世界最軽量95gの焚火台-浮火(UKIBI)の使用感

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UKIBIは95gの焚火台

超軽量、小型のメッシュ焚火台。ほぼ直火だけど、直火じゃない。

UKIBIは2022年の春にマクアケで販売開始がなされ、現在はメルカリ等で売られている焚火台です(販売先は一番下に張り付けておきます)。廃棄予定だった自転車のスポークとステンレスメッシュの組み合わせの焚火台。現在はアマゾンでも買えます。

驚くべきはその軽さ、Mサイズで95gです。機能は極限までカットオフされてシンプル。ゴトクがなくてカッコいい。

焚き火台UKIBI(浮火)Ⅿサイズ

重量:約95g(超軽量)

耐荷重:約3.5Kg

サイズ:約27.5×27.5㎝ 高さ:約11㎝

素材:ステンレス(一部真鍮、アルミ)2.0径スポーク

Makuake|水に浮かぶほど軽い?! 持ち運びやすさを追求した 超軽量焚き火台「UKIBI」|マクアケ
プロジェクト概要超超軽量!水に浮く焚き火台♪四つの優しい。一、地球に優しく、 自転車の廃棄スペアスポークの再利用。二、大地に優しく、 熱反射板として家庭用アルミホイルを挟めば、二段の空気層とで焚き火熱を三重ブロック (灰はアルミホイルに包ん...

なぜ買ったの?

小さい焚き火台で子供も楽しめる

この焚火台を買った理由はパックラフトキャンプで軽い焚き火台が欲しいと思ったから。川で捕った獲物を焚火で調理したかった。

軽量な焚火台は各種ありますが、なんかゴテゴテして好きになれない。ただ薪が燃やせればいい。持って行くかどうかも迷いたく無いから、ひたすらに軽いやつが欲しい。ゴトクなども普通に要らん。ってことで軽量焚火台浮火を買いました。


小さな焚火台らしき製品はユニフレームのネイチャーストーブなら持っている。これ、20年くらい前に買って使っているんだけど、主に自転車ツーリングキャンプで使っていた。しかしこの製品は、燃焼効率が良すぎるし、小さい小枝しか入らない。小ささと軽さは、すごいけど焚火じゃないんだよなぁ。

これはユニフレームのネイチャーストーブ。300gほどの重さ。発売されてすぐに買った思い出の品。すごくコンパクトに折りたためる。しかし、焚火とはなんか違う。

念願かなって河原で焚火調理

UKIBIでホイル焼き
UKIBIで焼いたテナガエビ

組み立て

付属のB4サイズの薄型ポーチに焚火グッズと共に収納
CDは大きさ比較。フレームがMTBのスポークで軽量。巻いて収納もできる。無茶軽い100g以下という信じられない軽さ。
中心部を組み合わせたら自立。
中心部分が綺麗に順番通りになる必要がある。ズレていたら正常に組み立てられない。順番をわかりやすくるために耐熱テープを足の先に貼っている。何かしら工夫して順番を1~4まで書いた方がイイ。
ステンレスメッシュの端に差し込むだけ。これはかっちりハマらないので、外れる時がある。
こんな感じ。サイズは約27.5×27.5㎝で対角線は39㎝。販売している薪は40㎝が多いので対角線でギリギリ乗る。

火床の高さか10㎝くらいですが、薪や鍋を乗せると5cmくらいまで下がる。スポークは細いステンレスなので、簡単に焚火などの重みで曲がるから。
メッシュは細かく灰が詰まりがち。5回ほど使う限りメッシュは特に傷んでいないので、よほど高温にしなかぎり傷まずにずっと使えそう。

このセットで持ち歩いています

bigのライター、レザーマンツール(左端のがケース)、火吹き棒、短い火ばさみ、パラフィン着火剤。

ukibiのケースに入れているのが、これらの焚火セット。

※現在はコットンの袋に入れられて販売されています。

レザーマンはペンチ部分で熱い鍋とかフライパンを挟んで持つことができる。火ばさみは一番短いので問題は無い。先端を綺麗にしておけばトングとして食材も触れる。

火吹き棒はこのメッシュ焚火台ではあったらそこそこ便利に使える。メッシュがとても細かくて灰でつまるから。メッシュはイメージでは下に小さな灰が落ちそうだが、ほとんど落ちない。でも熱は結構地面に行く。乾かすつもりで置いた薪も燃える。

※火吹き棒はマックスブートというメーカーの物を使っているけど、もう売っていないみたい。永久補償という話だったけど、使っているうちに普通に継ぎ目が緩くなって壊れてくるんだよなぁ。

着火剤はおがくずを固めたてパラフィンをしみ込ませたタイプがこのみ。安いし、ゴミも出ないし。有害物質も出ない。ほとんど重さが無いから、持っていくだけで得。

  • レザーマンツール(ブラスト)、
  • 火吹き棒-マックスブート
  • 着火剤(‎三和金属)

焚火の様子

直火に近い低さ。
乗せようと思えば結構薪が乗ります。はみ出て外に落ちるのは注意。
軽量スキレットで焼肉。なんと65g?くらいのスキレット(正体はテフロンアルミ皿)。持ち手が無いけどレザーマンだと掴める。焚火台より重いけどね・・・。

調理に使えるの?

