スラックラインの効果、利点、何かいい影響。
ってなんだろう?
自分はあまり気にしませんが、スラックラインをしない人からは何でスラックラインしているの?何の効果があるの?と気になるのかもしれません。
効果と言ってもよくわからないので、「スラックラインを楽しむ人が得られる良い効果」とは何?について考えてみようと思います。
大きく分けると3点に分けられます。それぞれ書いていきますね。
身体的運動能力の向上
まずは、誰もが思いつく身体的能力の向上という点です。スポーツですから何かしらの効果があるのは当たり前ですが、普通に考えてバランス感覚がUPします。具体的にどうこうというより、バランス感覚が上がるんです。わかりやすい例を言えば、例えば横に長く並んだ鉄棒の上をスタスタと何百メートルもあるけるようになります。これは細い所を歩くということがどういうことか、体と脳が理解しているからです。スラックラインと違い鉄棒は揺れませんが、歩くことはどいう言うことか?を理解した体にとってはさほど難しいことではありません。ただ、恐怖などがかかわるとまた別の話になります。
具体的な筋力のどこが向上するかはスラックライン上で何をするかにもよりますが、全体的な底上げは期待できます。例えば、持久力や強さ、柔らかさ、反応性など。
特に反応性の向上はすさまじいです。1秒を2秒に人間の力で伸ばすことはできませんが、1秒を10分割、100分割、1000分割して対応することが人間には可能ということが実感できます。0.01秒間隔で微調整するからこそ常に不安定なラインが歩ける訳ですから。
一歩を切り刻め。歩幅は伸びない。だが無限に分割できる。動きを予測し最善の動きをする。それらを無意識レベルでやる。脳のスイッチを入れ一歩を、一秒を無限に切り刻む。
また、姿勢に対する効果があります。通常、姿勢が悪い人は自分で意識して強制することは難しいものですが、スラックラインをやっていると普段の生活でも「あ、今姿勢悪いな」というのが客観的に頭に浮かぶようになります。
精神的な向上
スラックラインでは精神的な向上は顕著です。これまた大雑把ですが、体の力を抜くということはどういうことかが理解できます。
余計な力が入るとスラックライン歩けません。客観的に今身体が緊張して硬くなっているな、深呼吸して落ち着かせよう、という思考回路が成り立ちます。乱さないが大事じゃないんです、常に整えるというの心が大事。落ち着かなければ整えられません。
身体が緊張していると肩が重いし疲れる。体の疲労も早い。でもリラックスして鼻歌交じりだと疲れないし、肩も軽い。
精神的な向上に関しては、腐るほど事例はあるでしょう。簡単にえばフローという言葉があります。流れる様に時間が進み、すべてがうまくいく状態です。脳の余計な部分をカットして、必要な部分に血や酸素を巡らせて最大限のパフォーマンスを発揮。フロー化では時間や空間さえも変わります。
スラックラインではフローも実感しやすいです。この件に関しては最後に紹介する本を読んだらいいでしょう。一人なら一人のフロー、グループで遊べばグループフローを実感できます。
いま、スラックラインの世界ではハイラインの分野でのSNSを通じだグループフローが日本を含めて発動中であり、進化がすさまじいです。まさに昨日は非常識で出来るわけ無かったことが、今日は当たり前のようにできる進化が世界規模で進んでいます。
スラックラインは常に進化できるという効果があります。何かを習得するということは、それが身体的な事でも精神的な事でもいつも身近にあるということが理解できます。
スラックラインでは朝には不可能だったことが夕方には可能になっている。コレをやったら怪我をするなってルールが1日で、時には数時間で書き換えられる。
リフレッシュ効果
スラックラインのリフレッシュ効果はすさまじいですね。
ラインを整えながら歩く行為をひたすら無言で続けていたら、サウナで整ったみたいに「頭が冴えて生まれ変わった気」がしたなぁ。心地よかったなぁ。
どのような現世の悩みもライン上ではほぼ忘れられます。もし忘れられないことがあるなら、それはよほどのことですね。スラックラインしている場合じゃないとなりますよまったくってなるのですが、やがてそれほどのことさえ忘れてスラックラインに意識が持っていかれます。
体を頭をリセットしましょう。
自然の中で遊ぶという点もリラックスにつながります。木々の変化に気付くということが、現代世界ではどれほど愛おしいことか。
おススメの書籍
てなかんじで、スラックラインの効果について、適当に3点紹介しました。って、こういうの書くのはとても難しいし、自分が書けるとも思えない・適当に書くしかないわけです。
しかし、スラックラインの効果はこれだけじゃないのは当然です。そう簡単に得られないし、極められない。そもそも極めた人はいない。
スラックラインは調和を追い求める道で極まることは無い。