今日は大晦日です。
つーことで、スラックラインの2010年の思い出に残ったであろう5大ニュースを勝手に選んで見ます。
■■5位 スラックライン幅5cmとラチェットタイプが他メーカにも広まる
ギボンが採用し始めた幅5cmとラチェットの組み合わせが、初心者に優しく応用性も高い、ラチェットも既製品が利用できるということで注目され、このスタイルの採用が他・新メーカーにも広まりました。その派生として幅が狭い+ラチェットのキットもいくつか出てきました。海外の振興メーカーも含めるとけっこうな数です。
そんなこんなで、ヤフオクの安い製品もあったりしてスラックライン人口がグググと増えた一年でした。
■■4位ギボンジャパンツアー
5月にドイツから三名のライダーが来日、神戸大阪名古屋山梨静岡神奈川東京と各地のイベントに参加。全国に散らばる日本人ライダーとのセッションなどもあり盛り上がりました。
■■3位キングオブスラックラインでGappai選手優勝
9月から始まったオンライントリックコンテストが12ラウンドまでもつれて優勝者が決まりました。岡山HEYWILDのGappai選手が優勝しました。参加者が多く、私も5ラウンドまでいけたので楽しめました。
■■2位ギボンワールドカップツアーが開催
今年初めてワールドカップツアーなるものが開催されました。
開催場所はMunchen、Friedirchshafen、Brixenの三箇所でした。それぞれの大会での順位にポイントがつけられて総合優勝はアンディ・ルイス(USA)でした。全員が3試合にに出場したわけではありませんがエントリーしているのは世界各国から集まった18人の猛者。日本からもAzcan選手が選ばれて参加して総合七位入賞という快挙。
この動画は二戦目の決勝で私が一番好きな戦いです。
Andy Lewis と Felix Hachfeldの戦いですが、前者がバックフリップとバックフリプtoバットバウンス、後者がバックフリップとミスティスリップとどちらもフリップ系の大技二発を成功させています。まさに世界レベルの戦いです。
■■1位ギボンニッポンオープン開催 Azcan選手優勝
ギボン公式ページより転載
第一回 日本オープン スラックライン選手権が2010年10月24日に豊洲で行われました。出場者は一般男子の部25名、一般女子の部8名、中学生以下の部3名。日本のスラックラインで初となる全国大会でしたが、遠方からの参加者も多くレベルの高い大会となりました。栄えある第一回のチャンピオンは以下の通りです。
一般男子の部
優勝 Azcan (GIBBON)
2位 Gappai (HEYWILD)
3位 93 (Umeda Slackline Junkies)
4位 Omi (Slack fr.)一般女子の部
優勝 ゆかっち (GIBBON)
2位 ユキミミックス (RockLands)
3位 SENNA
4位 mana-T中学生以下の部
優勝 前田 頼人
2位 濱口にな
3位 濱口ちな男子はワールドカップでベスト8の実力を持つAzcanが経験を生かし優勝。女子も同じくGIBBONライダーのゆかっちがトリック数・安定感で試合を制した。中学生以下では唯一の男の子、前田頼人君が大人顔負けのトリックを披露し見事優勝。他にも予選から番狂わせが起きたり、会場を呑み込む大技の数々が飛び出したり、終始盛り上がりをみせ成功に終わった本大会。来年はどんなトリックが見られるでしょうか。期待しましょう。
日本のスラックライン的にはこんな感じの2010年でした。
来年はボルダリングがさらに人気加速するらしいので、ついでといっちゃなんですけど、その人気に乗っかって首都圏の方でスラックラインがさらに盛り上がると思います。
あと、ハイラインやロングラインのイベント開催にも期待です。