赤ちゃんが歩くこと、スラックラインを歩くこと、ウォーターを歩くこと

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slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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スラックラインが歩けるようになった時のことから

まず、スラックラインに片足を乗せてみる。

それは問題ない。

しかし立ち上がろうとすると、がくがくに震えて数秒もラインの上に立てない。あ、これ、スラックライン始めたころの話です。

ピアニストでもなければモーツアルトのピアノソナタが弾けないように、今現在スラックラインを歩ける人でも最初はごく簡単な立ち上がってからの一歩の動作さえできない時期があったのだ。

ラインの上に立った状態を維持するためには、なんとか手の動きをコントロールし、体をひねり、片足をバタつかせ、不格好でもいいから可能な限り粘らなければならない。

そして身体とラインの関係を知るために、自分の身体が安定した一瞬の「イメージ」を覚えて維持できるように体に覚え込ませねばならない。

これらは赤ちゃんがハイハイから立ち上がり、歩くのとなんも変わりないことだ。学習であり、学びである。

このような学びは直線的ではなく階段状に進歩し、まったく進歩していないと思っているうちに急に上達の瞬間がやってくる。

人間はだれしも無意識的にではあるが、「学ぶこと」を学んでいる

最初はスラックラインに立つことさえ困難だったのに、自分で工夫し繰り返すことで楽しいものに変えることができた。

赤ちゃんが歩けたとかスラックラインが歩けたということは、ピアノソナタを弾いたり、ホームランを打ったり、かみそりシュートを放ったり、崖から飛び込んだり、事業で成功したり、家族関係や人間関係を改善させたり、と同じ。

何かを習得するということは、それが身体的な事でも精神的な事でもいつも身近にある。

スポーツの分野では筋肉や心、精神が時空を超えてひとつに融合し業(わざ)となる。こう書くといかにも大げさで難しそうだが、スラックラインの場合は結果が結構早く、しかも目に見えるので次々と業を習得していくには良いスポーツだ。次の新しい目標はそこかしこに転がっている。

スラックラインは全ての学びの根源にある原理を引き出せるような人間の本質に迫るスポーツであるかもしれない。

だがしかし。新しい目標とやらのレベルはどんどん上がるのは必然。挑もうとすると身体の動作がぎこちなくなり、あらゆる部分がバラバラに動いているような感じになる。イメージが定まらないために頭で考えて合わせなければならず、そうやって考えることで無意識の動作ができなくなってしまう。ほとんどのスラックライナーは無意識の重要さを認識しているはずだ。

あなたはだんだんイライラしてくる。

「できる」「できない」という結果のみに目を奪われ、こんなことして一体何になるんだ。と思ってしまう。

でも我慢づよくチャレンジしていくと次第に光が見えてくる。

まるで自分の筋肉や脳が、つまりあなた自身が前からその動作を知っていたかのように、あなた自身は細かな事を何も考えることなく動作ができるようになる。繰り返し何回もできるようになり、維持できるようになる。余裕すらある。

ところがどっこいだ。まだ罠がある。今までできていたことが出来なくなる。またもや動作がぎこちなくなり、頭で考えるようになる。今までに学んだことも忘れている。

後少しで投げ出す寸前になり、なんとか踏みとどまるが一向に向上しない。上達せずに何日も過ぎていく。

だけどそれは今までの道と何にも変わりないことだ。常に上達が可能なら、だれもがアスリートになれるし、オリンピック競技や記録に意味がなくなる。考えてみればトップクラスの人ほど、上達の壁に阻まれた回数も時間も多いはずである。「できない」という結果の前で何度も足踏みしていたはずであり、それは結果であり、経過(プロセス)でもある。

赤ちゃんが歩いたように、スラックラインを歩いたように、あなたはその新しい何かを歩けるはずに違いない。だって「学び」だもの。

ということでウォータライン編

はい。戯言はここまでにしょましょう。

あなたの新しい何かは何ですか?ロング、ハイ、トリック?

今回自分の場合はその新しい何か がウォータラインです。新しい何かと言いつつも、4年前から張っています。

つい先日のお盆、ウォーターライン44m立てません。

歩けて3歩。もともとまともに歩けませんでしたが、明らかに退化しています。

情けない。

お盆休みをを利用して141さんとkiyo4さんが来てくれましたが、 お二人はトライのたびに安定して余裕。 kiyo4さんセンディング(完歩)。

話題となるのは目線なんだけども、自分の場合その域にも達せず。

今回の学びと言えば、「とにかくもっとスラックラインのれ~、でないとどんどん歩けなくなるぞー」という声が聞こえてきたことかも。。。とほほ。

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2年ぶりにここでウォーターライン。 以前は立って数歩歩くので精一杯だったけど今回は歩き切れた。 ただ、反対からはさっぱり。 錯覚に抗いながら歩くと、ラインがブレブレになるけど、水面を意識しないで歩けると普通に歩ける。 視点をどこにフォーカスさせるか、色々試せて面白かった。 プッシュサーフィンは、普通にやるにはどうしたら良いのか答えが出なかった、もう少しやりたい。 @momizibafu さん、ありがとうございました😊 L=44m #landcruising ,#wizard _____________________________ #slackline ,#スラックライン #longline ,#ロングライン #waterline ,#ウォーターライン #slacksurf ,#スラックサーフ #slacksurfjapon ,#スラックサーフジャポン #slacklife

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装備リスト

  • ウィザード ライン
  • スラックプロラインロッカー*2
  • 12mmボウシャックル
  • 10mmデルタクィックリンク
  • スラックラインブラザーズプーリー
  • スタティックロープ18m
  • 10mmオーバルクィックリンク

裸足が最も歩きやすいと思うが、裸足だとガラスなどでの怪我が怖い。ウォーターライン用のkiyo4さんお勧めのシューズはサワタビ。自分もいいなぁ。。。と指を見てく咥えていました。ちがった。指をくわえて見ていました。

実はモンベルのサワタビは海でサーフィンしてからそのままスラックラインに乗れるという理由で10年前に一部で流行した存在。沢歩き用の特別な靴底が特徴。これとタイツを履けば砂が入りにくい。

【モンベル】サワタビ
たいへん柔らかな履き心地で、足先・足裏感覚に優れた足袋です。アッパーには3mm厚のクリマプレン®を使用し、保温性を確保。アウトソールには濡れた岩場でもグリップ力を発揮するアクアグリ...

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