slackline cornerを例にスラックラインの個人輸入を解説

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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スラックラインコーナーslackline-cornerとは?

http://www.slackline-corner.eu/
ドイツのスラックライン専門の通販サイトです。扱っている商品は、ギボン、エレファントスラックラインズ、スラックスター、スラックラインツールズ、フリーウォーカー、レッドチリ、マウンテンイクイップメント、ロストアロウ、フリーフィート、スラックエフアールなどでの多種多様なスラックラインアイテムを扱っています。日本に送ってくれるスラックラインを扱う通販ショップとしては品揃えはかなり充実しています。このサイトでしか売ってない物もあり、例えばギボンのラチェット側のラインだけ売ってたりします。メーカーのTシャツやステッカーなどもあります。残念ながら、ロングライン用品はほとんど売ってません。

価格は基本的には定価販売なので、一部他のサイトよりも高いものもあります。メーカーが定価を設定していない商品では、明らかに高い商品もあります。ですが、現地のドイツの消費税の関係かなにかで、日本からだと定価より安くなります。ログインすると価格が安く表示されるのです。さらに、クーポンコードを入れると5%引きにしてくれる時もありますし、前もって割引きして売られている贈答用の商品券(バウチャー)を使えば商品が安く買えます。ぜひ利用しましょう。
つまり表示価格の15%引き+バウチャー利用15%引き。
日本に入っているラインは種類が少ないのでこのようなサイトで買うのも一つの手でしょう。

※バウチャー買ったにもかかわらずうまく決済できない場合もあります。不安なら普通に買って下さい。

正規輸入代理店のあるメーカーは日本で買いましょう

以前、登山用品店でアルバイトしていました。登山用品は海外メーカーの輸入品が多く、それらは大手や中小の輸入代理店経由で入ってきます。日本国内の定価を決めているのも輸入代理店です。そういう品って高いですよね?なぜか?それは関税があるからでです。他にも手続き費用や全国一律の流通システムや管理など多くの経費がかかります。もちろん、イベントやコンペ、サポートライダーの活動を支えたりするにも経費がかかりますね。
個人輸入というと単純に価格を為替相場だけで価格を換算しがちですが、実際は単純な話ではありません。

登山用品店にとって修理やら在庫管理やら促販など、輸入代理店は欠かせない存在です。ユーザーも修理や部品単位での対応・イベントなで輸入代理店と関わりがあります。日本にそのメーカーの代理店があるなら少々高くても正規品を買いましょう

サイトは二ヶ国語表示で価格もユーロとドルが切り替えられる

このサイトは、ドイツ語と英語が切り替えが可能です。右上にアイコンがあります。勿論、英語のほうがわかりですね。切り替えると商品の料金もドル表示になります。ユーロとドルでサイトを開いていると料金を勘違いしてしまう可能性があるので、常に英語で見るようにしたほうがいいです。

まず、アカウントを取ろう

http://www.slackline-corner.com/customer/account/login/
にアクセスしてとりあえずアカウントを作りましょう。早めに作っておくと、クーポンコードなどが送られてきて得する可能性もあります。

気をつけるのは住所の記載を英語で英語風に記載することです。

などを参考に間違えないように記載してください。

※アカウントはドイツ語ページと英語ページで別です(たぶん)。自分はドイツ語で取ってしまいましたが、通常なら英語で取りましょう。金額的にはドルとユーロは機械的に処理されているので、どっちが安いとかはありませんが、為替相場によりどちらで決済するかで金額が違う場合可能性はあります。

商品の探し方

カテゴリー別にわかれています。細かく分かれているので、大変ですけど全部のカテゴリーをチェックするつもりでみましょう。安くて面白いものが見つかるかもしれません。ウェアなどもあります。

エレファントスラックラインズスラックラインツールズスラックスターなどなど。とわいえ、メーカーの取扱はあっても、ここでは売ってない商品もあります。

追記2012-06-10

最近は商品数が若干減ってますね。

カートに入れる

カートにいれる際に、オプションを入力する必要があります。色とか、長さとか、ラベリングする文字とか、なのでここも間違えないよう希望のオプションを選択します。物によっては料金が変わる場合もあります。

