ライントリックとは?
このblogではライントリックとは、ジャンプなどのエアートリック以外をすべてライントリックとして扱っています。例えば、ライン上で座ったり、ラインを揺らしたりするのがライントリックです。たぶんスノーボード等のグランドトリックに由来してライントリックとよんでいるんだと思います。
※2013-03-18最近はスタティックという人もいます。
分類すれば、バランス系・ポーズ系・ダウン系などに分けられます。
着地が伴うエアートリックよりも確実性があり、どちらかといえば比較的簡単なのでこちらから手を出すのが良いでしょう。バランスよくトレーニング効果を出すため、左右できる技は左右マスターするのが理想。
初級ライントリック
トリックとは言えませんが、ただの前歩きなども入れています。
発展の可能性のある技は→に書いています。
まずはやはり歩行からスタートになります。手持ちのスラックラインキットで徐々に長さを伸ばしていきましょう。往復の成功率が上がればライン上で座る定番のドロップニーから始めてください。
当然ながらこのようなトリックはラインの中央部分だと揺れが大きいので難しくなります。アンカー近くだと簡単ですので、まずは揺れの少ないところでチャレンジ。
もちろん、長いラインほど難しいので室内用のスラックラックなどでやればさらに簡単です。ただし、あまりにも短いと沈む量がすくなくてトリックがやりにくいです。
歩きなど基本
- 前歩きWalking Forwards—- 普通に前に歩く。→ノーハンド、後ろ歩き
- 後ろ歩きWalking Backwards— 背中方向へ歩く。→ノーハンド
- バウンス歩きWalking with Bounce—ラインを縦に揺らしながら歩く。
- スライドウォークSlide Walking——すり足で歩く。超マイナーで地味な技です。
- バウンシングラインBouncing the Line—-ラインを大きく上下に揺らし続け落ちない。エアー系のトレーニングにもなる基本動作。→各種ジャンプ
- ターンTurns—方向転換する。くわしくはターンのやり方のエントリー。→180
- チェアーChair—ライン上にお尻をつけて横向きに座る。これも色んなトリックに発展する基本動作の1つで簡単。
- ニーリングKneeling—-膝をライン上につける。ダウン系で一番簡単なトリック。バランス・筋力トレーニングにも使える。ピーコックポーズPeacock Poseとも称する。→ニーリングサーフィン、ニーリングターン
- ドロップニーDrop Knee—一方の足の甲をラインにつけ、膝をラインより下げる。→フットプラント、ダブルドロップニー、ドロップニーターン、フラミンゴ、プレーン
- フットプラントFootplant—-ドロップニーから残った足をライン上に平行に伸ばす。この際、ほとんどの体重を後ろ足の方に移すことになりますが、場所が悪いとスネが痛いです。練習を繰り返して、痛くないポイント(くるぶし付近)でれるようになりましょう。足の上にお尻が乗ると痛いので、足は後ろに伸ばしてお尻は直接ラインに乗せるようにしたら良い。→ノーハンド
- ワンフットレバーOneFooLever–ディープスクワットの体勢から、片手を後ろにして逆の足を前向きに置いた状態にし、空いた手を足を伸ばす。
- ディープスクワッティングdeep squatting– ライン上に横を向いて深く座る。
- エッグegg—クロスラインの状態で膝を抱えて腰を下ろし、卵のように体を縮める。
- ウォーリアー1 Warrior1——–歩行スタンスのまま、両足を最大限に前後に開いて手を上に上げて静止する
- ウォーリアー2 Warrior2——–ウォーリアー2から手を体の前と後ろに真っ直ぐ水平に伸ばして静止する。
- フォーワードベント Forward bend—-クロスラインの状態から足を伸ばして、体を前に曲げて手を足につける。つまり、前屈をライン上でする。
- ツリーTree—–ライン上に立ち、手を頭の上で合掌する。片足をもう片方の膝につける。綺麗に決めるのは難しい。
- 噴水 FOUNTAIN—-まず、口の中に水を溜めておく、そして立った状態で片足を後ろに伸ばし、手は横で静止して口の水を噴出すトリック。