室内でスラックラインするならスラックラック
テレビなどで紹介されると室内用ラック欲しいという声をSNSなどでよく聞きます。でもあれ高いんだよねぇと。
確かに高い。
ジムでラックに乗って汗かいたという人は、家にあったら簡単に痩せられるのに、体幹鍛えられるのにと妄想することもあるでしょう。ダイエット目的でフィットネスジムに通っている人にとってはスラックラックはダイエット器具の一つにも思えるかもしれません。
家にあればテレビ見ながら運動できます。自宅にいても痩せられる?やる気さえあれば工夫次第で多様な運動に利用することができますし、なによりスラックラインが歩けるようになるというスキルにもなります。
我が家には2.5mの木製ラックがあり、部屋に置きっぱなしで好きな時に乗れます。
確かに、確かに家でスラックラインに乗れるのは贅沢。子どもともドタバタ遊んで取り合いです。幼稚園児でも一緒に乗れます。
長さは短いし低いけど、やる気とアイデア、気力さえあればラックが有効活用できる。
歩くだけなら簡単すぎて飽きますが、立ち続けるだけでも汗だくになれる可能性を秘めたアイテムです。
室内や屋外のイベントでも大活躍間違いなし。
長さは子どもの入門にはぴったり。
GIBBON Slackrack Classic – YouTube
後半にラックで楽しんでいる様子が紹介されています。
金属製と木製
ラックは金属製と木製がありますが、お勧めは金属製ですね。
木製の自作品も売られていますが、無理にテンションかけて乗ると割れる話をちょくちょく聞きます。
完全に壊れるという話ではなく、ひびが入ったり、ラインを受けているところが欠けたりするみたいです。
ラインを張って人が乗るとどうしてもフレームが反り返ります。この反り返りが木製は苦手。
木製なら特別に強化され、さらには反り返りを考慮してデザインされたラックを使いたいところ。自宅に置いてる木製ラックは薄い板を貼り合わせた特殊な加工木材がつかわれていました。
強度という点では鉄製は安心感が高いし、耐久性も上。木製は軽くて雰囲気が柔らかいってとこかな。
長さは3m欲しい
3mあればラインを上下に揺らせるのです。
ダウン系のトリックもできます。
ただし、部屋の中で3mはデカいですよ。
うちには2.5mあるけどトリックはラインの上下が少ないので、やり難い。
辛うじてドロップニー、フットプラントができる。ダブルニーは高さの関係で無理。
あとなぜか足首とかかなり痛い。
難しいというより、やりずらい。なんか足首とか脛に負担も大きんですよねぇ。
これ以下の長さのラックだとかなりできることが制限されてくるはず。
組み立てについて
GIBBON SLACKRACK FITNESS EDITION – product video “setup” – YouTube
これはギボンのフィットネスラックの組み立て動画です。
初回のみはスパナ等を使い組み立てます。所要時間は15分から30分ってところでしょう。
ラインを外せば工具を使わずに三分割することが可能です。
英語ですがマニュアルも見れます。
3m以上のスラックライン用ラック
単体3mのラックが一番のおすすめ
ギボンのスラックラッククラシックとフィットネスラックが最もおススメのスラックラックになります。
どちらも標準3mのラックですが、2mでも4m(別売り)可能です。高さはおよそ30㎝。
本体は1mの部品を3個組み合わせて3mで組み立てますが、真ん中を1パーツ抜いて2mでも使えます。さらに、別売りで1mプラスすることもできます。
以前のラックでは分解しても一人で持つのは長くて大変でしたが、この新型ラックは1mを3個に分割しているので一人でも持ち運びができます。合計の重さは26kgほどです。
フィットネスジムやクライミングジム、何かの施設などでラックを導入検討している人はぜひ、このギボンのラックをお勧めします。
耐久性はもちろん、デザイン性もいいのでそのような施設にはやはりちゃんとしたラックを置く方が印象も良いです。家で使う人も問題なく押し入れに突っ込める長さです。
クラシックとフィットネスの違いはデザインと付属品の違い。フィットネスラックにはスラックラインを利用したフィットネス運動を表したポスターと、その動きで使うゴムバンドがあります。足の方でびよーんと引っ張りながら立つ動きなどに使う。
本来ならフィットネスの方がお値段が5000円ほど高いですが、アマゾンではなぜかフィットネスの方が安い。
これは購入チャンス。
エクステンションキット使用で4m
スラッククラシックとフィットネスラックは共通のフレームで延長が可能です。
別売りのエクステンションキットを間に追加すればどちらも最大4mまで伸ばせます。原理的には5mにも可能ですが、高さの都合で4mまでとなっています。
本体1m2個+1m付属エクステンション+1m別売りエクステンションで計4mとなります。
3m未満のスラックライン用ラック
木製で2.7mで5㎝ライン付き。
値段は1.4万円ほど。重さは11㎏。
見た目はDIY自作品ですけど、その安さで人気なのかもしれません。
というのも、年間100本以上売れているみたいです。
ただ気になるのは木製で他サイトで売られているのは当社のコピー品ですという一文。
だとすると我が家にあるラックは何?
オリジナルの元祖木製ラックはこれ
8年くらい前に個人輸入で買ったやつ。
木製フレームは強化された特殊な木材で、さらに設計も木材のしなりを上手く生かした作りとなっています。
問い合わせれば日本にも送れるはずですが、自分以外に持っている話を聞かないから、日本に一台しかないのかも。
2.5mですが部品を変えて3.5mまで。
ラインは3㎝。
2m未満のスラックライン用ラック
2m以下のラックはあまりにも短いのでお勧めしません。歩くといっても、大人で3歩しか歩けない。
トリックも自分で工夫する心がなければほとんど不可能です。短いゆえにラインの上下の動きが無いので平均台とさほど変わりなし。
だけども、ほぼ立つだけでい。
家のスペースが狭いから小さいのでいい。
という場合は購入したらいいのかもしれませんが、それならスラックラック形態でなくても棒切れでも何でもいいと思ったりします。
まとめ
この時期、ラックに10分乗れば超汗だくです。
そして暗闇にすれば。
何てムズイ。
スラックラックは素晴らしいです。
短いけど短いラインのむずかしさがある。
悔しくてまた乗ってしまう。
ただ、飽きっぽい人は飽きる。
色々考えて乗ってみましょう。
値段的に高い?
家で使う人何人?
一生使えますよ。鉄製スラックラックなら。