パックラフトで海を渡って九州無人島キャンプ!装備リストも公開。

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無人島キャンプへGO

パックラフトで渡った無人島で作ったイカダ。

パックラフトは海で使える?

パックラフトは海でも使えます。ですが、風や海流に逆らって進むのは得意ではありません。下手をすれば岸に戻ってこれなく可能性もあります。海流と風、同時に逆らいながら進むのはほぼ無理です。

ですので、どこの海でも漕げるわけではなく、基本的には波の無い内海で使うものと思った方がイイでしょう。場所の選定は慎重に行う必要があります。
パックラフトの海での機動性はとても低いのは間違いなく、シーカヤックと比べたら運動性能は1/10くらいかも。シーカヤックみたいに漕いで加速もしないのが大きな違い。パックラフトを海で使うと浮き輪+パドルくらいの運動性能しかありません。これは肝に銘じておくべき。

今回は陸地より近い無人島を選んで、周回してキャンプして楽しみました。天候が良い日を選び、干満の時間も確認しておきましょう。

※この島は自分でグーグルマップで探した島です。ネットで探しても情報は出てきません。

以下、海で使う際の注意点

ハッキリ言って、パックラフトの海での運動性能は浮き輪並みです。SUPや安いインフレータブルカヤックの方が運動性能は優れています。天候には特に注意。

  • 風は無理
  • 波も無理
  • 帰りのことも考えておく
  • スペアパドルを用意
  • もちろんPFD
  • 浅瀬や岩注意
  • 地図とコンパス
  • 海の「事件・事故」は118番

無人島の選定

目の前に見えるのは無人島?

島選びは慎重に行う必要があります。最初は岸に近い島を選んでみるべき。

もちろん、キャンプ可能かどうかも大事となります。無人で人工物の無い、所有者のいない島にしましょう。厳密には許可が必要なのかもしれませんが、今回は特にとっていません。

島はいくつもありますが、テントが張れるかどうかもポイント。藪ばかりで潮の満ち引きを考えるとほとんどスペースがない島もあります。実際場所を見ないと張れるかどうかはわかりません。ドローンで偵察するのはとても有効です。

九州には良さげな無人島が沢山あります。長崎、熊本、鹿児島は島が沢山あります。瀬戸内海とかも好適地は多いでしょうね。

無人島マナー

  • ゴミは持ち帰り
  • 生物保護の観点、不必要に魚を捕らない。漁業権を確認する。
  • 直火禁止、トラブルの種になる。一応ね。
  • ペットは上陸させない
  • 漁業の邪魔しない
  • 天気を確認して事故を防ぐ
  • ライフジャケットや通信手段を確保する

当日の様子

大人 1、子供1で無人島を目指す。無人島と言っても直線距離で500mほど。タンデム艇なので直進性もあり、浮力も強く特に問題という問題も感じずに島に上陸。ひとまず上陸後徒歩で半周ほどして偵察するがすぐ後ろに山が迫りキャンプ適地が無いために、グーグルマップを見直して広い海岸を見つけそこを目指す。この時は満潮だったので、キャンプ地を見つけるにはちょうど良い時間だった。
漂着物が多いが、広い海岸を発見。潮のタイミングにより水がよどんでいた。んでも、さらに奥の隣の海岸の方が綺麗だし、遊び場も多かった。次もし来たらあっちに泊まる。なんて、会話を交わす。
タープとテントとパックラフト
タープの中にテントも張る。日差しはさほど強くなかったが、結構日焼けしてた。日焼け止めは塗るべきですね。
筏を作る
漂流物でいかだを作成。無人島といえば筏だよね。シンプルながら安定感があり、これで港まで帰れそうな船だった。
ドローンで島を見ると完全にジャングル。陸地はほとんど入り込む余裕がない。
島を探検したら、石垣やお墓を発見。以前は人が住んでいたようだ。こんな平地の少ない島に住むとは!びっくりしたけど、潮が引けば魚が捕れる地形だから、それが利点だったのかも。
干潟
次の日、潮が引くと一面が干上がる。
巨大タイドプールにパックラフトを浮かべる。なんとも貴重な体験。
タイドプールとパックラフト
巨大タイドプールにぷかりぷかりと夢気分。こんな事めったにできないよ。

