夕方に55mラインを張ってみたが、歩けず

この記事は約 2 分で読めます。 投稿から 14年。最終更新から 9年経過。
作成に約 36 分かかりました。



18時ごろに家を出て50mクラスを張るのに目を付けていた場所に行く。もちろん、スラックプロのロングラインセット。
しかしそこは車を降りて少し距離があり、ラインその他ウインチなどをキャリアに乗せて運ぶ。ウインチが重すぎて、バランスが取れないので荷崩れを起こしたりして、場所につくまで一苦労。

さて、設営だ。
最初はウインチ側のアンカーづくり。ツリーウェアを巻いてアンカーテープを何重にも回してしっかり巻いて結ぶ。一本は、ライン用のラインロッカーを接続して、もう一本はウインチを取り付ける。そして、ラインの先っぽの方をラインロッカーに通しておく。

次に、もう一方のアンカー作り。ここはアンカーテープにラインロッカーをつけてラインを通せば、もうラインロッカーは触らなくていい。でもアンカーテープのまき方には気をつける。というのもテンションの開放をこちら側のアンカーテープを緩めることで行うからだ。アンカーテープをある程度巻いたら、ラインブロックといいうリリース用のギアを通して最終的にアンカーテープをきっちりと結ぶ。

その後はライングリップでラインをつかみ、それをウインチで巻いて余分に緩んだぶんをラインロッカーに入れていけばいい。
これがまた疲れた。
30mの時はすぐ巻き終わったが、55mだから結構ウインチをガチャしないといけない。
しかも、なぜだか、巻きあげチェーンとラインがねじれる。のでやりにくい。あれこれやっているうちに、ウインチの場所を少し変えたらOKとなった。

そんなこんなでやっと乗れた頃には、もう日が落ちていた。
焦りながら歩くが、10mくらいしか歩けなかった。テンションはかなり高めだったので歩くたびに高周波的なラインの震えが、前と後ろに飛んでいって、反響してラインを揺らす。30mでは無かった感覚、まだちょっとしか進んでいないのに、そこで起こした揺れがゴール方面まで伝わり、さらに歩きによて起こされる揺れとぶつかってブヨブヨブヨーンとラインが踊っているのが見える。
でも、なんとなく55mは行ける感触はした。今度一日ゆっくり挑戦してみたい。

さて、それで片付けがまた面倒なんだよね。。。最期まで出し切った計測メジャーを巻くのもたいへん(ハンドルが壊れてる)。
運ぶのも重いし。真っ暗になっているから、アイテム忘れていないか注意しつつ帰った。このシステムだとアイテム数は少ないから、その点安心。カラビナやプーリみたいなの何も使わないからね。
55mmクラスでこれだけ準備と後付が面倒ならサーファーラインのカラビナ連結の方がだいぶ設営撤収は楽だと思う。ただ、中央のカラビナが歩くときにかなり曲者になる。とにかくずっと、カラビナがボヨンボヨンゆれているんだから。気分的にあれがなんだから許せいんだよねぇ。