自宅でスラックラインをやる方法はいくつかあるので紹介します。求めるレベルにもよりますが、やれないこともないはずです。
自分の場合は、スラックラインを当初、家の室内や庭でやるなんて夢にも思っていませんでいた。
ということで、あなたの家でやれそう?
誰もが憧れるお家スラックラインはいかが?
自宅用として定番のスラックラックでやる
スラックラックとはスラックライン専用の台のことです。
これがあればどこにでも設置出来ます。ただし、長さは3m前後なのですごく短いです。
この短さはスラックラインでは特殊な分野です。この長さではスラックラインの魅力は味わえません。
物足りないけど、どうしても家、しかも室内でスラックラインに乗りたい人には最も現実的な選択肢です。
ただ歩くだけだと飽きてしまうので、なにか条件を付けて工夫して長い時間のるといいでしょう。
入手する方法は既成品を買うか、気合で自作する。
自作は長さを欲張ると厳しい。
となると2m以下となり物足りなくて粗大ごみになる可能性も大。
既製品の金属製スラックラックで長さは3m以上をお勧めします。
自分が持っているのは個人輸入で買った2.4mの木製ラック
画像のやつはお折りたたみできるから押入れに入る。軽くて一人でもらくらく。木材(薄い木材を何枚も重ねた素材)のしなりを上手く利用した作りで、傑作ともいえる。木がしなってサスペンションのようになる。長さ的には2.5mだから物足りない感じは否めない。
大人がジャンプしてもok。
本来はプレゼント用だったけど、今は戻ってきて自分のところにある。
鉄製なら、ギボンやスラックラインフリーク、エレファントなど。長さは色々。
軽くて2m、3mの長さに変えれる画期的なラック。さらには別売りエクステンションで4mという飽きずに楽しめる長さにできます。
部屋にロデオラインでやる
天井の張りを使ったり、壁にフック的な物を埋め込んでやる。それらは強度がないので、張るのではなく。ラインを垂らす。ロデオラインという。
部屋の壁や柱は強度の面で心配です。
垂らすロデオならせいぜい体重くらいしか負荷がかからないので、部屋に張るならロデオがおすすめ。
もちろん、庭でもどこか垂らせそうなとこがあればロデオできます。
ハンモック用のフックを取り付ければok。
庭に鋼鉄の柱があればそれに張る
支点はスリングや自作アンカーテープ
↑この画像は昔。最近この場所はWLL3トンというモンスタークラスのラウンドスリングとスチールシャックル1つですませている。安心感的には抜群。
自分がやっている方法。
強度に注意。
庭に丈夫な柱があればスラックラインが張れます。
自分は自宅で張るとは夢にも思っていませんでしたが、張ってみたらいつでも乗れてほぼ毎日夜乗ってました。
強度が心配なら、柱の根本を使い、Aフレームというラインを嵩上げする物を使うと多少はましになります。
激しいトリックをするなら、柱は相当強度がいる。例えば、電柱とかで地面が湿っていたりすると簡単に傾く(電線の方向も関係している)。既成品のカーポートの柱とかは速攻曲がると思う。
それほどにスラックラインのテンションは強い。
地中アンカー杭で庭に張る方法
試しに土の部分に園芸ハウス用の地中アンカー3本を埋めてAフレームで嵩上げして使った。Aフレームをつかうとスラックライン的には少し長さをロスしてしまう。他にも柱上のものを深く埋めて、後ろからアンカーで引っ張って補強する方法、杭状のものを深く埋めてそれ1つでアンカーにするやり方、なにか大きなものを地中に埋めるやり方などがある。
この動画で張り方を解説しています。
土の地面さえあればどこでも張れます。アンカー杭はいろいろなタイプがあります。何か板などを掘って埋めてそこから張る方法もあります。大変そうですが、原理は単純で簡単です。
終わり
ラックはお手軽で簡単に歩けます。
いつでも乗れるのは贅沢の極み。なるべく毎日乗りたいところ。なにか目標を決めて歩く以外に色々やってみましょう。
部屋や庭に張る場合はいずれの方法にしろ、どの程度の強度を求めるかが違います。ロデオならあまり強度は要りません、歩くだけの場合も派手に何かを壊すことは無いでしょう。ダブルラチェとでバウンス系となるとかなりの強度が必要です。そこら辺は注意しつつ、定期的点検して下さい。
これらの方法が無理でしたら、畳の縁ラインに見立ててエアスラックライン。ジャンプやドロップニー、ガンビットなどなど。棒切れやパイプにものりましょう。
おススメのスラックラックはこちらで紹介し提案しています。