来なら後ろに使うブレーキ付のジャックの方を前にしたせいで、歩行中にラインが下がって上がる時にテンションが緩む。15:1で張るけどいくら引いても緩んでしまう。中心地点では地面につく。

この道具は角度を使って摩擦を起こす構造だから、46mを張るようなテンションだと逆遣いは緩む。正常に使えば恐らく緩まない。正常の方向だとアンカーを別取りして18:1。

この日はセッティング失敗だったので、家に帰って部屋ロデオ乗りながらネット動画鑑賞。

道具
slack.fr、ムーンウォーク70m
frスリング
10mmシャックル
inovのラインロッカー
スラックジャック
スチールカラビナ

6日目夜ロングはムーンウォーク

普段100オーバーを張っている森まで20:00に家を出て向かう。
今回はSBプーリーとムーンウオーク。
いつも通り素早くセット完了かと思いきや前回雑に収納していてロープが絡まり時間食う。

なんとか56mセット完了。
途中でぶんぶん飛んでたカブトムシが地面に落ちたのでゲット。この時期でもいるんだね。クスノキは好みじゃないだろうけどしがみ付かせる。

歩く。
暗いからムズカシイ。
そのうち慣れて半分越える。

ゴール近くにも行く。
しかしあと5mで落ちちゃう。

3年くらい前から同じ場所で落ちている。
進歩してないじゃん。
ラインはムーンウォークですよ。夜にピッタリな。
ホワイトマジックの方が歩きやすい気がするが、張るの早いから夜使いには適しているのかも。

もっと歩きたかったけど、目がチカチカしてしょうがないので帰る。
暗い中一生懸命目を使ったからだと思う。理想は目に頼らないなんだけど。

まとめるぞー

6日連続、夕暮れもしくは夜スラやりました。

蚊との戦いです。
体が進化して痒くなくなりました。

蚊よりも性質が悪いのが、目に突進してくる虫。
あの虫ほんとやだ。

総称してメマトイという名前だそうです。
運が悪ければ東洋眼虫が目に寄生する。
恐ろしや。

皆さん!虫に負けず頑張りましょう!
昼間時間がないなら夕方から夜にかえてのればいいじゃない。パンが無いなら菓子パン食べればいいじゃない。