スクリューゲートのカラビナが不注意で破損。ゲートが引っかかっての閉め忘れに注意。

この記事は約 3 分で読めます。 投稿から 13年。最終更新から 5年経過。
作成に約 49 分かかりました。

Broken carabiner

■追記:トリックやロングなどの高テンションラインではアルミカラビナは使わないでください。鉄製の場合もゲートという弱点があるので強度と場所、力のかかる方向などの範囲内で使ってください。一番いいのは太い鉄製シャックルです。

数週間前、登山用品店でカラビナを衝動買いしてしまいました。
ブラックダイヤモンドのスクリューゲートのアルミカラビナが1050円だったので、「やすー」と思わず二枚買いました。
性能表記は一般的な物で、ゲートがしまった状態24kN、横が7kN、ゲートが空いた状態だと7kNと表記されています。
ゲートはスクリューゲートというタイプで、ゲートを閉じた後クルクルっと回してロックするタイプです。

今回、ついさっきスラックラインを10.5mで張って適当にジャンプやバットを練習し始めて、一度リリースして巻き直して2・3回バットバウンスしたら、ズドーンという音とともにラインが外れ尻もち、背中に衝撃。どうやらラチェットが背中に当たった模様。うぐ、痛い。も滲んでいます。。。最初は何事かとポーカン・・・。あはは、馬鹿だ俺・・・でも、頭に当たらんでよかった。しかも通常の小さいラチェットだったし。手に入れたばっかりのモンスターラチェットだったらもっと痛かったと思うとゾッとしました。

最初はスリングが切れたのかとおもいましたが(以前スリングも切ってしまっているので、これについては細心の注意をして使っているつもり)、カラビナがない。探すと、マットの横に壊れたカラビナ発見。
新品なのにアルミはやっぱり怖い。一瞬素材のせいにしましたが、冷静に考えるとゲートがチャンと閉まっていたかよく覚えていない。壊れたカラビナの上半分がないので、断定はできないけどゲートにについた二箇所の傷を考えると明らかにゲートの締め忘れの模様。
(でも、ゲートの中の爪も少し欠けてるんですよね・・・。壊れた上半分見つけないと、断定できない。)壊れた上半分見つけました。ゲートの爪部分がほとんど無傷だったで、閉め忘れ確定です。

壊れたスクリューゲートアルミカラビナ

普通のカラビナはバネで勝手にゲートが閉まりす。スクリューゲートの場合でも同じようにバネが付いていて閉まろうとしますが、スクリューの安全環が引っかかって勝手に閉まらない時があります。今回は暗い中でバタバタ張りなおしたので、たぶん開いたままだったんだと思います。スクリューゲートって怖いですね。もし使う場合は、ちゃんと閉まっているかちゃんと確認(当然といえば当然のことですが・・・)。スクリューゲートも面倒でもクルクル回してちゃんと使うなら癖(これも当然といえば当然なんだけど)をつければ、だいぶこんな事故は減らせると思います。

カラビナ、スクリューゲートが引っかかる
スラックライン用にはカラビナは安全環が勝手に閉まるオートロックタイプが断然のおすすめです。さらにいきなり割れない鉄製(スチール)だと言う事なし。もしくは鉄製のシャックルを使ってください。

まぁでも、やっぱりスラックラインは余計なもの使わないでシンプルに設置するのが無難かもしれないです。少なくとも、ラチェット側はもし万が一にも、外れてラチェットが飛んでこないようにか配慮が必要。特に心配な人は、強度は要らないからバックアップをもう一本回してラチェットに掛けておいたら安心かも。
バットバウンスの威力はやっぱスゴイんだと思います。

最後に、スラックラインには鉄製カラビナが安心のエントリーもカラビナの強度に関しての記事です。
■追記:トリックやロングなどの高テンションラインではアルミカラビナは使わないでください。鉄製の場合もゲートという弱点があるので強度と場所、力のかかる方向などの範囲内で使ってください。一番いいのは太い鉄製シャックルです。