- スラックラインがブームですが、正直言ってお勧めすることは・・・
- そもそも、お勧めしないスポーツのスラックラインて何?
- スラックラインをお勧めしない理由その1、まったく痩せずに逆に太ってしまった
- スラックラインをオススメしない理由その2、道具が増える
- スラックラインをオススメしない理由その3、スラックラインをする人は人が良すぎて、自分がダメ人間になる
- スラックラインをオススメしない理由その4、人気者になりたいわけでは無いのに子供から人気者にされてしまう
- スラックラインをオススメしない理由その5、楽しすぎて仕事とかどうでもよくなる。家族や恋人にも寂しい思いをさせてしまう羽目に。
- ということでYOUにはスラックラインはお勧めしません
スラックラインがブームですが、正直言ってお勧めすることは・・・
スラックラインという新しいスポーツが流行っていますが、これからやって見たいとかもしかして思ってます!?
それとも、もうスラックライン乗りまくってたり!?
SNSであふれるリア充自慢。蔓延しすぎて逆にSNSのユーザー数が落ちる現象さえ起きています。
休日には家でゴロゴロなんてせず、アクティブな新しいスポーツに挑戦して、充実した生活をアピール!「スラックラインやってます」「やりたーい」「今度誘って!」との楽しげな投稿のやり取り見たことありませんか?
いま、というか随分前からスラックラインがブームです。
このスラックラインの流行の兆しに乗り遅れずに自分も始めたい。あの人がやれるなら、私には楽勝かも。。。
ただ、「あれって綱渡りでしょ?」「何が面白いの?」「変な目で見られない?」との疑問も多いはず。さらには世の中には楽しい遊びや趣味、スポーツが他にもたくさんありますから悩んでしまうのが現実です。
そんな状況のYOUにハッキリ言います。
スラックラインには手を出してはいけません!
そもそも、お勧めしないスポーツのスラックラインて何?
スラックラインという言葉を聞いたことがない方もいると思います。スポーツやアウトドアとは縁がなさそうな人はいまだに全く知らない人もいます。
簡単に言いますと、スラックラインとは二点間に張り渡したベルト状の専用ラインを使って楽しむスポーツ(スラックラインとは?)です。ラインが張れるなら何処でも楽しめます。
以下、そのスラックラインを7年くらいやっている私がスラックラインをお勧めしない理由を5つ挙げていきます。
スラックラインをお勧めしない理由その1、まったく痩せずに逆に太ってしまった
スラックラインをはじめる前は55キロの体重がスラックラインを開始してから3年で63キロまで増えました。
ダイエット目当てにスラックラインに興味を持っている人は注意してください。30分で500kcal消費とかどう考えても嘘だろという都市伝説まであるスラックラインですが、痩せるどころか太った事例が実際にあるんです。
では、なぜに太ってしまったか?