装備リスト

磯遊びやドローン、カメラ等は省いていますが、道具は少なめにした方がいいので、見切りをつけてある程度絞るのがイイと思う。

船、パックラフト関係

こんな秘密の場所にだって行ける。巨大タイドプール。魚が沢山取り残されていた。
  • パックラフト タンデム用(今回は二人なので、一人なら一人で十分)
  • パドル
  • PFD(ライフジャケット、モンベルのを使ってます)
  • リペアキット
  • 4mmロープ適量(荷物縛ったりするため、いかだ作る時にも活躍した)
  • 電動ポンプ(予備でインフレーションバックか電動ポンプ)
  • 予備パドル
  • コンパス・地図

パックラフトはフロンティアのCW-320を使用。型番が示す通り、3m20cmと長いために、荷物がたっぷりつめる。

後部にドライバック二つをロープで結束し、その他を中心スペースへ。全部防水にするとドライバック大量になるので大きなトートバックには濡れてもいい物を突っ込んだ。

今回はほとんど波もなく、特に水の侵入は無くパドルの水がかかるくらいだった。

空気入れは電動ポンプ二台体制。予備としてLEDランタンにもなるポンプを持って行ったが、ランタンとしてもポンプとしても活躍。サーマレストの空気も入れられるので、このタイプはキャンプの時にも使えそう。充電式なので遠慮なく使える。

キャンプ関連

蚊がいたのでこの中にテントを張った。後ろに流木をポールとして高さを出す。満潮の時は左のペグあたりまで海水が来た。
  • テント
  • テントのグランドシート、テント内の薄いマット
  • タープ、スノーピークペンタシールド(パドル用のアタッチメントが付属)、テントを入れるために追加で流木をポールとして使用。
  • ペグ
  • コンロとガス
  • コッフェルセット
  • ライター(何か予備も欲しい)
  • ナイフ的な奴
  • サーマレスト(スリーピングマットね)
  • シュラフ用インナーシーツ(安いのが雑に扱えて便利、、帰りにタオル代わりに使える)
  • トイレットペーパー(家の使いかけをつぶしてジップロックに入れる)

最重要のテントは1-2人用をチョイス。大人二人はマジで気持ち悪いくらいにギュウギュウだが、小学2年生と寝る分には特に問題なし。寝具はシュラフシーツだけだったが、夜は少しひえたので持ち込んで正解だった。スリーピングマットはサーマレストのエアーのタイプ。

少し雨も降ったのでタープはありがたかったが、よほど快適なキャンプ地でない限りタープのみで泊まれる気はしない。タープかテントのどちらかを選ぶとなれば文句なしでテントを選ぶ。タープはスノーピークのペンタシールドを使う。パドル用のアタッチメントが付属した珍しい製品。それを使うとパドルで180㎝程度の高さでタープが張れるので丁度良い。ペンタシールドはこのサイズのタープとしては少し重いが、生地や作りがしっかりしているので強風でも安心感がある。テントを中に入れる場合は1mくらいの流木を後ろに使う。適当なワンポールテント用のメッシュのインナーを用意してもいいだろう。

ペグを用意するかどうかだが、スノピのソリッドステークを使用。頼りになるペグだが、効かない時は効かないし、無駄に重いのでプラペグでいいと思った。

焚火はできればやるというスタンス、焚火台を持ち込むほどでもない。だから、ガスが便利。

個人装備

漂流物でいかだを作成。無人島といえば筏だよね。シンプルながら安定感があり、これで港まで帰れそうな船だった。
  • ヘッドランプ(ランタンはいらないが、夜に行動するなら強力なライトがあると便利。魚は夜照らしても逃げないし)
  • 着替え(割り切るなら無くてもいいが、やっぱり寝る時は新しい下着が欲しい。車にもワンセット載せておこう)
  • 食器、シェラ1で十分、カトラリー(割りばしで十分だが、ライトマイファイヤーのチタン製スプーン+フォークを長く使用している)
  • 水着 夏の海は泳ぐべし
  • 帽子
  • スマホ(モバイルバッテリーとケーブル)
  • 財布
  • タオル(大・小)
  • 歯ブラシ
  • 日焼け止め
  • ウォーターシューズ(歩きが予想されるときはサンダルでは無くスニーカータイプがイイよ)

袋類

ドライバックは口を丸めるとあまり入らないから注意が必要。カヌーには軽さよりも丈夫な物が適している。透明なのも良い。濡れてもいい大きな袋を使うのもいい。薄くて軽いのも便利だが、直接運ぶ用途ではなく、リュックや袋等に入れて使おう。すぐに穴が開く。

