スラックラインお断りらしき看板が立てられたけど、話をしたら理解してもらえました

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5年前からスラックラインをしている公園に最近こんな看板を立てられました。当初のラインを撤去させられた理由としては「許可なく使用しているから」。公園の関係者の人(恐らく)が警察に通報してパトカーが来て「公園にラインを張るなら許可が必要だ。許可があるなら自由にやってもいいから。許可取りなさい。」との趣旨で撤去させられました。

隣町にも短いのから長いのまでスラックラインに適した素晴らしい公園があり、そちらは管理の人に話をしてOKなエリアを設定してもらっているので、残念だけどほとぼり冷めるまでこの公園は張らないでおこうと思っていました。それに許可という問題なら、同市内でテレビ収録などで過去に二度許可を取っていたので、どうしても張りたいときは許可取ればいいじゃんと軽く考えていました。SLACK9で張るときは毎回許可申請をしている公園もありますし、それに慣れっちゃえばなんともないはずです。

ですが、その後行くと画像のような看板を立てられていました。「樹木を傷つける行為禁止」と書かれており、何か違うと考えました。自分はスラックラインは「木と親しむ行為」と思っています。無関心の人よりもよっぽど木のことを考えていますし、継続的に観察し続けています。そりゃスラックラインを張る人の身勝手な理論だとろ!と思われるかもしれませんが、だからからこそ実際に設置状況を見て「ここがダメ」とかを言ってほしい。その理由に納得できれば、諦めます。確かにスラックラインは迷惑な側面もあるのは事実ですので、無理に張らせてもらうとは思いません。自分が良く張るロングラインは特にスペースを使いますから厳しい面もあります。

とにかく、見もせずに「樹木を傷つける行為」と決めつけられたので、これは一度話を聞いてもらいたいとこのことについて話を持ち込こもうと決心。
お役所ですから下手をすれば、一律に未来永劫ダメと言われる可能性があります。これだけは絶対に避けたい。

私は精いっぱい、頭を使います。

そうだ観光課を通そう!
観光課で「他県からもわざわざスラックラインをしにくる場所なのに勿体ない」など話をするとスラックラインについて賛同してくれて、スポーツ課にも話をしてくれたうえで、建設課道路河川係と交渉してくれました。

そして見事、看板も撤去してもらえました。
これは嬉しいです。
行政がスラックラインのことをよく知らなかったということも、そもそもの原因の一つだと思います。なんか妙な事をやっている奴がいるらしい、とりあえず看板立てとけ的なことだったように思います。できれば実際に乗ってもらいたいですね。

この件についてはもっと色々書きたいとも思いますが、考えがまとまりません。

しかしながら思うのは「他の公園利用者のことも考えなければならない」ということ。この点に問題ないと判断するならスラックラインを張る権利を主張していいはず。

誰もが税金を払って「公園利用フリーパス券(有料)」は持っているのですから。