スラックラインにはルールはない

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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スラックラインにルールはあるの?

スラックラインにルールはあるの?という質問の答えとしては、ルールは無いというのが回答です。

ただし、何かの大会であればそれに沿ったルールがあります。例えば、トリックラインの大会なら勝者を決めるためにルールがあります。

あとは自由ですね。

ルール的なものとして、安全やマナーとしてのルールがあります。木の保護材を使うとかですね。

なぜルールが気になるのか?

スラックラインのルールが無い!と怒る人がいます。スラックラインを競技として考えると、ルールが無いのにどうやって「スラックラインをするんだ?」となるわけです。これは例えば、ジョギングを始めたいけど「どの靴で、どのくらいのスピードで何キロくらい走ればジョギングなのか?」で一歩が踏み出せずに走りだせない人です。

ルールを確認しないと挑戦できないと途方に暮れている人がいます。
しかし、無い物はないのですからどうしようもないです。

他にルールのないスポーツとしては、カヌー・登山・スキューバダイビング・パラグライダー等々があります。野球やサッカーのように試合などの形にするルールがありません。

まぁ、ルールとは何か?ということにもなります。ある程度愛好者の数が増えれば、最低限安全に関すルールは経験に沿って自然に出来上がるものでしょう。

安全に関するルールならスラックラインにもあります。

安全ルール

では、代表的な安全上のルールをリストを考えてみます。普通に公園で遊ぶ場合です。

  • 誰かが乗っているときはラインに触らない。下をくぐらない。
  • トリックラインやロングラインのアンカーに近寄らない。2.5m以上は距離をとる。
  • ラインに誰か(特に自転車やバイク)が引っ掛からないような場所に張る。さらに目立つように目印を垂らす。
  • 人が通りやすい道や歩道を横断して張らない。
  • 無理に高難度トリックに挑戦しない。
  • 常に一人はラインの近くに人が必要。ラインから離れる場合はラインを解除しておく。

マナー的なルール

木に保護材を挟んでスラックラインを巻きます。
  • 木の保護材、ツリーウェアを使う
  • 設営禁止の公園などに張らない
  • 私有地などに勝手に張らない
  • 人が多い場所に張らない。仮に張れる公園でも、人が多いなら張らない方がイイ。
  • 他人の張ったラインに不安ごとがあれば遠慮なく指摘するが、勝手にいじらない。

まとめ

夜のスラックライン。

スラックラインのルールについて書いてみました。

なぜ書いたかというと「スラックライン ルール 」で検索して飛んでくる人が結構いるからです。

スラックラインをやりたい、ラインは通販で買った、でもルールがわからない。という人もとりあえず、ラインをもって公園に行ってみましょう。なるべく人がいない公園の隅っこでやってみてくださいね。ルール無くても笑えますよ。

競技にしてのルールは自分で作ればいいのです。最もシンプルなのは「落ちたら負け」いや、「落ちたらもう一度」かな。

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後で後悔したくないならギボンがイイかも。別のでもいいけどね。