ヤフオクノーブランド(Slacklines)のスラックラインキット

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ギボンのクラシックラインを使っていたのですが、家の庭にも張れるので常設用にもう一本欲しくなりました。常設だと痛みやすいだろうから、安いので良いやと思い「ヤフオク」でノーブランドSlacklinesの3500円を購入しました。送料は別。色は赤。安いけど、意外と気に入ってます。

ラチェットそのものは塗装が無いくらいでギボンと全く同じ。強度的な不安はありません。ラインは幅5cmで15m+2mとギボンよりも2m長い(ギボンは13m+2m)。この+2mが意外と大きい利点。

また、ギボンよりも収納袋はシッカリしており、ラチェットの上に透明ゴムカバーがあって乗っても安全でリリースの際に指を挟 んでしまうということも防げます。あと、ラインの筒状保護布が2個付いています。要はラインのエンドループとラインが接するところの保護するためです。

ライン生地はクラシックよりも薄くてかなり固め。色んな各メーカから色んなラインが出ていますが、ダントツで一番生地が硬いガチガチのラインです。ですが、このラインは表面はクラシックより滑りにくく、クラシックよりも跳ねます。だからジャンプとかはこのノーブランドがしやすかったりします。生地も堅いので痛みにくいです。硬いだけあって、中国の制作元によるとラインの耐荷重は50kNという数値、まぁラチェットはたぶん25kNですけど。

ただ、堅い生地なのでトリックなんかの際に痛い時があります。ギボンのジャンプライン(ジブライン)がゴム的な伸縮性のマイルドで伸びる感じとすると、このノーブランドキットは板バネのような硬質な反発力のあるラインって感じかな。そういう意味ではギボンのクラシックやジャンプラインはしなやかさがあり、柔らかくフレンドリーなラインと言えます。

考えてみれば、スラックラインは中空ラインから出発しています。中空ラインのよさはラインのエッジが無く柔らかいことです。その特徴を殺さないように考えられたうえで、柔らかい生地の5cmの幅広ラインを採用しているのがギボンなどのスラックラインメーカーの最大の特徴と思えます。

そんなこんなを踏まえたうえで、安いので最初の一本にこのヤフオクのノーブランドスラックラインキットも悪くないかもと思います。

そして次はギボンのジャンプラインやサーファーラインを購入するのがベスト!ってことは最初からジャンプ/サーファーラインやでええやん!という話になっちゃいますけど・・・。上級者向けと言っても、短く張ればどうにでもなるし。

注:最初はラチェットがすごく堅いですが、潤滑スプレーをかければ改善します。
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