もっともよく使っている60mロングライン一式の購入金額はいくら?

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longline60

昨日も夜ロング行ってきました。
48mです。明るい。でもやっぱり難しい。
歩いているたびに新しい発見があります。

さてさて、ロングラインは高いよ〜とボヤいている人の声が時々聞こえてくるのですが、実際の購入金額はいくらなのでしょうか?

この60mライン+プーリーシステムを合わせた購入金額を調べてみました。

slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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この60mロングライン一式はどんなやつ?

slacklinebrothers

60mのホワイトマジックと、スラックラインブラザーズプーリー(ロープ18m)のシンプルなシステムです。
60m前後は大掛かりな装備も必要がなく、張るのも撤収も早いので自分はよく張ります。持ち運びも楽です。

自分の場合近所にも48・52・58mなどがあるのでぴったりの長さです。ただしスラックラインブラザーズは簡単に言えばあまり強くは張れないので長くても70mくらいです。

このセットを一から揃え得るといくら?

購入はスラックラインブラザーズプーリーをメインにしてラインやその他をランドクルージングでの個人輸入で計算してみます。

これで一式

sb60set

購入金額をリスト化

今日調べた値段です。為替も送料も。ユーロは114円、ドルは103円で計算。

ただし、袋、カラビナ2枚、アンカースリング、ツリーウェアは省いています。

スラックラインブラザーズ

スラックラインブラザーズプーリー4:1 149.99ドル+日本への送料56ドル=205.99ドル(21237円)

■追記
スラックラインブラザーズは閉鎖されました。
バランスコミュニティで買えます。

http://www.balancecommunity.com/sbi-pulley-set

ランドクルージング

プーリーシステム以外をランクルで揃えて計算しました。

厳密に自分のと同じではありませんが、残りを全てここで計算します。ラインロッカーは自分のはギボンのやつですがもう売ってないし、ランクルの最新版が最高にコスパがいいので文句なしにおすすめ。直結型を選びましたが、スローリリースなどが出来るモデルもあります。

ホワイトマジック60m
デルタ10mm
オーバル12mm
ラインロッカー(リンクス4SH)2個
ペツルベーシック
ペツルアッセンション
シングルプーリー
ステンレスシャックル
テンドン10.5mm 18m(本音を言うと11mmがいいんですけど・・・売ってない

金額は詳しくは画像をみてください。
lcbill

商品:365,69ユーロ
送料:49,5ユーロ
合計:415,19ユーロ (47701円)

合計金額

21237+47701=68938
6万8938円になります
もっと安くしたい場合は、アセンダー(41ユーロ)をプルージック(短いロープスリングでできる)で代用し、ハンドアッセンダー(45ユーロ)は無くても問題は無いので買わなくてもいいです。
この二つは、自分がいつも使っているので一緒に組み込みました。

この二つを入れない場合は、86ユーロつまり9879円節約可能で、5万9059円となります
厳密にはさらにカード決済の為替手数料や日本国内の関税・消費税などがかかります。消費税は個人輸入の場合、購入金額の60%に8%がかかります。

これらを合わせると多めに見積もって+5000円くらいでしょうか。

※他にもあとラインロッカーも安いロックマンという棒に差し替え可能です。

ランドクルージングには100mラインがついたセットもある

sensei3-classic

ランクルには100mラインとプーリーシステム、スリングやツリーウェアが揃ったオールインワンセットがあります。
その名もセンセイです。画像のリンクスが古いタイプですがちゃんとリンクス4がセットです。

セット品ですからロングラインでは問題のコネクター類のマッチング題も心配ありません。今後の拡張性もあり、そうそうに道具が腐ることもないはずす。

100m以上を張る気がマンマンの人はバランスコミュニティでもセットがあるので決定版3インチプーリーなども検討してください。

スラックラインブラザーズプーリは拡張性が低く、接続がシビア。たとえばアタッチメントホールが小さいからシャックルが通らない。

ロングラインでは道具の接続の相性やラインとラインロッカーの相性など実際にシステムを組んで張らないと見えてこないことが沢山あります。このようなリスクを低減できるのはセット品の魅力です。

なので机上論でセットを組むと痛い目に遭います。せっかくツイストシャックル買ったのにブレーキが入らないとか、張ると斜めになり歪むとか、シャックルがプーリーと繋げないとか。。。

センセイセットだと。
道具676ユーロ
送料82ユーロ
合計758ユーロ(8万7126円)

9万円くらいで100m一式がそろうということです。スリングやカラビナ、ツリーウェア付き。メーカーの動画で張り方の確認もできます。これをベースに道具を追加注文したらいいですし、一度使ってみて足りないものは別の店で買うのもいいですね。

70mの忍者セットもあります。これは軽量セットになります。546ユーロで6万2700円(送料別)。

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まとめ

実際自分が使っている60mSBプーリーセットを現在売っているもので全部揃えたらいくらになるのか調べてみました。

6万8000円でした。

ちなみに、100mの一式セットは8万7126円。カードの為替手数料や関税、国内の消費税は計算に入れてません。決して安いとはいえない金額ですが、長く楽しめるので乗れば乗るほど対費用効果は安くなります。

個人輸入も楽しみと思ってやってみましょう。アカウントさえ取ればクリックだけで簡単です。支払いはpaypal。

為替相場も関係します。自分は円高時代に買ったから、もう少し安かったです。

近くにロングラインをやっている人がいれば購入相談をすると喜んで教えてくれると思います。

そして忘れがちですが、大事なのは通えるロングラインスポットがあるかどうかです。
もし、買うつもりがあるなら具体的にどこに何mを張りたいか計画を立てておくのがいいでしょう。具体的な目安があるとラインや道具を選定が効率的になります。

気軽に張れるかどうかに直結する、他の人に邪魔にならないか?も大きなポイント。

そのスポットが50m台なら割り切って短いラインではじめるのも手です。

そのスポットが100m近く以上張れるなら、いきなり100mでも問題なし。ただ、長ければ持ち運びなどが重くなったりします。

いくらかかるのかよく聞かれるので、計算してみました。最初からそろえるならランクルの先生が良いのかも。60mクラスで頻繁に張る予定があったり、軽いのがいいひとはスラックラインブラザーズも検討してみてください。

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