バッテリー購入最新情報 2020.06.01
国内版バッテリーは品切れが続いていましたが、公式サイトや各種通販で在庫潤沢で買えます。定価4730円。海外版バッテリーはヤフオクやメルカリで9000円くらいで取引されています。アリエクスプレスの個人輸入なら6000円程度で入手できます。ただ、コロナの影響などで時間はかかるようです。
アマゾンなど
日本版は通常購入できる店が公式しかないためにアマゾンなどでは高値が付いています。このような理由でフライモアコンボは人気。
すぐ手に入れたい人は現実的にはメルカリやヤフオクなどがいいかもしれません。
容量の大きい海外版は価格を考えるとアリエクスプレスでの個人輸入がおすすめだったのですが、中国にも在庫は無いようで販売店もあまり扱っていません。売ってた店も買えなくなっています。 コロナウィルスの影響もあり、アリエクスプレスなども入荷未定です。定価は5000円ほどですが、10000円以上で販売しいるところもあります。そのようなプレミア価格で売っているところは在庫があって即日発送してくれるところもあるのかもしれません。
国内版でしたら定価即納で楽天にて購入可能です。
マビックミニ用には二種類のバッテリーがある
マビック2ズームを購入して時間があれば飛ばしています。迷いに迷ってマビックミニ(Mavic mini)も買いました。11/13日現在、発送待ちの状態です。ショップからは発送準備の通知は来たので楽しみです。購入したのは単体のマビックミニです。本体と送信機、バッテリーひとつのやつ。
マビック2を持っているのでミニはそのサブ機と言う位置づけなので、ひとまずはバッテリー一つでも十分楽しめそうです。
届きました!想像以上に使いやすいドローンです。届いた日に充電もそこそこに現地で撮った動画がこちら。編集はDJIFLYアプリで行いました。
ただ日本のマビックミニのバッテリー容量は海外モデルの半分以下なのですよ。海外は2400mAh(ミリアンペア)なのに日本は1100mAhしかない。日本はトイドローンの区切りが海外と違い200gなので、本体149gに対し50gのバッテリーがついているんです。199gというラインは超大事なので、トイドローンで出してくれたことには感謝しかないんですけど、どうしても飛行時間が気になる。場合により使い分けたい!!というのも、Mavic2などの本格空撮機の使いやすい一番の理由はその安定性と飛行時間。飛行時間があれば余裕もできるしトラブル回避の確率がぐっとがります。
日本版の小バッテリーは1100mAhという容量で80gのトイドローンのtelloと同じ(間違い)。いあやぁ。。テロのバッテリーってすぐ無くなるし、すぐ電圧低下でパワー無くなるので全然信用していません(telloのバッテリー電圧はマビックミニのほぼ半分なので、劣るのは当然だそうです。)。風に流されて二回も田んぼ落としましたよ。最初は風に抵抗してもそのうち抵抗できなくなって、あらららら。
テロとミニはモーターが違ってミニの方はパワーもあって燃費もいいブラシレスモーターなんで、同じ容量でも飛行時間がミニの方が長いんです。重さも二倍くらい違うのに。もうこれはブラシレスの利点がこれでもかという感じ。日本用は飛行時間最大18分。これはこれで頑張ってますが、わざわざスペックダウンしているのが惜しい(もちろんトイドローンとしてはしかたない)。ドローンを飛ばす以上は絶対に落としたくありませんが、バッテリーが長く持てばその分墜落の可能性も減るのは明確な訳ですからやはり気になりのは当たり前だと思います。
ということで、まだ本体など手に入れていませんがスペックの違いや買い方などを調べてみました。
DJI日本公式サイトには日本専用に設計されたバッテリーとの記載がある。本国サイトを見るとJPversionと記載されており、海外版はGeneralversionと記載されている。
日本で海外仕様のバッテリーが使えるの?
