サブマットとしてドッペルギャンガーのマルチクラッシュパッドを使ってみた

この記事は約 4 分で読めます。 投稿から 11年。最終更新から 4年経過。
作成に約 58 分かかりました。

時々庭でやっててマット外に飛び出してヒヤリとする時があります。全部飛び出すんじゃなくて、下半身はマットで上半身が外に飛び出す状況。地面が土なら上手く落ちればいいんですが、庭はコンクリートなんで上手く落ちたつもりでも、アザになってたりします。頭だけコンクリートに打ちつけそうな時もあり、けっこう怖いです。グーフィーだと特に落ちるのが下手。

かといって、一人で練習するのに厚いマットをさらに外側にひくのは大げさ。なんで、ちょっと変わり者のマットを仲間に入れました。
ドッペルギャンガーのマルチクラッシュパッドです。普通のキャンプ用のエアーマットだと空気入れが大変だし。破れちゃいます。でもこれは、勝手に膨らむし、バルブは開けて使うのでパンクは起こりません。折り曲げたり丸めることも可能です。耐久性はそこそこ有りそうですが、スポンジのヘタリはもともと柔らかいので早そうな感じ。ボルダリング専用のマットじゃないですが、メーカーのサイトにはボルダリングやスラックラインに使えると書かれています。インフレータブルだし、防水だし、なぜか巨大な防水収納ザックがついてくる。このザックだけでも結構な値段がしそう。ボルダリングやスラックラインの場合は、2つ有るバルブのうちの一つを開けるように説明書に書かれています。バルブを開けると落ちた時に空気が抜けて、そこそこ良い感じです。

■仕様
1550×1100×65 mm 並べた場合
重さ3.4kg 二枚
防水ザック1kg
厚み7cm

■長所

むっちゃでかくて容量としては80リットル以上有りそうな・・・。で二セット計四枚くらい丸めて入りそう。

一枚で155cm×110cmで意外と広い。2枚セットです。
マット自体が防水使用。
防水ザックがついてくる。ある意味、このデカさは凄い。マットに対してデカすぎるが、他の道具も入るから便利だと思う。
空気を抜いて巻くと、少しコンパクトになる。
勝手に膨らむ。
キャンプや車中泊で使える。スリーピングマットとしては一人用じゃ大きいし、二人用じゃ長さが足りない。

■短所

連結できるけど、クッションのない隙間ができる。

ちょっと重い。一枚で1700kg。
ホックで連結できるが、5cmほどマットのない隙間ができる。ボルダリングじゃ超注意。スラックラインで使うと、ホックは知らないうちに外れる。
クション性は軟すぎだけど、体から落ちるぶんには問題ない。ボルダリングやスラックラインのメインでは二枚重ねで使うこと。二枚重ねにすると、バルブの空気抜きが更に良い感じになり、クッション性がかなりアップ。でも重ねると狭いし。

■感想
ドッペルギャンガーという、アウトドア用品を安く売っているメーカーの品。スラックラインも意外と早い段階から売ってます。

マットは中身のクッション材が膨らむこと優先の素材なんで、柔らかい。マットというより、スポンジです。厚みは7cmらしいけど、マットしては感覚的には4cmくらいかな。クライミング用品て雰囲気の製品じゃないんので、カテゴリーとしてはキャンプ用品になると思います。でも、落ちた時に含んだ空気をバルブから逃す理屈で、体から落ちた時は「ブシュー」と空気が抜けてショックを吸収します。これがけっこういい感じ。一点集中で足先だけ落ちるような場合は、ちょっと苦手。

そもそもは、キャンプ用のマットだと思うけど、サブとしてならスラックラインでも十分に使えます。自分的には好きな部類の道具です。
防水のボルダリングマットはほとんど無い現状だと、適度な防水という点ではこのマットの特徴のかも。

詳しくはメーカーのサイトを見てみて下さい。説明書や商品解説の動画があります。こういう詳しい情報もメーカーのサイトで見れるのは嬉しいですね。

%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BB%98%E5%B1%9E/dp/B009Z72RXC