ハマりすぎて体を動かすことが楽しくなり食事の量が増えたからです。私の場合は、ほぼ毎日夕食後に庭の13mのスラックラインに乗っていました。夜に一人で乗っているとすぐに2時間とか経過してガッツリ運動してしまいます。すると体も脳も昼間以上に興奮してしまってお腹も減って寝つけなくなり、寝る前にもう一食たべるようになっていました。その生活を続けた結果、8キロ増えていまいました。
もとの体重にも戻そうと一日4食の生活をやめたら、あっさり52~55kgまで落ちました。
逆に15キロほど痩せて(ダイエットが成功して)服を全て買い替える非常事態になった人もいます。予想もしないインパクトを体に与える可能性があるので、安易にスラックラインに手を出すべきではありません。
スラックラインをオススメしない理由その2、道具が増える
スラックラインキットとツリーウェアだけあれば誰でも張れるスラックライン(開始ガイド)ですが、上達するうちに他の種類のラインが気になったり、靴が気になったりし始めます。もちろんマットも欲しくなります。マットも一枚では足りませんから、二枚・三枚。。。そしてロングラインとか手を出したら、アイテム数は爆発的に増えてしまいます。不運な事にロングラインという分野は世界ではトリックと双璧を成すほど流行っており、日本でも盛り上がりつつあります。
そうなると収納場所だって必要だし、車だって大きな車が欲しくなるかも。
少ないアイテムでできるのが魅力なスポーツなのに、ハマるほどに道具が増えてしまう。一口にスラックラインとは言っても、奥が深いので安易に入り込むと誰かさんのように沼にハマってしまいます。先と限界が見えないスラックラインはハマれば抜けるのも大変。
お金もつぎ込む羽目になるのでそんなスラックラインには一生関わらない方が安心です。スラックラインはなるべく避けて歩きましょう。
スラックラインをオススメしない理由その3、スラックラインをする人は人が良すぎて、自分がダメ人間になる
スラックラインにハマっている人は良い人が多いです。しかも余裕があってこれぞ「大人」って感じ。余裕もなく心の狭い小さい自分が恥ずかしくなるほどです。ついつい甘えて頼ってしまい、自分がダメ人間になります。
遠方のスラックライナーと集まった際は、スラックラインという時間と場所を共有できるツールのおかげですぐに仲良くなれます。色んな手間をスラックラインが省いてくれます。
スラックラインをオススメしない理由その4、人気者になりたいわけでは無いのに子供から人気者にされてしまう
子供の多い公園だとスラックラインどころではありません。せっかく、人気の少ないとこを選んでも目ざとく見つけて走ってきます。
時にはスラックライン待ちの渋滞ができるほどで、あれ僕って人気者?と勘違いしてしまいます。
小学生は男女ともに寄ってきます。中学生や高校生の場合は、なぜか女子ばかり。男子高校生は寄り付きません。
スラックラインをオススメしない理由その5、楽しすぎて仕事とかどうでもよくなる。家族や恋人にも寂しい思いをさせてしまう羽目に。
週末は遠方へスラックトリップ、平日は仕事の前に朝綱、仕事の後に夜綱、SNSではスラックライン情報や動画のチェック、テレビすら見なくなるライフスタイルの変化。
おいおい君はどうしたの?
恋人や家族がいる人は大変。ウェブサイトはどのような検索語句で飛んできたか見ることが可能なのですが、
といった検索語句でこのブログに飛んでくる人もいます。思わずスマホに入力してしまった悩み事からもスラックライン中毒者の危うさと罪が感じられます。このブログにも中毒者を振り向かせる方法など書かれていませんし、せいぜい彼の乗るスラックライン周辺にガビョウを巻くという荒技くらいしか思いつきません。残念ながら恋人がスラックラインにハマったら諦めるしかないのです。
「あれ、、僕の仕事ってなんだけ?」
「そういやあの子と連絡とってないな・・・。」
スラックラインは危険です。楽しすぎて人生が変わってしまう可能性があります。その影で悲しむ人がいます。
ということでYOUにはスラックラインはお勧めしません
まだまだスラックラインの危うさが説明しきれていません。たちが悪いことに、スラックラインにハマっている人はそのことに気づいていないのです。広い視野を駆使しなければ現代社会の荒波は越えていくことはできません。なのに、スラックライナーの視野のなんと狭いことか。2.5㎝とか5㎝しか見てないんです。そもそもガッチガチに固く張ったラインなども何の恥ずかしげもなくスラックラインとかいうんです。どーみてもスラック(ゆるい)じゃなないでしょうに。そんなとこにも何の疑問も持ってないのは明らかに異常です。
以上のように、スラックラインはおススメスポーツではありません。
恐らくかなり齢をとっても続けることが可能なスラックライン。YOUのライフワークとなって抜け出せる保証はどこにもありません。
それでもやってみたいですか?
公園でスラックラインをしている人を見つけたら、声をかけ無いでください。恐ろしい笑顔でスラックラインという沼に引きづりこもうとしてくるはずです。声をかけてしまったら、スラックラインが気になっていたけど「もじもじ」してた俺(私)の時間を返して!と叫びたくなるはず。そんな後悔したくないですよね。