パックラフトのパドルは4ピースの一択。ハンドパドルも。

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パックラフトに一番似合うのはハンドパドルだと思う

素手でも意外と進む。シリコンの水かきを使うと少しだけパワーアップ

ハンドパドルの解放感はすごい。両手が自由で道具もあれこれいじれて、動画やカメラ撮影もできる。
パドルは使わない時は置く場所が無くて邪魔だけど、ハンドパドルはそんなことも気にならない。しかも、川の温度を感じられるのがとても気持ち良い。ポーテージの時もパドルが無くない分歩くのがらくらく。

手で漕ぐなら運動性能は無いんじゃない?と思うかもしれないが、パワーは無いにしても細かい操作はハンドパドルの方が上。パドルではできない動きもできる。例えば、右と左を逆に漕ぐことだってできる。右左を同時に漕ぐこともできる。同時に漕ぐと船体がぶれない。まっすぐ進むので思いっきり漕げる。これはパドルでは無理(パックラフト用に左右同時に漕げるパドルとか発明したい!手漕ぎボートみたいに漕げたら思いっきり加速できるのになぁ)。

でもー、まぁ下流域はマジ無理。初見の川もねぇ。自分は可能な限りハンドパドルで下るつもりですよー。あの自由さは癖になります。
激しいホワイトウォーターほどハンドパドルの方が適しているように思うのは素人だから?アメリカのカヤックの偉人が人が死ぬような世界的な激流で素手で下ってたんだよなぁ。パドル流される心配もないし。

(キャット ハンド) Cat Hand パドル グローブ (ブラック, M)
Cat Hand(キャット ハンド)
濡れてかわすのが手間なのでシリコンの方がイイ

普通はカヤック用のパドルを使う

190cm子供用、220㎝、23cm

パドルスポーツ用のパドルは長さや素材がいろいろあります。長さは下る川や船によって適した長さが違いますが、好きなのを使えばいいでしょう。パックラフト用なら必ず4ピースか5ピースにしましょう。2ピースは徒歩移動に適しません。4ピースとは4個に分割できるということです。220㎝のパドルならひとつ55㎝ってサイズになります。

長さはツーリング用途は210㎝-230㎝で、それより短いのはホワイトウォーター用。自分は220㎝がちょうどいいです。長さが変えられるタイプもあります。漕いでいるときにパックラフトのチューブ(船体に)パドルや手が当たる人は長めに変えると、船体に擦らなくなります。
素材はアルミ、グラスファイバー、カーボンですけど、値段や軽さが違います。別に何でもいいです。

安いパドルは強度が無いので1.5万以上あたりがパックラフト用ですが、静水なら安いのでも全然ok。

ハンドパドルでもokなくらいだから、よほど激しい川じゃない限りパドルなんて普通に使えてそこそこ強い強度があれば適当に好きなのを選べばいいと思います。よほど使用頻度が濃くない限り高価なパドルは必要ないでしょう。

重さは軽い方がイイですよ。高いほど安そうですが、安い方が軽かったりする場合もあります。目安としては1kg前後で、可能なら1kg以下。

  • アルミ、軽い金属だが他の素材に比べて重い
  • グラスファイバー、バランスがイイ
  • カーボン、軽いが衝撃で割れる可能性があるらしい。しなり難いから。
  • 2ピース 徒歩移動はかなり厳しい
  • 4ピースか5ピース、パックラフトにお似合い。4ピースでも結構デカい。5ピースはザック内にも入れられる。
  • 激しい所しか下らない人は短いのがイイっぽい。
  • ブレードの角度が変えられる機能は必要
  • パドルの向きを間違えやすい人はテープか何かを片方の手元に貼ったらいいよ。ポーテージ繰り返す際に間違えにくい。
  • 船体や体とパドルをつなぐリーシュコードは使わない。死亡事故もある。パドルは浮くので後で回収。
  • 水に落ちた際、パドルを持っていたら多少の浮力になる。泳ぎながらパドルを前で漕ぐこともできる。
  • カナディアンカヌータイプだとシングルパドルを使ったりする
  • 船に乗り込む際に船が流されそうなとき、陸地と船をパドルで抑え込みながら乗り込む。

パックラフトはサイドのチューブ部分の太さが違いますが、太いタイプや椅子が低い、イスを使わない長いパドルの方が適しています。短いと体を入れ込まないとうまくぱどリングできません。それがホワイトウォーター向けっぽいです。

シャフトはグラスファイバーでブレードはナイロン。ブレードには中心に補強が入り、しずくが落ちないようにゴムのストッパーがついている。パックラフトメーカーのnortikの物で1.7万くらいだった。
安いパドルはレジャー用という位置づけ。ブレード中心に補強が無いので漕いでいると水の抵抗でしなる。強度も無いので激しく使うと折れそう。
狭い水路はパドルがぶつかって漕げない時位もある。縦に使ったり、分割したりして漕ぎ抜ける。

ポーテージ中はパドルはどうする?

パックラフトを引く
ラフトを引けない時は頭に乗せるか、脇に抱える。

パックラを引いて歩くことをライニングダウン、船を担いて移動することをポーテージと言います。ライニングダウンするときは船にパドルを入れれば済む話です。

ポーテージでパックラをかつくぐ時はパドルが邪魔になります。

ポーテージ中にパドルはどうする?

  • パックラに先端を差し込んで、パックラと一緒にわきに抱えて移動
  • 2分割にしてシート下に差し込む
  • パックラを頭の上に乗せ、パドルを手にもって移動
  • パックラとパドルが一体化できるようにゴムコードで固定する(オススメ)

前もって短いゴムコードや細引きで二か所ほどでパックラフトにパドルが固定できるように工夫したらいいですよ。

そもそもパドルの漕ぎ方って?

本を読むといろいろと漕ぎ方やテクニックが書かれています。読んでみたらいいですよ。でもあぁ、直感でやれば自然と使えるようになります。難しくないです。
漕ぐ回数が増えれば、バリエーションが勝手に増えます。

パドルを買うなら?

パドル | 元気商會
「元気商會」の「パドル」カテゴリーの商品一覧

自分は元気商会で買いましたけど欠品してますね。Anfibioから選べばいいでしょう。5ピースで500g以下のフライが気になるなぁ(いかんいかん)。

通販で買うならこのあたりかなぁというモデルを適当に選んでみました。アマゾンの4ピース8000円はレビューは高評価ですね。

モンベルならお手頃なのもあるし、好きなのを選べそう。とにかく4ピースならパックラフトには合う。

その他高級なものもありますが、パックラフトの運動性を考えるとどれ使っても大して変わらない気がする。

モンベル | オンラインショップ | パドル(ツーリング/レクリエーショナル)