星野川とは?
福岡県南部を流れる矢部川の支流です。旧上陽町と旧星野村を流れており、道路が並行して走っています。上流にはダムが無いので矢部川よりも水が綺麗です。砂利が多く、所々に広い河原もあり水質浄化機能が高い川です。堰は所々にあり、農業用の巡水路も近くを流れているので秘境の清流のような川ではなく、山里を流れる生活に近い川。見どころとしては古い眼鏡橋がいくつも架かっている点です。
この川の源流は大分県の県境の山である熊渡山。旧星野村はとても広いので、川幅を狭めながらもずっと続いています。
福岡の川はほとんどがダムがあります。この川はダム計画はあったものの、今もダムはありません(小さい川だし)。そのために福岡最後の清流とも言えます。ただ、水質だけならもっと綺麗な川は矢部川水系にもあるのですが、星野川よりもずっと小さい川です。自分は以前に北九州市と福岡市に住んでいたので県内の川ははだいたい見たことありますが、県内最高の清流という言葉は間違いではないと思いす。ただ、水が綺麗なのは梅雨から9月上旬までです。それ以外は水量が少なく、水はあまりきれいではなくコケなどが多いです。
注意:夏場に雷雨が降ると一気に1mくらい増水します。梅雨の後は水量がありますが、水が澄んだタイミングでこの川に行くと最高です。8月は基本的に水量不足です。この記事での水量は普通クラスでした。もし下る時は水量が多めの時が狙い目です。
星野川の川遊びスポット:蛍と石橋の館付近、千々谷河川公園、エノハの里(釣り堀)
星野川ではたまにカヤック体験が行われている
星野川はホタルと石橋の館でカヌー(カヤック)体験ができます。夏はたまに見かけます。しかし、水流がほとんどない所でやっているのでまさに体験って感じで、ダウンリバーじゃないのが惜しい。まぁ、水量不足で無理ですが、、、
今回はパックラフトで4.5㎞のコースを設定
パックラフト利用の川下りと言いたいとこですが、基本的に水量がありません。瀬は歩いて通過するケースもあるので、リバートレッキングってことにしておきます。そういう意味では、カヌーではなくパックラフトが適しています。
大曲スタートの大瀬橋の堰まで4.5㎞。時間的には半日コースです。時間があるなら更に下って矢部川合流ができそう。
ちなみに、アユ釣りの区間でもありますが、星野川は解禁直後でもない限り人は多くありません。
今回の水位は通常くらいです。およそ9割をパックラフト1割を歩きました。出発地点までは歩いて戻ります。一日時間があればバス利用で計画するのもいいかもですね。
大曲はバス停や蕎麦屋があります。橋のところから降りれるのでそこで準備して出艇。大曲は川が曲がっている場所なので、瀬があります。
流れが分かれてるので小さい瀬が連続しますが、沈するような所はありません。水量が無いので水圧が無いのです。沈したくてもできずに石に引っかかる。進めそうなら進んでもいいですけど、時間ロスにもなるようなら歩いて通過しましょう。
水深が無いのでガンガン歩きましょう!
しばらく進むと九州電力の堰があります。砂で埋まってますから普通に歩けます。ここはいったん、左に上がってパスします。
魚はたくさんいます。オイカワとかカジカとか。
乗ったり下りたいして進みますが、ほとんどの瀬が一応はパックラフトで下れそうな感じ。特別危険なところはないと思われます。水流は枝分かれが多い。
眼鏡橋が見えてくるとホタルと石橋の館のエリアに入ってくる。この先はまた橋があり、その下は大きな渕となっている。飛び込みスポット。
この先はおなじみの区間。水遊びの人たちを横目に見ながら、堰まで行きそこで上陸。
おつかれさまでした。
モデルコース
星野川下流域なら
- 大曲から大瀬橋4.5kM 今回のコース。
- 大曲から矢部川合流
星野川のもっと上流、星野村県内でも所々下れます。大きめの石が転がる綺麗で広い河原などもあります。
星野川沿いのバス
行きにバスに乗っていき、車などに戻ってくる方法ができます。
星野川沿いのバス停は上山内が一番下流です。それの先はすべて星野川沿い。
終点の浦から川下りで帰ろうとしても、一日で帰れるかどうか。。水量が豊富なら問題ないけど基本的にそれは望めません。
今回の装備リスト
- グリフォンラフト エクスプローラ
- 水筒
- マビックミニ ドローン
- DJIアクション2 アクションカメラ
- PFD 息で膨らむやつ
- nortikのパドル (ハンドパドルでもいける、次回下るらなそうする)
- 帽子
- スマホ防水ポーチ 絶対必要。あとで後悔するよ。
いかがでしたか?
いかがでしたか?はいこれ言いたかっただけです。お勧めかどうかという点では、パックラフト楽しみたいなら別の川がイイでしょう。でも、星野川を知りたいと思う人は下ってみてください。
パックラフトで清流を楽しめて最高でした。変化もあり退屈しません。ま、夏は水遊びするだけでも最高かもしれませんけど。
もっと上流でも楽しみたいけど、少し増水したら行ってみたい。