海外の重いバッテリーをつけてミニを飛ばせるか?という点に不安な人もいるかもしれませんが、この点は何の問題ありません。発表会に出席した人がDJIジャパンに尋ねたところ、「警告は出るが使える」とのことです。
グローバルモデルのバッテリーを日本仕様のMavic Miniに装着すると警告の表示がでますが、飛行は可能とのことです。ただし、航空法に引っかかる重量となるため、メーカーでは利用を推奨しないとのことでした。バッテリー自体も、日本では日本仕様のものしか販売しないそうです。
DJI「Mavic Mini」、ドローン専門家も驚く常識破りの性能
それもそのはずで、DJI日本の正式なスペック表で大小のバッテリーどちらも対応できるよう併記されています(しかも大バッテリーの方が先に書いてある)。充電ハブにもどちらのバッテリーも対応できるように記載されていることからも、当初から二種類のバッテリーを想定して設計されているといえます。
日本だけで海外バッテリーの使用が規制されることはありえません。製品として使えるものを使えなくするなど、グローバル企業の方針的に無いでしょう。不安な方はスペック表を見て見てください。正式に記載されているのに使えない方がおかしいです。
だだしもちろん、バッテリー重量が上がってドローンが200gを超えてしまう。そうなるとトイドローンの範疇を超えてマビックエアーやマビック2と同じ無人航空機としてのドローンに該当してしまうようになります。ミニの最大の特徴が殺されてしまうこととなるので、場所により使分ける必要があります。
自分の場合はマビック2を普段飛ばしているので、トイじゃなくなることはさほど問題でなく、トイで飛ばしたいときにトイにできるというこのがミニの特徴と感じるのです。
日本仕様と海外仕様の違い
日本モデル用のバッテリー(小バッテリー)と海外モデル用バッテリー(大バッテリー)の違いはその容量と重さです。1100mAhと2400mAhですから、2倍以上の差は大きい。重量が変わってきますが、飛行時間がほぼ二倍になります。容量が違うだけでもなく、日本用はリポバッテリーであるのに対して海外用はリチウムイオンバッテリーという点も違ってきます。
気になるリポとリチウムイオンの違いですが、通常利用では特性的にはほぼ同じ性能を持っていると言われています。ユーザーはほぼその両者の違いを感じることなく使っているハズです。大きな違いはリポは液体状、リチウムイオンは固体状というところ。リポは急激な充電と放電、衝撃にも弱いのでその点は注意したいところ(急激に劣化する)。
電圧も多少違っており日本用の方が少しばかり電圧が高いです。製品そのものの価格自体はほぼ同じなので、日本用は容量の割に高いバッテリーと言えますね。
ミニのバッテリー | 海外仕様 | 日本仕様 |
---|---|---|
モデル名 | MB2-2400mAh-7.2V | MB3-1100mAh-7.6V |
容量 | 2400mAh | 1100mAh |
電圧 | 7.2V | 7.6V |
最大充電電圧 | 8.4V | 8.7V |
タイプ | Li-ion2セル | Lipo2セル |
電力 | 17.28Wh | 8.36Wh |
重量 | 100g | 50g |
充電温度 | 5~40°C | 5~40°C |
最大充電電力 | 24W | 18W |
充電時間(専用ハブ) | 90分 | 50分 |
飛行時間 | 30分(無風14㎞/h飛行時) | 18分(無風12Km/h飛行時) |
価格 | 45ドル | 4730円 |
充電器は同じでいいの?
充電は本体に直接ケーブルをつないで、もしくは3個順番に充電する専用ハブを使用できますが、日本用バッテリーも海外用バッテリーもどちらにも対応しています。繋ぐと自動的に種類を判別して適した充電を行います。この点は何の心配ないでしょう。海外サイトで見ても1100バッテリーのことも記載されています。
容量の関係で海外用は3個連続で270分、日本用は150分となり、ひとつづつだと海外は90分で日本は50分。
この充電ハブはUSB端子付きで3個のバッテリーをモバイルバッテリーとしても使える双方向機能があって、海外用だと7200mAh、日本用は3300mAhとなります。バッテリーの放電をしたい場合などにも使用可能です。
海外用バッテリーの買い方
今現時点で買える方法を探してみると日本のアマゾンで発見することが出来ました。中国セーラーから買うことになり、時間はかかりそう。そしてチョイと高い。
日本の通販では今のところ安く買う方法は見つけられません。
今後ある程度は安くなる可能性もありますが、自分でアリエクスプレスなどの海外通販で手に入れる方法がお勧めです。
今のところのお勧めはアリエクスプレスで買うこと。というかPSEマークがついていないので、入手するには海外セラーから買うしかなない。価格は日本版と変わりなく海外版の大バッテリーが5800円ほどで送料込みで入手できる。ただし納期が1か月程度はかかる。というのもリチウム系のバッテリーは飛行機で輸送できないから。どうしても船便で日本に来るので期間がかかる。しかもリチウムバッテリー系は中国から直接日本には来ず、シンガポール経由になるらしい(ちなみに追跡番号が有効になるのはシンガポールを過ぎてから)。ショップによっては航空便で送ってくれるところもあるそう(自分も航空便で届きました)。
1ヵ月程度で届けばまだ良い方で下手すれば3か月ほどかかる時があるということ(ついことなだ買ったときは小さな水槽用品が2か月以上かかりました。確かに出荷されたのに中国国内で全く動かかなかった)。
自分はアリエクスプレスで手配中です。中国のネットショップモールですので個人輸入ということになります。アカウントを取ればアマゾンで買うかの如く簡単に注文できます。誰でも買えますよ。
■追記 20191213届きました! 買った店や日数などはこのエントリーの最後に紹介しています。
アメリカのアマゾンでも購入可能ですがリチウム系バッテリーゆえに日本には発送できません。もしアメリカから買うなら何かしらの方法で転送する必要があります。
マビックミニ用海外版の大バッテリー
上のが日本のアマゾン。中国の業者なので時間はかかりそうです。PSEマークが無いので国内から販売すると違法となります。アマゾン出品者もいくつかセラーで発送の確認ができたので、届くのは届くと思います。アマゾン経由だとコンタクトやキャンセル処理等も、多少は安心ではあります。価格は8000円台くらい。
真ん中がアリエクスプレス。こちらもいくつかの業者で発送を確認していますが、改めて評判等を確認して注文してください。アリエクスプレスに登録するときはフレンドコードかららだと、2000円お得になるっぽい。よければ使って下さい。
下のが一応参考までに紹介したアメリカのアマゾン。
↓海外版はPSEマークが無いので通常流通していません。中国セーラーから買うことになりますが、時期等どうなるかは不明です。
日本版の1100mAhの小バッテリー
日本版バッテリーは欠品が続いています。フライモアコンボが品薄な状態なのでしばらくバッテリー不足は続きそうです。容量が少ないとはいえ、値段がね。
1月後半から公式サイトでは国内版バッテリーの一部が発送されているようです。
DJI公式サイトや本体
んで、結局買うべきなの?