ソロ用としては余裕あるサイズ

調理に使えるかどうかで言えば、直火なみに普通に使える。ゴトクがないから直接置くので不安定だけど、1リットルくらいまでならさほど問題は無い。

1リットルサイズ以上ならツールハンガーで鍋を吊るすのが安心。鍋をつるせるなら4人くらいのファミリーでも使える。鉄板は置けないので、肉などはホットサンドメーカーが活躍する。

食材の直火焼きはちょっと工夫が必要。火床の両側大きめの薪を置いてそれをゴトクにして小さめの網を置けばいいと思う。まぁ、アルミスキレット使えば肉は焼けるから網は不必要かな。

上から鍋を吊るせば耐荷重問題はクリア。ファミリーでも使える。
最強の鋳鉄キャンプ用ホットサンドメーカー。ガッツリとした鉄板は使いにくいけけど、ホットサンドメーカーなら使いやすい。
軽量アルミスキレット。65gしかないフライパン。軽量料理具と組みわせる楽しさ。

長所と欠点

左側は火吹き棒で吹いた灰がたくさん飛んでいる。

長所

これ使うと他の焚火台が笑えるほど大きい。しかもこの軽さ。焚火シートとかの方が重かったりする。以下長所。

  • 奇跡的に軽い。薄くコンパクト。
  • 小さいから拾った薪がちょうどいい
  • 小さいから無駄に薪を燃やさない
  • 他の焚火グッズも小さくて済む

短所

1.1リットルのアルミ鍋でギリギリ。米は2合くらい炊ける。

以下短所。

  • 耐荷重が約3.5Kg
  • すごくタワム。直接火の上に高さのある鍋は乗せにくい。下から支えるなど、工夫すればもっと重いのも乗せれそう。色々試し中。
  • ゴトクが無い。
  • 市販の薪は長すぎて使いにくい。個人的には薪を買う気はサラサラ無いから大歓迎。
  • 場合により焚火シート?っみたいなのが必要。小さくて軽いの買ったらいいと思う。

使って思うのはゴトク無くても全然ok。ソロならね。ソロなら直接置ける重さに収まる。複数人の場合は何かしら考えた方がイイ。

ユニフレームのツールハンガー(廃盤品)が520g。しかし、+500gでかなり調理のレパートリーが広がる。合わせて600gの焚火台という感じ。これ用意すると折角の軽さがが台無しではあるので、普通はこんな道具は要らない。枝を利用してトライポッドを作るのおつかも。
短所は火床が近く地面が焼けること。実際には焼かなくても焼けたみたいになる。メッシュが灰でつまるので、火吹き棒を使うことになるが、それにより周辺に灰がたくさん落ちる。

結論、気に入って使用中

他の他焚火台が「なんか違う」と思えるほどこの焚火台のインパクトはすごい

メルカリで買えます。買って使ってみてほしい。SじゃなくてMが良いはず。好きそうな人はSもMも買っちゃえ。
何がイイって、ゴトクなどがついておらずすっきりして、いかにも焚火という雰囲気がある所です。調理は工夫で臨機応変に対応。若干不安定ですが、ソロの規模なら薪の上に直にも置けますし。
直火派の人は買ってみた方がイイ。

ちなみに、すごく短い火ばさみがジャスト100g、レザーマンツールは300g?とかで本末転倒なので徒歩やパックラキャンプでは持っていきません。火吹き棒も火ばさみもいらない。着火剤は時短になるんで小さいやつ。

焚き火台UKIBI(浮火)
世界最軽量⁉水に浮くウルトラライト焚き火台『UKIBI(浮火)』 クラウドファンディングサイトのMakuakeで大変好評を博した、超軽量タイプの『焚き火台UKIBI(浮火)』に、このたびLサイズが新たにラインナップに加わりました! 夜空の下...
https://mercari-shops.com/products/yK6bsH87h3KW3Nqu36Ft2j?source=same_store_products_on_shops_item

他の軽量焚火台

RSRのネイチャーストーブが良さげだけど、これも焚火とは違うか?火床のメッシュの大きさはUKIBIのMの方が大きい。UKIBIのSサイズに風防とゴトクが付いた感じかなぁ。

RSR Naturestove
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