スラックラインとケガ?

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スラックラインの第一印象はケガが怖い?でしょうか。

綱渡りとはいっても高さが低いから落ちても怪我はしません。小学生でも幼稚園児でもやれるスポーツです。
でも、体勢悪く頭からとか腕から落ちたら怪我しますね。だから、長袖、長ズボンが良いです。もちろん、コンクリートより土・砂が安全です。もし、コンクリートの場所でジャンプやなんか派手にこける可能性のある場合は下に、スポンジいわゆるクラッシュパッドを敷くべきです。あると無いとは大違い。精神的にも好都合です。

落ち方も大事です。
普通はすとんと膝でクッションをとりながら落ちます。感覚は下りるに近いです。ジャンプなどもある程度上達すれば転ばなくなります。ジャンプ系だと、だいたい成否が踏み切りの瞬間にわかる様になるので無理な体勢で落ちないようになるからです。

ですが、思いがけない落下や何かの新しいトリックに挑戦して落ちる場合は、ダイレクトに衝撃を受ける時があります。体から落ちる場合は柔道の受身のように手で地面を叩いたら衝撃を和らげることができます。落下の際に手首で踏ん張ると手首の骨折の可能性があるので、手首は付かないようにしてください。手首を使いそうになっても我慢して体をひねって肩や体から落ちる訳です。もしくは、一瞬だけ落下の衝撃を手首支えて、すぐに手首の支えをを外し肩から落ちましょう。この手首をつかないという動作は、山歩きやスポーツ全般で転んだ際に共通することなので、前もってイメージしておく必要があります。

また、単純にラインに横向きに腰掛けていた場合に、後ろにひっくり返ったら頭を打つ可能性があります。バットバウンスを外してお尻で落ちた場合も、ものすごい衝撃が腰にきます。
コンクリートの場合はなおさら注意が必要です。土やスポンジありなら笑って済ませられるような落下も、場合によっては酷い怪我に繋がる可能性もあるわけです。ニードロップなどのダウン系ライントリックの場合は体から落ちるので注意です 。私の場合、横から腰に落ちたり、膝をぶつけて血が滲んだりしました。また、バットバウンスなどのバウンス系のトリックの場合はラインの反発を利用するので、慣れないと予定外の落ち方をするので危険です。慣れて失敗の判断が早くできるようになるまではマットを利用したほうがいいです。


Slacklining – nut shot – YouTube


思いがけない落下で、固い地盤にダイレクトに足から着地した場合は膝・足首・スネ骨にモロに衝撃が来ます。歩いて痛みを感じるならばその日は止めときましょう。続けてすれば翌日もっと痛むことになりかねません。 出来ればなるべく早く、間接を冷やしましょう。打撲の場合も擦り傷のケアの後は冷却が有効です。あと、男性は股間をラインで打つこともあります。打つというよりラインでバチンと叩かれる感じです。結構痛いですよ。これも慣れて上達してくると股間に当たる前に手でラインを下に抑えるようになれます。

また、裸足だと擦り傷ができます。爪も割れます。
絆創膏やテーピングテープくらいは最低限用意しときましょう。
あらかじめテーピングをしておくのも手です。ダブルドロップニーやニーバウンスのようなトリックの場合、すねにラインが当たりますのでアザが出来やすいです。女性の人は注意しましょう。
ジャンプなどのエアー系トリックの場合は裸足では危険です。靴でやりましょう。その方が安全だし、成功率も高くなります。

最後にラインの高さですが、伸縮性のあるラインや15m以上のロングラインの場合は高さが50ccmくらいでは上下運動で地面と接地することになります。このライン接地は思いがけない落下に繋がる可能性があります。トリックなど上下に大きく揺らす場合は地面につかないよう高くします。
通常で高くする場合はだいたい股下らいの高さになると思います。

それから翌日に筋肉痛になる場合もあります。トリックやロングラインはかなり筋肉を使います。そんなこんなで、激しく動いた場合は背中や腹も心地よい筋肉痛に慣れます。気になるようでしたら、BACCなどのアミノ酸系のサプリメントや飲料を運動後に飲めば軽減されます。さらに、筋肉を効果的に付けたい場合は運動後30分以内にホエイプロテインなどを飲み物として摂取すると運動で使用した筋肉の回復・増強につながります。
一人でするなら休憩しながら2時間くらいで一日分としては十分でしょう。
仲間が居れば一日や半日は楽しめます。

筋肉痛になりたくない人はアミノバイタルタブレットおススメです。