今現在、自分はマビックミニは国内版バッテリーひとつだけで飛ばしていますが、国内版も飛行時間はそこそこあるなと考えています。よほど強風でない限り10分以上は飛ばせます。トイドローンとしては飛行時間は不満と言うほどではありません。3個あれば通常では十分でしょう。ただ、どこか風光明媚な場所でスポットを巡りながら丸一日飛ばすとかなると不足すると思います。車やモバイルバッテリーでの充電も間に合わないでしょう。
フライモアコンボを買う人は1100mAh3個で十分であるから海外版は追加で買う必要ない(足りないと思えば買えばいい)。マビックミニ単品で買った人はどうせ予備バッテリーを買うなら海外版の大バッテリーを一つや二つ持っておくのは悪くない。なぜなら値段はあまり変わらないからです。
ということで自分は海外版を注文したということ。
ただし、海外版を使う際はトイドローンではなく、航空法に定める無人航空機となる。そこは正しく状況に応じて使い分けるべきで、二種類どちらも持っておくのが最高でしょう!
追記 アリエクスプレス購入が届きました
アリエクスプレスで注文してちょうど30日の今日、海外版2400mahバッテリーを受け取りました。期日などを記載しておきます。購入したのはこのyksgopというセーラーです。価格は送料など込みで2個11500円(@5800)ほどでした。
※20200202追記今は在庫が無いようです。注文も受け付けていませんが、一応張っておきます。ほかの店にも在庫はありませんが、一部価格を上げている店では買える?
登録して初めて注文する際にお得かも(お友達紹介みたいなやつ)。2000円も割引される様なので、よければ使って下さい。直接招待コード入れる場合は”IN1VYHEN”です。
- 11月13日注文
- 11月30日発送 仕分けセンターに発送と到着をくりかえす
- 12月10日日本着
- 12月13日受け取り
と注文からちょうど30日でした。発送まで17日、発送からは13日です。発売日直後だったからか、発送まで時間がかかってしまいました。在庫があり発送が早ければ最短2週間程度で到着するかもしれません。上記のケースではePacket(Chinapost)で追跡番号はLOで始まりCNで終わる番号でした。注意すべきは追跡サービスの反映が遅い事です。下手すれば日本についてからしか反映しないかも。さらには、在庫がなくダミーの追跡番号が知らせられる場合があります。あまりに遅いようでしたら、発送したかどうかを英語で尋ねる必要があります。発送がまだという返事の場合、いつ頃のなるか教えてくれますが、待てない場合はキャンセルのメッセージを送ることになります。
正確な追跡がしたいなら追加送料はかかりますが、アリエクスプレススタンダードを選ぶと良いでしょう(選べるかどうかはショップ次第)。アリエクの標準サービスなので追跡情報が細かく、アプリに通知も来ます。
また、試しに追加でアリエクのほかのショップでも購入してみました。セーラーによって輸送方法や経由地が違うようです。シンガポール経由も確認しています。その場合は追跡番号はLPで始まりSGで終わります。
飛ばした感想
起動時に警告文が出ますが、何事もなく飛びました。50g重くなっているので、飛ばすと軽快さがダウンしていました。プロペラの回転数は明らかに上がっており、Sモードだとパワフルにぶん回して飛んでいるような雰囲気。スピード殺さずに曲がろうとすると重い分そとに膨らみがちです。慣れた人だと音や見た目で、どっちのバッテリーを使っているかわかりそう。
離陸直後の30分というフライト時間が非常に頼もしいドローンとなり一気にレベルアップ。考えてみれば、30分というのは凄い飛行時間ですよ。これ以上長く飛ぶドローンが何種類あるのでしょうか???マビック2とほぼ同じ飛行時間というのが凄すぎで、AIRより上。
ただし繰り返しますが、トイドローンではなくなります。これに慣れたら国内バッテリーには戻れない気がしますが、国内バッテリーの良さも実感しました。あの軽快な飛び心地は国内バッテリーならではです。