ハルキ王子が舌をペロリと出す瞬間が生で見れて感動した2017ギボンカップ福岡

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こんばんわ。
あの興奮から9日ほど経ちました。

あの興奮ってのはギボンカップ福岡のことです。
去年も書いているのでもちろん今年も書きますよ。あたりまえじゃないですか!

8月に予定されていたギボンカップ東北が開催されないとのことですので、今年最後のギボンカップとなります。
昨年に引き続き、地元久留米の方々に多くの役割を引く受けていただきました。

自分はslack9のメンバーとしてスタッフで参加。
タイム計測係だったのでセイコーのハイテク機械と悪戦苦闘しながらしっかり観戦してきましたYO。

以下、感動を忘れないために、ギボンカップ福岡に来れなかった人のために書いていきますね。

コンクリートブロックアンカーについて

まずはアンカーについて。
この会場はアンカーとできるものが無いので自分たちでアンカーを設置しなければなりません。

昨年のトラックのアンカー

スラックラインのトラックアンカー

昨年はトラックの前輪下に直管パイプを置いてアンカーにしました。しかし、タイヤの感触がわずかに残るという事で今年は変更することになりました。なるべくアンカーで動かないように荷物まで入れて対策していたつもりでしたが、どうしてもタイヤの影響は出てしまうということですね。

追記、Aフレームの高さ出す為でもあるそうです。マットが昨年より高くなったため。

今年のコンクリートアンカー

スラックラインのコンクリートアンカー
slack9のひでにぃ担当で実現してくれたコンクリートブロックアンカーです。
さすが兄さんと慕われている兄貴としか言いようがありません。
ひとつ1トン程度らしいので片側4トン。数については2個でも問題ないという意見もあったようですが、大会ということを考えれば妥当な数だと思います。
床面には傷をつけないような厚みのあるシート、ベニヤ、を挟んでいます。

問題はこれをどうやって会場に入れるかということですが、久富造園さんが協力してくれてクレーン付きトラック二台で設置しました。当然ながら置くだけでも大変な手間ですし、撤去も同様に大変。

これまたさすが久富造園さんとしか言いようがありません。

Aフレーム

フレームの下にパレットを置いてかさ上げしてラインの高さは170㎝程度。
マットの高さは33cmとのことですので、ラインの高さは140㎝となります。

た、た高い。うまい選手はこれ以上高くても問題ないでしょうが、高さに慣れない人はこれ以上は厳しいかも。

大会のトリックラインの高さはマットから140㎝前後。覚えときましょう。

マット膨らますブロワーが入ってない

今年からマットはギボンの大会ではエアトラックが使われています。

膨らますブロワーをレンタル元?が入れてなかったとのことで開会式が30分少々遅れての開催となりました。

ホームセンターで購入して来てもらってなんとか間に合いましたが、ひとつ膨らますのに10分近くかかります。それを2つだから結構時間かかりますね。
厚みは33cm横幅2.8mのタイプを繋げて使用します。

このマットの性能は素晴らしいです。
ただ持ち運びは大きくて重いです。それはもう、とんでもなく。大人が最低でも3人必要。ブロワーお忘れなく。

オランダ「エアトラックファクトリー社」 | あそびから未来を変えるボーネルンド
オランダ生まれの「エアトラック・ファクトリー社」のエアトラックは、多くの体操教室、スポーツジム、格闘技、チアリーディングなど、あらゆる練習場や大会の場面で使用されています。無用なケ...

ガッパイのニッポンラインは予約受付中、Tシャツプレゼントもあり

ガッパイニッポンラインとしぼんだマット

今回使われたのは予約受付中のGappaiのシグネチャーモデルラインその名も「ニッポンライン」

30mのラインのみ。
トリックライナーは予約するべき。

GIBBON SLACKLINES JAPAN 公式サイト
https://heywild.thebase.in/items/7577424
GIBBON GAPPAI’S NIPPON LINE

予選

30秒を3回のジャムセッション形式での審査が予選です。
入れ代わり立ち代わり、様々なレベルの選手が出るので賑やかでした。

30秒は凄く短いです。
ジャムセッションはどんどんタイマーが進みます。30秒・30秒とお構いなしにタイマーが進みます。
のんびり屋の人は乗る前に5秒、乗って最初のトリックに5秒とすぐ10秒を消費。

一方、慣れている人はタイマーの切り替えが追いつかないぐらいに素早くラインに乗ってました。

強い人はルールを壊しちゃうんです!

