166m。冬のロングライン。焚火とか。道具の話。

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作成に約 97 分かかりました。

近所の公園へGO。
つなじいさんに声をかけたので来てくれました。

あと家族。アマゾン多め。

slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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166mラインに3度目のトライ

168mと思ってたけど、距離計で測ると166mでした。
3回目のセッティングを二人なので特に問題なく終了。

新しくマルチプライヤー用にベアリング入りのダブルプーリー買っていたのでそれを初投入。LACDのダブルプーリーを買ったけど、強度が上がってた。説明書見るとプーリーの運用強度(WLL)は破断強度の20%と記載されているのを発見。

やはりロングラインではメイン区間のプーリーはWLLの範囲からはみ出してしまう。WLLもあいまいで一概に判断できないけど、一番はみ出しやすいのがプーリー。プーリーのWLLは正常に滑車が回るという強度という意味もある。

ロングのギアのウィークポイントはラインとプーリー。そしてY字荷重の犠牲者になるマスターポイントのシャックル。ここらは良く点検しましょう。他にはロープやブレーキってことだから全部ですね。

今回買ったのはメイン区間ではなく、サブ区間用。
前のは油ささないとキーキー鳴るブッシングプーリーだったので精神衛生上はだいぶいい。

計算上はかなり向上するハズだったけど、実感はさほど無かった。前とは違って二人で引いたからかな。

前やった(6:1)×(11:1)=66:1のシステムで引く。
アンカー周りの追加プーリーひとつで済むからスマート。

一人で引いた時より当然ながら軽い。でもやっぱり時間はそれなりにかかって綱引き40分くらい?


歩行開始。

1回目は向かい風方向で歩いて半分くらいで落ちた。
2回目は追い風方向で歩いてゴール近くの森の中へ入ったところで落下。

たぶんあと20mくらいだったと思う。
わりと余裕あったのに足が滑った。今までに落ちたことないパターン。

その後も歩くけどいい感じで歩ける。
これはいけるぞと思いつつ2/3地点らへんで何回か落ちてしまう。

疲れたので休憩をはさみながら。

休憩。焚火もね。

プリムスのイータパワーという携帯コンロ持ってきたのでそれでお湯を沸かして昼飯。テントも建てた。
イータパワーは省エネ仕様のコンロとコッヘルがセットになったやつ。自分は二種類のコンロと三個のコッヘル+フライパン持ってるけど、今回使ったのは一番小さいソロ用。
アマゾンで探したけどソロ用はもう売ってないみたい。


そして焚火。
小っちゃいけど。
ユニフレームのネイチャーストーブの小さいの。これはユニフレームから発売された時すぐ買った品。まだ10代の頃で20年くらい前だと思う。松ぼっくりだけでもご飯が炊けるみたいなコンセプトだったような。テントを自転車に載せてツーリングキャンプしているときはいつも持って行ってた。

今も現役で販売されているロングセラー商品。

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最大の特徴はそのコンパクトさ。食パンより小さくなる。軽くてぜんぜん荷物にならない。

底は耐熱メッシュで風が入り良く燃える。炊きつけはトイレットペーパーで可能。
燃えすぎて常に燃料不足。大きい木が入らないから葉っぱや小枝をどんどん投入。薪拾いを子供に頑張ってもらう。

五徳もついていて鍋も置けるけど、あまりちゃんと置けない。置いたら燃料が投入しにくい。お湯位ならなんとか沸かせるけど調理には向いていない。眺めるだけのお遊び焚火にはお勧めの商品です。冬はこういう楽しみもあります。

こいつの大きいタイプは燃料が横から入れられるから少しはマシっぽい。

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気を取り直してトライ開始

また歩き出すけど、なんか普通に歩けそうな予感。ただ、やはり距離が長い。時間が長い。
つなじいさんに軸足と利き足の話を振られるけど、あれはですねー。こういう時にはあんまり意味がない話なんですよ~。意識してどうこうというのでは無いから。

後半きつーい。
前半はサクサクあるけど慎重に歩き始める中盤手前以降からが厳しい。

この距離のラインにだいぶ慣れた手ごたえは十分あって、普通のラインになってきた感覚なんだけど体力が・・・。
などど考えつつ、森の中に突入。

あと少しと思うけど、膝がガクガクしはじめる。精神的なプレッシャーもあるし、体力的な消耗もある。

もうわずかだって所で「おとうさーん」「なに〜?」「なんもなーい」とのやりとり。

ならば話しかけてくるなよと思いつつ、落ちる。残り10mくらい。

直後、下を歩くのもキツイ。骨まで疲れた。余分な力も入ってたんかなぁ。
何度か乗るけど半分も進まず。消耗しきってしまった。今思えば、余裕のあった2回目で歩けなかったのが惜しい。歩けそうだったのに。そういう所もまた長いラインの面白さ。難しさ。

残念だけど撤収。

そういえば、The walkに「綱渡り師が落ちるのはいつも最後だ。もう、ついたと思ってもあと3歩ある」って感じのセリフがあった。映画の記事も書きかけて放置してしまった。なぁ。自分はうまく作られたいい映画だと思う。少し物足りなさ感もあるけど。あのくらいが好き。

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ラインロッカーのわずかな隙間にラインが挟まって引っかかる

テンション解除してからもラインがロッカーから抜けないなと思ったら中で端っこが引っかかってた。

サイドプレートとダイバータのわずかな隙間に食い込んでしまっていたみたい。少しだったのでラインはダメージなし。これを完全に防ぐにはアルミの削り出しタイプを使うしかない。シーホースやピュアロックがそれに当たる。個人的にはシーホースが多機能で何でも入りで今買うならこれしかないという感じ。

https://landcruising-slacklines.de/en/hardware/weblocks/26/landcruising-zilla-3-weblock?c=19

ラインロッカーはランクルのZillaこのタイプのラインロッカーは片効き状態だと、歪んで隙間ができる可能性がある。でも今回はいつもプーリー側なので歪んで無いはずだ。アンカー側だと斜めになる可能性は十分ある。ので綺麗なアンカー心がける必要がある。こういう直接接続タイプは特に。

そう考えるとショートスリングタイプがやっぱり好み。つまり、シーホース。
今から買うならね。デザインや価格的にはランクルのLynx 4も一押しなんだけど、シーホースはそれの上位互換。

どっちも触ったこそすらなーいけど。

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ロングはテンションでかいからもしラインの傷みがひどかったら切ることになる。怖い怖い。慎重に使いましょう。色々と。

自分は心配って程じゃないけど、傷んだのを機会にそこから160mラインを切ったことあります。
なぜ傷んだかというと、ライングリップにプーリーつけてプリテンショニングしていてスラックラインブラザーズプーリーのむき出しのボルトが当たったから。テンションが強いとすぐ傷みます。

長いラインは気を使います。

という感じでまた次回張ってみようと思うけど、色々試したい張り方あるからいつになるかなぁ。