福岡で河原キャンプできるの?
福岡県内で河原キャンプができる場所はとても少ないです。河川敷ではなく、河原というのがミソ。福岡県内では正式な河原のキャンプ場やトイレなどがありキャンプができる河原は無いです(河川敷はある)。
河原だと一応、矢部川水系にわずかばかりキャンプできるところがあります。グーグルマップみると遠賀川と筑後川も可能性はありそう。
自分は矢部川水系では三ヶ所テントを張って泊まりました。デイキャンプ箇所ならもっとあります。
矢部川の河原
これは矢部川の河原。石が細かく何とかテントが張れる箇所。あまり細かい砂は不快だけど、テント張るのは砂の上がイイ。
もちろん注意点としては大雨降ったら水没する。トイレも水場もないので、飲料水は持参。浄水器でもいいけど、水はあまりきれいじゃないから持ってきた方がイイ。
猫の死体が近くに流れ着いていたけど、全く人が来ないから快適だった。
↑ここは年越しキャンプとかやった河原。たまに漁師さんが来る。
結構広くて、遊びに来る人もいて地元の人は知っている場所。水害のたびに少し地形が変わる。矢部川は石も色々落ちていて石拾いも面白い。
上流の河原
上流域でも何か所か広い河原がある。でも目立つ場所だったりして使えないけど、この場所は全く人が来ない。
水が綺麗なので浄水器で飲めるのがよい。荷物が減って楽ちん。
お気に入りの場所でキャンプ場に泊まるのがアホらしくなる。
これは河川敷ね
矢部川にも広い河川敷がある。公園なのでトイレもあるがキャンプ場ではない。焚火禁止なのでキャンプもできないはずだけど、時々キャンプしている人がいる。
※千間土居公園は焚火もキャンプも禁止ですので注意しましょう。見かけたらすぐ通報するようにとの張り紙もあります。時々、もくもく煙だしながら焚火して燃えカスを捨てていく人がいます。
野営的な河原キャンプの注意点
- トイレが無いです。大は埋めるか、持ち帰りるか、車で移動。
- ゴミも持ち帰り。ゴミも多く流れ着いているので少しは持ち帰ろう。
- 水を持ってくる。綺麗なら浄水器。
- 目立つ場所は避けよう。
- 焚火はこじんまりと。直火は後始末が大変だから焚火台で。
- 雨に注意。増水に注意。
- 車の駐車に注意。防火用の降り口や漁師さんの邪魔にならないように。
- ペグが刺さりにくい。
- 地面がごつごつだから、マット類はしっかり準備。
八女地区のキャンプ場
矢部川のすぐそばの有料キャンプ場は上流のグリーンパル日向神があります。川から離れますがその他にもあります。
泊ったことがあるのは、グリーンパル、池の山、ゆめたちばな、石割岳。お勧めはロケーションや設備がイイからグリーンパルのフリーサイト。静かな山奥は石割岳ふもとキャンプ場、温泉や天文台が近くてグループで盛り上がる池の山(自分は好みじゃない。サイトに忠霊塔がありなんじゃこりゃ?)、ホタルの季節は夢たちばなヴィレッジ、って感じです。
新しい所としては奥八女焚火の森、上陽キャンプ場、ほたる農園キャンプ場があります。
奥八女焚火の森は道のすぐ横で民家も周りにあり、ロケーションがいまいち。集落の中にキャンプ場がある時点で、なんだかなぁ。道もすぐ横にあるから落ち着かない。
上陽町の上陽キャンプ場とほたる農園キャンプ場もキャンプ好きからしたら、いまいちなロケーション。上陽キャンプ場はサイトの作り的に泊まる価値があるとは思えません。ほたる農園キャンプ場は狭いし民家がある。県境超えて阿蘇くじゅうには素晴らしいキャンプ場が沢山あるので、どうしてもこういうキャンプしない人が作ったキャンプ場は魅力を感じません。テント張るスペースあればいいんでしょ?みたいなノリで素人が作った感じ。
追記:八女茶ウナという川サウナ店はテント張って泊まれます。だた、上の道路から丸見えだし、夏場以外は水があまり流れてないし綺麗でもないというのがマイナス点。
まとめ
福岡県の川でも探せば河原キャンプは可能です。でも、水質抜群とか広くて快適、トイレもあるようなところはありません。
場所を紹介できるような、お勧めの河原は無いんです。
自分だけの河原を探してこじんまり楽しみましょう。場所はグーグルマップで目星をつけて実際に下見しましょう。
河原に必須グッズ
テントマットは厚めにして、スリーピングマットも厚めがいいですね。下がごつごつだから。ペグは効かないので石にロープを結びましょう。