ルールは絶対じゃなくて壊すもの。
日本ではルールは絶対という風潮もありますが、オリンピックだってルール壊されて変更は日常茶飯事。

スラックラインも同じ。進化進化。
スラックラインもバウンストリックが全盛になり、審査基準も壊されてまた新しくなるのか?と思ったりもしました。

トーナメント

まずジュニアの熊本の宙樹・颯仁の兄弟対決が行われました。
映心君は大人のクラス。

九州ではあのラインに乗れる小学生はあの二人しか思い浮かばないけど、もっと参加者増やしたいところですね。
トリックでは一歩リードの宙樹君が優勝。二人とも仲が良くていつも楽しそうで賑やか。

トーナメントはベスト8からになります。
面子的には去年より優勝を狙えるクラスの人が少なかったのですが、どの対戦も面白かったです。

面白かったけど、もっと実力が迫った試合も見たかったかなぁ。
そーまvsユーガ戦はどうやって一泡吹かせるかのような心意気が感じれてそーま君応援してました。

意地と意地のぶつかり合いとか見たいじゃないですか。あたりまえじゃないですか!
それこそが1on1の醍醐味。

そういう意味ではマスターの方は実力が拮抗してるのでどっちが勝つんだろう?と思うような試合もありました。

決勝


男子決勝 Haruki vs Teruto 2017福岡[GIBBON CUP久留米] – YouTube


いよいよ決勝。
テルト君は体格が逞しくてサムライのようです。
ドイツで勝ちまくった実力を日本でも思う存分ぶつけてほしい。

ハルキ君は王子様のよう。

失敗した?バランス崩した?と一瞬思ってもそのまま崩れることなくマジックみたいに体勢を取り戻してコンボ続行してるところがスゲー。
まじで特殊能力持ってますよ彼は。
浄光寺で修業した成果、もしくはいつも頑張っている姿を見ている薬師様が守ってくれているのでしょうか。

そして見れたんです。王子の舌ペロリ
フィギュアスケートの羽生結弦みたい。
羽生君は演技中にはやらないけど、ハルキ王子はバウンス中に出すんですよ。

すごいじゃないですか。
勢い余って噛んだらどうするんです?大変ですよ。
あ、でも舌ペロリってリラックス効果があるの云々とかありましっけ?

まぁとにかく、その瞬間が生で見れた。これが噂の!と心がトキメキマシタ。
あたりまえじゃないですか!


女子決勝 Yukimi vs Ayumi 2017福岡[GIBBON CUP久留米] – YouTube


女子はユキミVsあーちゃん

ユキミちゃんのトーナメントでも技が良く決まると思っていましたが、決勝でもフリップのフィートがどれも決まって調子が良さそうでした。

そして高レベルのバウンストリックのコンボのボリュームがアップ。
ノータイムに繋げるトリックを+1すれば評価は高くて当然。OTCの成果なのかなと感じました。

あーちゃんは最初のミスが大きくて取り返す間もなくペースが乱れて突き放された勝負となりました。

あれ、動画で見るとお客さん少なく見えますね。
でも実際はもう少し賑やかな感じでしたよ。
開催するのにやっとの状況でしたが、今後はメディア告知など考えていくべきかもしれませんね。

MCクロコ

MCクロコは完璧。

進行もスムーズ。MCも的確。彼以上の人物が日本にいるのでしょうか。

日本代表入り決定。
あたりまえじゃないですか!

2017ギボンカップ福岡の結果・まとめ

↑公式結果です。

ハルキ&ユキミの優勝は2016と同じ。
両決勝はさすがのクオリティ。

欲を言うなら優勝に絡む選手が男女共にもう一人参加してたらドキドキしただろうなぁと思いました。観戦側の身勝手な欲なですけど。

会場はサタデー太鼓フィーバやウナギバーガーの販売などスラックライン以外のお楽しみもあり、家族で一日中楽しめる空間になっていました。このあたりは地元の人たちの協力があってこそかも。

2017は9月に小布施でワールドカップも開かれます。日本オープンも開かれます。ユキミカップも開かれます。
まだまだ8月ですので2017の総括には早すぎますが、2018はどんなスラックラインのバトルが繰り広げられることでしょうか。

くっくく!わっはは!
もっと改善点は沢山あるのかもしれませんが、ギボンカップ福岡はひとまず成功ということですね
そんなの、あたりまえじゃいですか!

って、違いますよね。そうじゃ無いですよね。
「あたりまえは当たり前じゃない」

選手・審査・準備などなどギボンカップ福岡の運営に関わった皆さま本当にありがとうございました。
当たり前じゃないことを当たり前のようにやっていただけるなんて。
スラックライン万歳。

参考記事

http://slack9.com/gibbon-cup-2017fukuoka/

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