スティッキーバットバウンスとバットバウンスホックアップをやっと習得、そしてさらに・・・

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バットバウンスの練習を始めたのが、去年の11月。
初日に数回成功するも、なかなか一進一退で上達せず習得できたと思ったのが、ほぼ4ヶ月後の2月終わりでした。
それからは公園に行くことが減り、自宅前の短いラインでチマチマと短い練習。
とーぜん上達するわけもなく。はや5月の末。

やっぱ公園に行かないと上達しないと思い立ち、ここ一週間で3回夜の公園で練習してきました。公園は夜に限ります。夜の公園は一人で数がこなせるので少しずつメキメキと上達。やっと、スティッキーバットバウンスとバットバウンスホックアップが習得できました。チェストも並行して練習しており、バット→チェスト→バットのコンボもたまに成功できるようになりました。

slackline.jpを書いている人
歩き方

2009年からスラックライン乗ってます。国内旅程管理主任者、日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ登山Ⅲ山岳Ⅰ)、NACS-J自然観察指導員。アウトドア好きでキャンプ、星、植物、お魚好き。
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まず改めてバットバウンスについて


The Butt Bounce – Trick in a Minute
以下、他のトリックにつながるなるべく高く上がるバットバウンスの流れ

  1. 上半身は常に正対、背筋真っ直ぐ。木に目印のシールを張って視線から外さないようにする。
  2. ラインの長さは10m以上。できるだけ固く張る。乗ってるうちに伸びるので、随時増し締めする。
  3. 全体重をケツに集中するイメージ構築、そしてありったけの自分の思いを尻を通じてラインにぶつける。もちろん高い位置から落ちたほうがいいので、気持ち小ジャンプ。
  4. 足は基本的には前に向けるほうが地面に当たりにくいので純粋に尻のエネルギーをラインにぶつけられるから良い。だが、上体が後ろに返りそうなときは横に投げ出すことでコントロール可能。臨機応変に。
  5. 尻エネルギーをラインにぶつけたら、なるべく深くラインにのめり込ませる。飛び上がるのはワンテンポ待て。
  6. 最大深度まで尻が沈んだら、ラインの反発を逃さず尻に受けながら、頭から釣り上げられるような感じをイメージしつつ、上半身だけで真上にジャンプする。
  7. そしてラインに立つ。もちろんここまで、目印のシールは見続けたまま。

てなかんじでしょうか。。
これは完璧を目指した流れなので、これを無視してもバットバウンスは可能です。というか、この流れは練習&練習で自然に身につけることができるはずです。逆に言えば、練習&練習でしか身につかないとも言えます。なぜ高さの出る完成度の高いバットバウンスが良いかというと、後述のトリックなどたくさんのバットバウンスのバリエーション技やコンボに繋げやすくなるからです。

スティッキーバットバウンス


Sticky Butt Bounce – Trick in a Minute
これは、数をこなせば習得はそんな難しくないはずです。形も練習するごとによくなって上がりやすくなると思います。上半身の圧力を常にラインに真上からかけて二回目の跳ねにつなげます。豪快にやっちゃいましょう。

バットバウンスホックアップ


The Hookup- Trick in a Minute

足を引っ掛けるとかあまり考えなくて、尻で二回連続で跳ねることに集中します。位置調整のために足は自然にでちゃうんです。ちゃんと下から引っ掛けるような動作の時もあれば、横から少し触るだけの時もあります→この動作の発展がいわゆる横浜キック(横浜バットバウンス)です。
どうしても二回目の跳ねは、高さが出ません。なので、なるべく一回目の跳ねで高く飛ぶようにします。二回目の跳ねの時は、足はラインに絡ませるぐらい前にだして地面に当てないようにすれば落下エネルギーが地面に逃げないので、少し反発力が稼げてライン復帰しやすくなります。
理屈はこれくらいにして、これも数をこなせば習できるはずです。

バットバウンスのコンボ


King of Slackline 2010, Round 7 – Yokohama Buttbounce to Sticky Buttbounce
バットバウンスの幅が広がったところで、これらの技を連続させてコンボにします。ステッキー→ホックアップ、ホックアップ→ステッキー、ステッキー*2、などなど。これに横浜キックを加えたらさらに幅が広がりますね。
さらに、バウンス系のトリックはここからチェストやバットバウンス180・360などなど、沢山発展しちゃうわけです。ラインの反発を生かした連続技はつまり、スラックライン独特の浮遊感を感じれる素晴らしい世界!!・・・・と、予想。