  • ドライバック
  • 濡れてもいいもの袋、すべてドライバックではなく濡れてもいいものはメッシュに袋や適当な大型バックに入れる。
  • ジップロック
  • ビニール袋複数

その他、状況に応じて

釣り竿も、ドローンも、アクションカメラも、シュノーケリングも、銛も、こだわり焚火グッズも!となると道具が多すぎる。道具が多すぎると、重さやスペースが増えるのは当然だが、管理できずあれどこ?となりがちなので割り切って絞るべき。

ま、焚火関連はライターだけで十分と思う。

  • 日焼け止め、曇りでも塗った方がイイ
  • 虫よけ、無くてもいいけどコンパクトなら持っていくべき
  • 海グッズ、シュノーケリングセットは欲しいかも。
  • 魚とか入れる網の袋
  • ドローン
  • カメラ
  • 釣り竿類
  • 焚火グッズ
  • シート、砂が付くと面倒なので。ブラシがあると落としやすい。

水・食料

食事は質素なくらいが丁度いい。食べすぎは体調不良につながる。簡単に済ませたいなら、夜はインスタントラーメンとかパスタ、果物、調達物。朝はパン+チーズ的な。朝は火を使わない食事が良い。

ただ、食料が無くなると寂しいので夜食として食べやすい物やおやつ、非常食的なものもあると安心(ライター忘れて火が使えない時にも食べれる)。

  • 水一人、一泊二日で最低3.5リットルは準備すると安心。
  • 夕食 
  • 朝食
  • おやつ
  • 簡単に食べれる非常食的な物(火が使えない時にも食べれるタイプ)

天気と干満は必ずチェック!

天気が悪いと風や波でトラブルにつながるので、いい日を選びましょう。海の干潮と満潮の時間もチェックが必要です。場所により差が違います。多い所では最大4m以上海面が上がることがあります。

大潮の日などは干満差が大きいのでチェックする必要があります。サイトで確認してください。

無人島装備一覧表

カテゴリー アイテム
パックラフト装備 パックラフト(タンデム用)
パックラフト装備 パドル
パックラフト装備 予備パドル
パックラフト装備 ライフジャケット(PFD)
パックラフト装備 リペアキット
パックラフト装備 4mmロープ(適量)
パックラフト装備 電動ポンプ
パックラフト装備 予備インフレーションバッグ
パックラフト装備 コンパス
パックラフト装備 地図
キャンプ装備 テント
キャンプ装備 グランドシート
キャンプ装備 テントマット
キャンプ装備 タープ
キャンプ装備 ペグ
キャンプ装備 コンロ
キャンプ装備 ガスカートリッジ
キャンプ装備 クッカーセット
キャンプ装備 ライター(予備含む)
キャンプ装備 ナイフ
キャンプ装備 スリーピングマット(サーマレスト)
キャンプ装備 シュラフ用インナーシーツ
キャンプ装備 トイレットペーパー
衣類・個人装備 ヘッドランプ
衣類・個人装備 着替え
衣類・個人装備 食器(シェラカップ)
衣類・個人装備 カトラリー(スプーン・フォーク)
衣類・個人装備 水着
衣類・個人装備 帽子
衣類・個人装備 スマホ
衣類・個人装備 モバイルバッテリー
衣類・個人装備 充電ケーブル
衣類・個人装備 財布
衣類・個人装備 タオル(大・小)
衣類・個人装備 歯ブラシ
衣類・個人装備 日焼け止め
衣類・個人装備 ウォーターシューズ
防水・収納 ドライバッグ
防水・収納 メッシュバッグ
防水・収納 ジップロック
防水・収納 ビニール袋(複数)
食料・水 水(3.5リットル/人)
食料・水 夕食
食料・水 朝食
食料・水 おやつ
食料・水 非常食(火を使わなくても食べられるもの)

まとめ

パックラフト。
最高ですね。ぜひ、無人島キャンプやってみてください。

んで、シーカヤック欲しくなるという!

それからパックラフトでのキャンプなら密閉ジッパーでチューブ内に荷物が入れられるモデルが適していると思う。海はポーテージするような堰もないし、ほぼデメリット無し。

参考資料

https://www.env.go.jp/park/saikai/kujukushima-manner-guide.pdf