地中アンカーを埋めてAフレームでスラックラインを設置、あと角度について

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土にアンカーを埋めてスラックライン設置

地中アンカーを埋めてAフレームでラインを設置する方法を試しにやってみました。自宅に土の庭がある場合はこの方法でスラックラインができます。どの程度の距離と強度を求めるかで、やり方は様々だとは思いますが、手軽な感じの今回をやってみました。

地中アンカーをぐるぐる回して刺す

お手軽な方法ってことで園芸ハウス用のアンカーを使ってみました。羽のやつは400円くらい。ラセン杭は300円くらいでホームセンターに売っています。
頭の部分に棒を差し込んで回すと勝手に地面に刺さっていきます。特にラセン杭は、軽くどんどん入っていきます。雨で地面が柔らかかったので1本埋めるのに1分もかかりません。こりゃいい。羽のタイプも理屈は同じですが、ラセン杭のほうが良いと思います。もし大型の杭があればもちろんそっちがいいと思います。

くい丸という打込み型の杭がトリックライの場合は適しています。ダブルラチェットでやる場合、太さや地盤にもよりますが複数本打込んでください。

スリングについて

とりあえずアンカーは3本を埋めてみました。場所はコンクリートの縁(抜けにくそうだったので)に適当に刺したので、場所的には滅茶苦茶です。アンカーからそれぞれをラインと接続するシャックルに一つにまとめます。もう少し長いほうがアンカー同士の角度が浅くなるのでいいと思いますが、3mスリングでなんとか足りました。長いスリングを一本だけ使い、なるべく均等に力が分散するようにします。アンカーの場所もなるべく均等になるようにするべきですが、今回は斜めです(左のはもう少し真ん中寄りにするべきでした)。

長いスリング一本でやる場合のリスクとしてはその一本のスリングのどこかが切れたらラチェットミサイルってことになるので、切れない丈夫なのを使いましょう。しかしながら、この使い方だと1/3の負荷になるので、スリングへの負荷はかなり軽減されます。

個別のスリングをそれぞれのアンカーにかけるやり方は、位置がずれると結局は一番短い所ばかりに負荷がかかることになるります。
長いスリング一本で均等に力がかかるようにするのがお手軽。流動分散という方式です。

アンカー抜けたらどうなるかを考えてスリングは回す必要があります。
バックアップが準備できるならぜひ。

杭の本数

ラセン杭の長さは60cmくらいですし、とてもじゃありませんが、トリック用としてはアンカーの強度は低いはずなのでトリックを想定しているのなら5本くらいが安心かも。少なくとも真ん中の後ろにもう一本欲しい印象でした。ラインと直接繋がなくても杭と杭を繋いで補助にすればいいと思ます。地盤にもよるけど短い初心者用なら2本くらいでもいけるんじゃないかな。

アンカー自体が長くて大きいのなら、本数は少なくていいはず。地面の硬さも関係しますね。濡れている日は止めたほうがいいでしょう。逆の理屈で差し込むときは水をしみこませると楽になります。

こんなかんじで、地面に同化するので使わないときは邪魔になりません。

ダブルラチェットなど強力なテンションをかける場合はくい丸を複数本使う方法にして下さい。

地中アンカーからAフレームの角度

あまりにも地中アンカー近くにAフレームを置くと杭を抜く上方向に力が働くので、少し離します。
手持ちのスラックラインのドイツ語の本によると角度は30°以下と記載されています。でもドイツ語だし詳しいことは不明です。この本の他のページでは明らかに30°以上のセッティングも載っているので、あんまり根拠はないかもしれないのです。理想的な角度ってことかもしれません。体育館などで金属ポールを使う場合は、角度によってはポールを抜く力がかかってしまいます。体育館のポールは30°を厳守したほうがいいでしょう。

30度という数値は直角三角形では定番の角度ですね。30°+60°+90°=180°っていうあれです。ならば底辺の長さはAフレームまでの距離になるから簡単に、高さに√3をかけることで答えが出ます。

三角形Wikipedia
※Wikibooksのフリー画像。左の三角形です。

1:2:√3=Aフレームの高さ:地中アンカーからAフレームの頂点の長さ:アンカーからAフレームまでの距離

例えば、Aフレームの高さが100cmならアンカーから173cmの地点に置くと、角度が30°になります。目安として覚えていたらいいかもしれません。
100√3=173.2050
※スマホの関数電卓なら、高さ→√→3とボタンを押すと、簡単に答えが出ます。

100cmで173cmってことは両方地中アンカーで距離15m高さ1mの場合、実質的には歩行区間のフレームの間隔は11.5m程度になりますね。15m欲しいなら18m以上必要です。Aフレームの頂点から地中アンカーまでの辺の長さが、高さの二倍になるようにする方法でも30°が実現出来ます。つまり、1mのたかさならラインの長さは2mです。

30度という角度は実際にはもう少し大きくても問題ないでしょうけど、理想的な目安として。

スライド式Aフレーム

近所の大工さんの廃材置き場からもらってきた木材で作った奴です。穴を開けてボルトでつなぎ、開き具合をロープで調整します。超お手軽Aフレームです。
1年くらいまえに適当に作って一度も使わず放置していたのが、ようやく出番ができました。スライド式はコンパクトでいいけど、テンションと角度の具合で捻れながら倒れるのが欠点かも。ラインがかかる部分も、工夫が必要。

んーでも。荷物になるし、倒れたり壊れたら怖いのでわざわざ使う気はしないかも・・・。

わかりやすい動画で解説

アンカー杭利用で庭にスラックラインを張る方法
https://www.youtube.com/watch?v=iLKACxX4jSc

Aフレームとアンカー杭を使っています。この杭は、回せば勝手に入っていくタイプ。

入手しやすいのは打ち込み式のくい丸です。

地中アンカーのいろんな方法を紹介しているページ

How To Setup a Slackline Without Trees | Slackline HiveFly