マビックエアー2が落ちました
田園地帯でマビックエアー2を飛ばしていたら70m上空で突如通信が切れて墜落しました。
現地について5分ほど飛ばしていてどうやって撮影しようかなぁと思って、50mほどの距離のところで上昇していた時に突如通信切れ。田んぼなので障害物は何もありません。高度は70mですし。
通信が切れる前に、一瞬カメラが変になったのは気になりましたが、まず考えるのは単に電波の問題で切れただけだろうということです。マビックミニを飛ばしている場合などは距離500mを過ぎると画像が乱れて映像が途切れる時があります。
通常は映像が切れても操作(10秒以上切れるとRTHになるが)はできます。DJIドローンは映像が切れても実際の操作の電波は受信しており、操作が可能です。操作して戻したり、自動でRTHになり電波を回復することができます。
しかし今回は違いました。あれれ。もしかして・・・マビックエアー2墜落?
スマホも特に問題なし。送信機では全くドローンを感知できず。墜落が頭をよぎりますが、バードストライクやモーター破損など何か問題があって墜落するにしても、落下途中は通信はできるはずなので、落下途中の映像も映るはです。墜落のショックで本体やカメラが壊れることは理解できますが、上空でいきなり電源が切れたりするものなのか?
距離は50mほどだったので、上空を見てもそれらしきものは無し。切れた時に送信機の方をチェックするのではなくドローン本体を見ればよかったのかもしれませんが、、、時すでに遅し。
ドローンを探すを利用して探す
DJIFLYから、ドローンを探すを起動。この画面にはプロフィールから入ります。ドローンの電源が入っていればビープ音と光を出すことが可能です。ただ、ビープ音はとても小さい。しかも今回はドローン本体の電源が落ちているのでもちろん光らないし、音もしない。
幸いのことに、落ちたのはすぐ近く。簡単に見つかりました。しかも田んぼの端っこ。この1m横は川。川に落ちなくて良かった。しかも田んぼだからバラバラになっていない。だけど半水没。川に水没していたら、見つけるのは簡単ではなかったかもしれません。もちろん田んぼの真ん中あたりとかでも難しかったはず。なので、落ちた場所はラッキーでした。
帰宅後電源を入れる
半水没ですので、機体を振って水けを飛ばしました。それから8月だったので灼熱の車内に渇くように広げて放置。
帰宅後にカラカラに乾いていたので電源を入れると幸運にも電源が入りました。だけどモーターの1個が完全に死亡。起動したら起動チェックのためにプロペラが回りますが、左前だけが止まったまま。カメラには映像が映りました。ジンバルは正常に動くけど、映像が変で紫色。
アプリ上で出る赤色のエラーは重大。ESC接続エラーと出ているが、ESCとはElectric Speed Controllerの略で厳密なコントロールが必要なブラシレスモーターを制御するところ。そのESCがモーターに接続できないということだろう。
機体そのものはほとんど傷もなく、泥を落としたらとってもきれい。しかしよく見ると一つのアームの付け根が少しぐらつくようになっていました。
もしこれを修理するならカメラの接続関連とアーム差し替え、アームの付け根差し替えが必要な感じ。でも水没なので・・・?
墜落の原因は?
んで、墜落の原因は何にかということですが、一つ思い当たります。現地で最初飛ばした時に、プロペラエラーか何かが出たのです。慌てて、下ろしプロペラチェック。特に問題なし。もちろん、二種類のプロペラは正常についています。一応、数メートル浮上して音や動作には問題なかったのですから。
チェック後再び飛ばしてみますが、見る限りは何の問題なし。何かおかしければもう一度アラートが出るはずだからエラーは解消したんだろうなと思いました。
5分ほどでしょうか。いつものとおり普通に飛んでいました。ですが、上空で突如電源落ち。モーターが焼き切れてそのショックで主電源が落ちて墜落したのでしょう。。。
修理にさっそく出す
DJIの修理に出したら水没反応有で問答無用で新品交換となりました。入っててよかったケアリフレッシュ。
修理状況はオンラインで確認できるし、反応は早いです。上の画像もアップしてくれました。すぐ交換品が手元に届きました。この速さにはビックリ。
サイトから申し込み、送料着払いで送ります。なるべく佐川急便が指定さえれていましたが、近所には無いのでヤマトで送りましたが問題なく受け付けてくれました。数日で状況や見積もりが知らされるので金額を振り込むと送ってきます。もし、修理やケアリフレッシュを使用したくないならそのまま送り返してもらうことも可能です。
結論を書きます
結論。ドローンは何かにぶつからなくても突如落ちる場合があります。電化製品だから絶対はありません。DJI製品だとしても例外ではありません。電気的な故障は突然やってくる。
今回幸運だったのは、田んぼだったから。しかも操縦者のすぐ近く。すぐに見つかりました。
これが1㎞とか離れて、住宅や道路の近くだったらと思うとぞっとします。なのでエアロエントリーの損害保険やDJIのケアリフレッシュなどはぜひとも入るべき。というか、ドローンを飛ばすなら、もし落ちても誰にも迷惑をかけない場所で飛ばすべきということを強く実感。許可云々は別としても。
ケアリフレッシュはアクティベートして96時間しか入れないのでしょ?入り損ねたよ。というあなた。後からでも入れます。
有料点検をオンラインで申し込んで異常がなければ、後からでも入ることが可能です。ただし、保証期間の一年は伸びません。つまり、後から入っても、初回アクティベートから1年間だけ。
アクティベーションを行ってから96時間を超えているドローン/ジンバルカメラ製品、または30日を超えているOsmo/Roninシリーズの製品に関しては、DJIカスタマーサポートでの点検(有償)または修理を行うことで一定期間内にDJI Care Refreshを購入することができます。点検/修理完了後にお客様宛にDJI Care Refresh購入の招待メールが送られますので、メールを受け取ってから72時間以内の場合において、DJI Care Refreshを購入することができます。
ケアリフレッシュQ&Aより
点検は↓から申し込めます。
DJIドローンのモーターエラーには注意してください。上空で突如電源切れて落ちますよ。でもDJIのアフターケアは凄いと実感。