送料の目安

日本に送る場合だと送料は、2kgで36ユーロ、5kgで51ユーロ、10kgで76ユーロ、20kgで126ユーロとなります。商品は全部揃ってからの発送なのですべての商品の重量の合計です。稀に、システムエラーで安く計算される場合もあります。自分の場合はその場合も安い送料で買えました。

こちらで確認して下さい。
http://www.slackline-corner.eu/versandarten.html

関税も忘れないで

商品を受け取る際に関税・消費税の支払いがあります。まぁ大目に見て1割くらいと思っておけば、恐らくそれよりも安いはず。

ギフト券について

ギフト券(バウチャー)の通常は割引なしで売られています。一見安く売られていますが、消費税がかかり額面通りの金額になります。でも、日本から買うと15%引きで買えます。なので常時15%引きといえるですが、クーポンコードが認識されても上手く決済できない場合があります。自分の場合、注文が確定していないのに、ギフト券だけ消失して・・・。焦ったけどどうにか大丈夫でした。もし買うなら、多めに買って余らせたほうが確実に注文確定できると思います。でも自己責任でお願いします。

※5%引きのクーポンコードがカートに商品を入れたままにすると送らてきます。運が良ければ。でも、自分の場合入力してもエラーになって使えたことがありません。

以下注意点

商品券は色んな価格のが売られています。
メールでクーポンコードが送られていきます。
送料には適応できません。
一度に一枚だけなの?しらべてみてください。
大金の支払いを済ませてクーポンコードが来たのに、入力するとエラーになる!困った困った・・・。←メールで対応して下さい(自分はバーゲンの時に送られてきたコードが使えませんでした・・・)。
ギフト用商品券を購入した本人が使用できるのか?家族にプレゼントしましょうと書かれているので出来るはず。
金額の余りはまた次の注文に使えるはず。
返金は無理です。

チェックアウト

カートの中身をチェックしたらチェックアウトに進みます。支払いはpaypal(アカウントの取得とカードの登録を前もって行なっておくこと)を選んでください。住所と送料を確認して先に進むと発注が完了します。発注が終わるとpaypalのページに移るので、そのまま支払い手続きを行います。この時点で日本円に換算されて支払うことになり、この時点でpaypalが販売店側に入金を行います。

必ず販売店に発注を完了した直後すぐにpaypalの支払い手続きをしてください。途中で手続きをやめると、販売店の発注は済んでいるのに、支払いが行われない異常な状態になります。勢いでそのまま支払いまで一気に済ませちゃいましょう。

※visaカードでも出来るかもしれませんが、自分は試してません。手数料的にはカードも方がいいのかも。

paypalについて

http://www.paypal.jp/jp
支払いはPaypalが利用できます。これもアカウントが必要なので事前にカード情報なども登録しておいてください。Paypalを利用すると、一部の商品が欠品の場合などの返金などはpaypal経由で行われます。もし万が一金銭的なトラブルの場合は日本語サポートが利用できます(店とのやり取りをpaypalがしてくれるわけではありません。あくまで、金銭の流れのトラブルの場合だけです)。

DHLからのメール

発送されたかどうかは、販売店のメールが来ないので、DHLからのメールを待ちます。

配送状況をチェック

メールに荷物番号があるので配送状況がおおまかに確認できます。また、そのページに数日経つと、もう一種類アルファベットの混じった荷物番号が記載されています。
この番号は日本向の番号なので、http://tracking.post.japanpost.jp/service/singleSearch.do?searchKind=S004&locale=jaにて国内の税関や配送状況が確認できます。

DHLは商品にもよりますが箱がでかいと船便です。発送までに3~4日くらいかかり(欠品の場合2週間くらいかかります)、それから通常はおよそ5~6日で日本に到着し、国内では1~2日で自宅に届きます。EMSという国際郵便扱いで送られると場合によりかなり到着が遅れます。
クリスマスなどをはさむと最悪一ヶ月以上かかる場合もあります。
それに、別の問題として税関で数日間商品が止められる可能性もあります。

