佐賀の川上峡は嘉瀬川の上流
佐賀には川上峡という渓谷があります。嘉瀬川ですから佐賀市内にほど近く、三瀬村を抜けて福岡市に行くルート沿いです。おそらくドライブで通ったことのある人も多いでしょう。道の駅大和(干し柿ソフトで有名)の横の川、あれが川上峡。
去年の9月にソロでパックラフト利用で川下りしたので記事にしておきます。
今回のコース
今回下ったのは距離は2㎞なので1時間もかからず下れます。短い区間ですが、九州北部で唯一ホワイトウォーターが楽しめる川と言われています。佐賀、福岡では確かにそうなのかも。といっても、川はそう大きくなく、距離も短い。特別危ない所もなく、お手軽なホワイトウォーター。ヘルメットは必要な川になります。
この区間には水力発電所があり、上の堰と下の堰で完全に水量がコントロールされています。ゴール近くで発電所からの放水が混じりますが、水量は少なめでパックラフトで辛うじて下れる水量です。
帰りは車道を歩いて30分少々で道の駅まで。パックラフトは小型の冒険用ですが、特に問題なく下れました。大きくダイナミックな瀬などはないので小さめの船が適していると思います。岩が細かく散らばっているのでタンデム艇は適しません。
また道の駅の河原には水遊び禁止の看板がいくつも立っています。川下りは大丈夫なのだろうか?との疑問もわきます。というのも、ダムや堰に完全にコントロールされた川なので急に放水とか始まったらどうなるのだろうと、若干不安。
出艇は道の駅から
パックラフトは道の駅から出発させますが、少しでも距離を伸ばしたい人は少し上からでも行けそうです。大きな堰があり、さらに上流は川下りは難しそう。
道の駅横は小さな河原で川を見て楽しめるんですけど、ここから出艇するとすぐに上の写真のように段差から始まります。普通に越えれそうですが、沈しら恥ずかしいので下からスタートしました。
スタートすると小さな瀬が連続します。いきなり、バスタブ状態になりました。陸に上がり、水をざばー。今回、2回か3回水を出した気がします。
そこまで強烈な瀬もなく、時々岩に引っかかりながら、下れます。パックラフトでは大きな問題なく下れるはずです。たぶんもう少し水量が欲しいなぁと思いながら下ることになるでしょう。快適とは言えない水量ですが、すぐ上の堰でコントロールされているんで天気に左右されることなく一定の水量と思われます。
流れが極端に緩くなるって右に神社が見えたらゴール。階段状の船着き場があるのでそこから上りましょう。
って、瀬の写真がなかったですね。スタート付近が一番激しいのかな?あんまり覚えてない。
川の雰囲気はこんな感じ。石が所々見える。水質は特に綺麗とも汚れているわけでもなく、普通。
ゴール地点の下流に大きな堰がありますが、そこからしばらくで石井樋という古い治水設備があります。そこで嘉瀬川本流と多布施川に別れています。多布施川は水質もよくのんびりパックラフトが楽しめます。神野公園あたりまで行けます。
まとめ
いかがでしたか?はい、これ言いたかっただけです。
ずぶ濡れになれて楽しかった思い出。また行きたいと思っていて、その時はハンドパドルで降るつもり。本当は子供とタンデム艇で下りたいんだけど、それはちょっと微妙な感じ。
道の駅には雰囲気は全然キャンプって感じじゃないけどテントが張れるキャンプ場があります。なんじゃそれ。駐車場の通路がキャンプ場になっている感じ、プライベート皆無。6区画しかない。
便利はいいのでそこに泊まるのもいいのかもしれない。でも、遠方からわざわざ川下りに来る場所でもない。
ついでの情報としては佐賀での我が家の定宿は農家民宿の三瀬村にある具座です。料理が美味しく、超お勧め。こじんまりとしたキャンプもできます。