でも、発送から4日ほどで自宅に到着する場合もあります。

最後の関門である税関(まぁ、実際はほとんど問題なしです)

個人輸入品は通常関税を日本で受けなければなりません。ここで発送元が添付している明細の合計金額の6割が商品の課税対象額とされ、この金額に種類別に決められた関税+消費税がかけられます(課税対象額が1万円未満なら関税はかかりません)。関税は0から15%です。箱がどの種別かにより、関税率が違います。係官によって変わるらしいので、これはある種ギャンブルです。どの種類がどのくらいの税率か輸入統計品目表で確認できるのですが、非常にわかりづらい種別と料金の記載方法なので、カオス状態です。衣料品と判断されてると、10%以上、工業製品と判断されると無税。自分が先日買ったときは場合は16000円の課税対象額で無税と判断され、支払いは消費税だけでした。

不幸にも税関で商品が止められる場合があります。止められるとハガキが送られてきます。内容は商品の詳細が知りたいという理由もしくは本当に個人輸入なのかという確認がほとんどのようです。同じ高額商品ばかり5個も10個も入っていると、個人の利用の範囲を超えているとされ課税対象額が100%になります。出頭が要請されている場合でも、電話等やFAXで解決する場合もあります。同じ商品が3個ならまずokです。
また大丈夫でしょうが輸入禁止品と判断されたら、その商品だけ抜かれる場合がありその際は税関から電話がかかってきます。

国内送料はDHLなので無料です。郵便局が配送を担当しています。

確認


中身を確認する。ハラハラどきどき。

問題発生?

違う商品が届く場合

海外通販だと何故か高確率で違った商品が入っていたりします。ぜんぜんちがうというより、微妙に違うパターンが多いです。例えば、2mスリングを頼んだのに商品は1mが届いたりします。勿論、料金は2mのを払い済みなのにです。ここで、あなたはどうします?それなりの損なら諦めるがお勧めです。いちいち返品交換など要求していたら時間の無駄です。長い目で見ると結局「ソン」です。電話一本で済むならまだしも、英語のメールなんぞやってられません。あと、明らかな初期不良なども・・・です。

かなり「ソン」した場合

とわいえ、高額商品が入ってなかったりしたら一大事で詐欺的なことになっちゃいます。とりあえずは、paypalにすがります。日本語でメールでゴラァしてみてください。単純な返金などならpaypalが仲介してくれるはずです。Paypalがやってくれなかったら、自分で販売店にメールです。

箱が潰れたり中身が箱を突き破っていたりなど

個人輸入するとコレまた高確率で、箱が潰れていたり、商品が箱を突破って外に出ていたりします。これは単純に諦めるしかないです。関税でも開けれれる場合も多いので、そこでまた中身が潰れたりします。透明テープが使われているのは開けられたからです。時にはなんでここまでと思えるほど酷い状態だったりも。以前、水に濡れて箱がベコベコになってた時もありました。その時は、濡れてしまいました的なシールが貼られていました。

まとめ

てかなんじでとりあえず、アカウントを取ることから初めてみてください。paypalのアカウントも忘れずに。あとはクリックだけで買えます。あとは自己責任で楽しんでください。

以前なら、日本へ発送できる対応したネットショップ(特にヨーロッパ圏内)は少なかったので、それから考えると手軽で便利になったもんです。
日本に発送してくれないなら、転送業者という手があり、アメリカからならそれなりに安い経費で利用ができます。この方法だと、転送業者のある国なら手数料を払うことで、ほとんどの商品が手に入れることが可能です。

他のサイトもでも日本に送れるところもあります

メーカー直販でも日本に送ってくれたりもしますので、探してみてください。あとヨーロッパ圏内のamazonという手もあります。amazonの海外発送はもっと手軽に買えて到着も早いです。いろいろんなサイトで色々と探してみてください。

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